2019年にセンセーショナルなデビューを果たした「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。時計文化を継承しつつ、ケースの構造や仕上げなどで独創的なスタイルを持ちこんだこの時計が、日常を華やかにアップデートしてくれる。
日常を彩る独創性
「CODE」は、Challenge(挑戦)、Own(継承)、Dare(追求心)、Evolve(進化)の頭文字を連ねた文字で、オーデマ ピゲの規範(コード)を継承するモデルという意味が込められている。そして11.59とは、新しい日が始まる1分前のこと「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」は、そんな意味深な名を持つ人気モデルだ。
ラウンドケースの間にアイコニックな八角形のミドルケースを挟みこんだ立体構造が特徴的で、細いベゼルの効果で正面からは繊細な表情が、そしてサイドからは大胆な個性が垣間見える。また、オーデマ ピゲらしい装飾技術を凝らした表現力も、見どころだ。
「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」は、デビューから5年で、素材使いや機構、あるいはダイヤル表現やカラーリングなど、あらゆるジャンルで多くのチャレンジを行ってきた。すなわちオーデマ ピゲのブランドとしての進化を示すモデルであり、ラグジュアリーウォッチの可能性を示唆する存在でもある。だからこそ、大きな野望を持ち、常に前進したいと願うビジネスパーソンに選んでほしい。きっと刺激的な日々が送れることだろう。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック|繊細なディテールのなかに大胆な個性を宿す
2023年リリースのステンレススチールモデルから、インデックスがすべてバータイプになり、よりモダンですっきりした見た目に。ムーブメントは自社製のCal.4302を搭載。約70時間のパワーリザーブを備え、使い勝手にも優れる。
さり気ない風防の視覚効果
極めて硬度が高く、透明度も高いサファイアクリスタルを風防に使用。反射防止加工によって視認性はクリアだが、表面と裏面で異なるカーブを描く「ダブルカーブ」のガラスになっているため、角度を変えると美しい光の効果でさまざまな表情のダイヤルが見られる。
光のグラデーションを演出するダイヤル
2023年から採用された新しいダイヤルデザインは、中央に行くほど凹凸が小さくなる繊細な表現が特徴。これは金型を使ったスタンピング技法が用いられている。そして美しいダイヤル「ナイトブルー、クラウド 50」は、PVD処理によって実現。光がつくりだす表情を楽しみたい。
腕元を華やがせるドレッシーな個性派ウォッチ
オーデマ ピゲのアイコンカラーである「ナイトブルー、クラウド50」をダイヤルに採用。華やかなピンクゴールドとの組み合わせはメンズウォッチの定番であり、知的な色気を持っているのでスーツスタイルとも好相性だ。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ|スポーティとエレガントの融合
スタンピングモチーフのグリーンカラーダイヤルで、センターロータータイプのクロノグラフながら、ケース厚は12.6mmと薄く仕上げている。テキスタイル調ラバー加工のストラップも軽やかな雰囲気だ。
角度によって表情を変えるユニークなケース
ムーブメントを収めるミドルケースは八角形で、その上下からラウンド型のケースを挟みこむという立体的な構造を考案。時計を見る角度によって、表情が変化する。ラグが中空構造になっているため、ミドルケースの細部を仕上げまで完璧に鑑賞できるのもこだわりだ。
計測機器としての機能性を高める
主に速度を計測するための目盛りである「タキメーター」をインナーベゼル上に配置することで、機能性を損なうことなくすっきりとしたデザインをつくる。また計測に関する12時間積算計と30分積算計にはゴールドの枠をつけており、計測機器としての個性もしっかりアピールする。
カラーリングの効果で腕元に個性を加える
オーデマ ピゲの表現力は、高級時計界のトレンドカラーであるグリーンに新しい個性を加える。PVD処理で着色した深みのあるグリーンに、明るいピンクゴールドを組み合わせることで、存在感と色気を引きだした。
独創的な時計を生みだす複雑時計製造の聖地
スイスには超複雑機構を専門に研究開発する時計工房があるのだが、そのなかで最も有名なのが「ルノー・エ・パピ(現オーデマ ピゲ ル・ロックル)」だ。時計愛好家にとっては、ある種の“神話”でもあるこの工房は、オーデマ ピゲに在籍していたドミニク・ルノーとジュリオ・パピというふたりの凄腕時計師が立ち上げた時計工房で、1992年にオーデマ ピゲの傘下に収まり、現在はその発展形である時計工房「マニュファクチュール・デ・セニョル」が、時計製造の中心地であるル・ロックルに設立された。
ここではオーデマ ピゲはもちろんのこと、他ブランドの超複雑機構の研究開発も行っており、さまざまなニーズに対応している。そのため、スイス時計業界でも最高の技巧派集団として、その名声は高まる一方だ。
「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」のハイコンプリケーションモデルに搭載するムーブメントもこの工房で開発されており、ここで培われた技術が、クロノグラフや三針オートマティックといった根幹ムーブメントにもフィードバックされている。そのためオーデマ ピゲの時計は常に魅力的に進化を続けることができるのだ。
職人技を体験できるAP LAB Tokyo
機械式時計の深淵なる世界をゲーム形式で学べる施設「AP LAB Tokyo」は、オーデマ ピゲの技術を深く理解するのにうってつけの場所である。
高級時計の楽しみ方はさまざまだ。実用性を重視する人もいれば、ファッションとして楽しむ人もいる。しかし技術や仕上げ、文化など、よりディープなところまで教養として理解を深めれば、さらに時計への愛情も深まるだろう。
オーデマ ピゲでは、スイス本社の横に美しいミュージアムをつくり、時計文化の発信地として公開している。しかし、もっと身近にスイス時計の伝統と文化を体感できるスポットが、東京・原宿に存在する。
「AP LAB Tokyo」は、エデュテインメント(エデュケーション×エンタテインメント)をコンセプトにした、世界初となるオーデマ ピゲの施設。時計は展示も販売もせず、同社の歴史や卓越した職人技など、機械式腕時計に関する知識を深めることが目的となる。
1階フロアでは、「TIME(時計)」「MATERIALS(素材)」「ENERGY(機構)」「CHIMING(音)」「ASTRONOMY(天体)」をテーマにした5つのゲームを用意。そのゲームに全問正解するとオーデマ ピゲ創業の地、スイスのル・ブラッシュの自然をイメージした2階フロアへと進み、専門の時計師にレクチャーを受けながら時計師体験ができる。ここではサテン仕上げやペルラージュなどの装飾技法が体験可能だ。
実際に手を動かして時計の世界に触れてみれば、オーデマ ピゲの時計たちがいかに精密につくられているかを実感することができるだろう。そしてそれが、時計愛をよりいっそう深めることにもなるのだ。
AP LAB Tokyo
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-9
TEL:03-6633-7000
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火曜
料金:無料(予約優先、予約なし入場も可能)
問い合わせ
オーデマ ピゲ ジャパン TEL:03-6830-0000
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モデル着用衣装(写真1枚目):ジャケット¥495,000、チーフ¥24,200(ともにイザイア/イザイア ナポリ 東京ミッドタウン TEL:03-6447-0624)、シャツ¥22,000(トゥモローランド)、パンツ¥33,000(トゥモローランド ピルグリム/ともにトゥモローランド TEL:0120-983-522) その他スタイリスト私物
モデル着用衣装(写真2枚目):ブルゾン¥748,000(イザイア/イザイア ナポリ 東京ミッドタウン TEL:03-6447-0624)、ニット¥24,200(トゥモローランド トリコ/トゥモローランド TEL:0120-983-522) その他スタイリスト私物