MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

FASHION

2022.10.08

新生フェラガモ。27歳の新世代デザイナーが手がける新作コレクションとは

2022年9月24日、イタリア・ミラノで「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」改め「フェラガモ(Ferragamo)」が2023年春夏コレクションのショーを開催。フェラガモの新クリエイティブ・ディレクター、マクシミリアン・デイヴィスが手がけるファーストコレクションが発表された。

フェラガモの2023年春夏コレクションのショー

TWICE・チェヨンなど世界中から500人以上を招待

2022年3月、フェラガモの新クリエイティブディレクターに27歳の新世代デザイナー、マクシミリアン・デイヴィスが就任。そのデビューコレクションである、2023年春夏コレクションがミラノ・ファッション・ウイーク中に披露された。ブランド名をショーの発表に合わせて、「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」から「フェラガモ(Ferragamo)」に改め、ロゴはこれまでのクラシックな筆記体から、太古の石刻文字からインスパイアされたというゴシック風で大文字の「FERRAGAMO」に刷新。ロゴのデザインはこれまでにも多くのブランドのロゴをデザインしてきたグラフィックデザイナーのピーター・サヴィルがデザインを手がけている。

コレクション会場は17世紀に建設され、現在ホテルのほかブティックやレストラン、ガーデンなどを含む複合施設「ポートレート・ミラノ」へと生まれ変わりつつある旧ミラノ大司教座神学校という特別な場所。バロックから新古典主義建築までの模範とされるほどの格式高い歴史的建造物が、フェラガモの新しいブランドカラーの赤一色に染まった。

新ディレクターによるデビューコレクションは、ファッションウィークのなかでも注目トピックのひとつ。今回のショーにはメディア関係者や顧客、セレブリティやインフルエンサーなど世界中から500人以上のゲストが招待された。

TWICEのチェヨン

TWICEのメンバーであるチェヨンも来場。会場周辺にファンが詰めかけるなど盛り上がりを見せた。

マクシミリアン・デイヴィスの初のコレクションは、ブランドの原点であるハリウッドが着想源。フェラガモの歴史と縁の深いハリウッドのカジュアルでありながらラグジュアリーな雰囲気を取り入れ、新生フェラガモのニューチャプターの幕開けを表現した。

シアーなニット、なめらかなシルク、オーガンジーのレイヤーが、ルネッサンス期を思い起こさせるスエードのサンダルや、洗練されたアクセサリーと合わせられ、幻想的なスタイルとして登場。創業デザイナー期にあたる1959年にフェラガモがマリリン・モンローのために作った、真っ赤なハイヒールにオマージュを捧げた、赤で統一されたルックも登場した。

新クリエイティブ・ディレクターに就任した27歳の気鋭の新世代デザイナー、マクシミリアン・デイヴィスが創り出す新生フェラガモ。メゾンの原点を感じさせながらも、これまでのブランドイメージを刷新する新たなフェラガモに期待したい。

■フェラガモ2023年春夏コレクションの全ルックはこちらから

ナオミ・キャンベルとマクシミリアン・デイヴィス

ナオミ・キャンベルとマクシミリアン・デイヴィス。

問い合わせ
フェラガモ・ジャパン TEL:0120-202-170

TEXT=ゲーテ編集部

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

2024年6月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ6月号』が4月25日に発売となる。今回のテーマは、安息と刺激が共存するハワイ。オアフ島に加え、ハワイ島、ラナイ島と3島にわたるアイランド・ホッピングを総力特集! 知る人ぞ知る、超プライベートリゾートから、新しくオープン&リニューアルしたホテル情報、最旬グルメ、死ぬまでに一度はみたい絶景、最新ゴルフ場事情など、今知りたいハワイを完全網羅する。 表紙は、ソロアーティストとして新たな道を突き進む、三宅健と北山宏光のふたりが登場。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる