MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

WATCH

2024.04.17

自分好みにアレンジできる、ヴィンテージロレックス「GMTマスター Ref.1675」

連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第27回は、ロレックス「GMTマスター Ref.1675」を取り上げる。

「GMTマスター Ref.1675」正面カット

レアなパーツを掘り出して、唯一無二の1本に

ヴィンテージロレックスはパーツの整合性は当然として、そのコンディションが評価の基準として問われる。

とりわけミラーダイヤルの場合は、その傾向が顕著だ。

トロピカルダイヤル(長い経年変化により文字盤がブラウンチェンジしたもの)のモデルを筆頭に、極上の状態かつ超希少モデルであれば、数千万円はもちろん、億越えも十分にあり得る。

今回紹介するのは、ミラーダイヤルの「GMTマスター Ref.1675」。PCG(ポインテッド クラウン ガード)と呼ばれる、先端が尖った特別なリューズガードを採用した、1963年製の個体だ。

PCGケースのダイヤルは数種類あり、大きくはインデックスにサークルが入るパターンと入らないパターンがある。人気や評価は前者が上回るが、あくまで条件次第だ。

この個体の特筆すべき点は、コンディションとパーツにある。ミラーダイヤルの命であるダイヤルに加え、ケースの研磨が非常に少ない。

パーツの主役は、極太の書体を使ったブラックベゼル。ブレスレットはジュビリータイプで、ロレックスの“ビッグロゴ” が刻印されている。

「GMTマスター Ref.1675」はヴィンテージとしての価値が高いこともさることながら、都会的かつタイムレスなスタイリングが魅力の1本でもある。

パーツも豊富なので、ぜひ手に入れて自分好みのアレンジも楽しんでほしい。

問い合わせ
アフタ http://after.llc/

■連載「ヴィンテージウォッチ再考」とは
インターネットやSNSの普及からあらゆる時代の時計が簡単に入手できるようになった。そうはいったところで、パーツの整合性や真贋の問題が問われるヴィンテージウォッチの品定めは一筋縄ではいかない。本連載では、ヴィンテージの魅力を再考しながら、さまざまな角度から評価すべきポイントを解説していく。

↑ページTOPへ戻る

この連載をもっと読む

連載
ヴィンテージウォッチ再考

インターネットやSNSの普及からあらゆる時代の時計が簡単に入手できるようになった。そうはいったところで、パーツの整合性や真贋の問題が問われるヴィンテージウォッチの品定めは一筋縄ではいかない。本連載では、ヴィンテージの魅力を再考しながら、さまざまな角度から評価すべきポイントを解説していく。

TEXT=戸叶庸之

PHOTOGRAPH=高橋敬大

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

2024年6月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ6月号』が4月25日に発売となる。今回のテーマは、安息と刺激が共存するハワイ。オアフ島に加え、ハワイ島、ラナイ島と3島にわたるアイランド・ホッピングを総力特集! 知る人ぞ知る、超プライベートリゾートから、新しくオープン&リニューアルしたホテル情報、最旬グルメ、死ぬまでに一度はみたい絶景、最新ゴルフ場事情など、今知りたいハワイを完全網羅する。 表紙は、ソロアーティストとして新たな道を突き進む、三宅健と北山宏光のふたりが登場。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる