多忙なビジネスパーソンこそ、トータルで相談できる「かかりつけ」クリニックがあったほうがいい。それは一般的な医療のみならず、美容医療も然り。ひとつのクリニックで完結できれば時間の節約にもなるし、何より、中長期にわたり計画的にアドバイスしてもらえるのもメリットだ。モデル・役者としても活躍する落語家・瀧川鯉斗氏が「茉莉花クリニック銀座」を訪れ、“男性に優しい”美容クリニックの様子をリポートする。
エントランスから個室に直行。プライバシーは万全
「居心地のよい空間で幅広い美容医療を提供し、長く付き合える存在を目指す」。そんな理念を掲げる「茉莉花クリニック銀座」には、ビジネスパーソンの来院者が増加している。ファーストステップとも言える医療脱毛や点滴をはじめ、毛穴やしみ、たるみが気になる人向けの光治療や医療レーザーなど、あらゆる美容の悩みを相談する場となっているのだ。
なぜ、ビジネスパーソンに支持されるのか? その理由は、クリニックに足を踏み入れた瞬間にわかる。茉莉花クリニック銀座では、エントランスに到着したらすぐに個室へ案内される。そう、このクリニックは、他の来院者とは顔を合わせることがないシステムになっているのだ。
「プライバシーをしっかり保つことができて、とてもよいシステムですね。余計な気を遣ったり、煩わしさを感じることもない。エグゼクティブやVIPにも好評だというのも頷けます」とは、落語家の瀧川鯉斗氏。
上質なインテリアの個室に案内されてほどなくすると、看護師が現れた。この部屋で、カウンセリング・医師による診察・会計・施術と、すべての流れがワンストップで行われるのだ。
個室で診察を受ける。ここで医師としっかり対話
まずは看護師によるカウンセリングで、日頃の悩みや将来的に懸念していることなどを問いかけ、今の自分に必要なことは何かを知る。そののちに、医師が来室。さらに踏みこんでじっくり相談することで、医学的見地からのさまざまな提案が受けられる。
そして、現在の肌の状態を客観的に知ることも大事である。目視では肌状態が良好に見えても、肌の内部にトラブルの元が隠れていることはよくある話。茉莉花クリニック銀座では、「VISIA(ビジア)」という肌診断機を使って肌内部を解析し、その結果で肌が今後どのようになっていくか、おおまかな予測を立てることも可能だ。美容に関する専門的な医療機器を使って、総合的にアドバイスが受けられるところも、美容クリニックを利用する意義と言える。
「僕自身は今のところ大きな悩みはないのですが、その状態をキープするためにも、専門的な観点からのアドバイスを受けるのは大きなメリットがありますよね」(鯉斗氏)
「かかりつけ」の美容クリニックを決めておくと、計画的な治療提案をスムーズに受けやすくなる。過去との比較も容易だし、何より、一貫したサポートが受けられるのは、美容情報に乏しい男性にとっては心強い。
VISIA(肌診断機)で現状の肌解析と未来の予測
肌の内側を解析するのはとても簡単で、「VISIA」に向かって顎を置いたら準備は完了。キャプチャモジュールが顔の周りをゆっくりまわり、撮影・測定。カラー画像でしみ、シワ、毛穴、肌の色むらの様子がわかり、UV画像で今後肌表面に現れる可能性が高い隠れたしみ、ポルフィリン(ニキビのもととなるアクネ菌の代謝物)の状態を解析し、高速で画像キャプチャされる。
さらにVISIAは、クリニックでの肌治療やスキンケアの成果を定期的に観察・比較するのにも役立つ。かかりつけのクリニックの存在とともに、エイジングケア計画の強い味方となりそうだ。
現在40歳であり「無防備にサーフィンをしているので、今はよくてもそのうちしみが出てくるのでは? と秘かに心配している」と言う鯉斗氏。 その画像解析結果を見ると、肌年齢はそれよりもおよそ4歳若いという診断結果に。おまけに「隠れしみもほとんどありませんね。毛穴の開きもあまり目立っていないという結果が出ています」と大河原院長も驚く。
「現在は問題なくても、それに慢心して紫外線対策やケアに無頓着であれば、すぐにしみやシワのもとは蓄積されてしまいます。この状態を保つためにも、今から日焼け止めやサプリメント・医療レーザーによる肌治療など、地道に対策していくことをお勧めします」(大河原院長)
施術スタート。複数のメニューを同時進行して効率アップ
診察が終わり会計を済ませたあと、再び看護師が入室しテキパキと施術の準備を始める。
今回取り上げるのは、鯉斗氏のような美容医療初心者のエントリーメニューとしても適している「フォトフェイシャル」。フォトフェイシャルとは「光治療」と呼ばれるもので、IPL(Intense Pulsed Light)という光源を利用して、しみや肌の色むら・そばかす・くすみ・ニキビ跡・赤ら顔・小じわ・毛穴の開きなど、総合的な肌悩みに対応するもの。刺激や痛みが少なく、ダウンタイムもほとんど無いのが特徴だ。
フォトフェイシャルとひと口に言っても、その機器にはいくつかのメーカーや種類がある。茉莉花クリニック銀座はルミナス社の「ステラM22」という機器を採用している。しみや肝斑などの治療だけでなく、ニキビの炎症や毛細血管拡張症などにも対応し、赤みなどの“顔の色むら”も整えてくれるものだ。
顔全体に肌を保護し、滑りをよくするジェルを塗ってから照射するだけと、ステップもシンプル。施術時間は30分ほどだ。
「着替えも不要で、横になっているだけでいいんですね」と、鯉斗氏は意外そうに呟く。
また、時間が限られているビジネスパーソンに好評なのが、医療レーザーやフォトフェイシャル、医療脱毛などの施術と並行して受けられる点滴。スキンケアの施術と点滴を同時にすることで、内外から美肌に整えられる。メインの施術が終わった後は、横になったまま点滴が終了するまで休息タイムだ。
仕上げのマッサージ、そして和菓子と煎茶でリラックス
最後は肩や首、頭部を看護師がマッサ―ジ。暫しの時間ではあるが、多忙でマッサージに通うこともままならないビジネスパーソンにとってはとても好評なサービスだ。
すべてが終了した後には、宗家 源吉兆庵の和菓子と煎茶が振る舞われ、上質な甘味と日本茶で至福のひと時を過ごす。医療機関としての信頼とともに、ホスピタリティ溢れるおもてなしは、茉莉花クリニック銀座の大きなアドバンテージでもある。
かかりつけの美容クリニックはビジネスパートナーとよく似ている
「美容クリニックに来たのは初めてではないけど、やはり男性が行くとなると多少身構えてしまったり、緊張したりするもの」と語る鯉斗氏。個室で完結するシステムや、マッサージや茶菓子といったホスピタリティを感じる対応など、来院者が医療機関特有の張りつめた雰囲気を感じることなく過ごすための配慮に驚いたという。
美容に特化した専門家の意見を聞くことは、自分が肌に関してどう向きあうかの参考になる。自分の目線では気づかなかったことを教えてもらえたり、今の状態だけではなく今後どうなっていくかの予測をしてもらえたり。「かかりつけ」の美容クリニックを持つことは、美容に関する課題を一緒に考え、伴走してくれるビジネスパートナーを得ることと同義とも言える。
茉莉花クリニック銀座のような、すべてを把握し一貫して任せられるサポーター的存在があれば、時間的にも成果のうえでも、美容に関するパフォーマンスを最大限に上げることができそうだ。
(※1)VISIAとは
<治療方法>カラー写真とUV写真で顔を撮影し、肌の状態を分析する肌診断器。目視では確認できないしみやシワ、キメ、赤み、加えて肌年齢まで画像から解析することができます。肌診断の解析データを多数蓄積しており、蓄積しているデータの数は10万(内、日本人のデータは約11,000)以上にのぼります。それにより、自身の診断結果を同じ年齢層の平均値と比較することが可能です。
<副作用リスク>微弱なUV光を使用しますが、照射時間は一瞬のため悪影響が生じることはほとんどありません。
<費用>¥5,500 ※自由診療のため保険適用外
<未承認医薬品等>医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品医療機器です。
<入手経路>当院で使用するVISIAは、株式会社インテグラル経由で入手しています。
<国内の承認医薬品等の有無>国内においては同一の性能を有する他の国内承認医薬品医療機器はありません。
<諸外国における安全性等に係る情報>安全性に関する諸外国の報告はありません。
<公的救済政度について>公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度)の適用はありません。
(※2)フォトフェイシャルとは
<治療方法>IPLというマイルドな光を照射することで、表皮のメラニン色素や毛細血管にだけ反応して、しみや赤ら顔、毛穴、シワなどのさまざまな肌トラブルを改善していく治療法です。
<副作用リスク>
・施術直後〜3日間は、赤みやひりつきが出る場合があります。
・1週間程度はしみが濃くなります。
・まれに火傷や火傷跡が残ることがあります。
・色素沈着を引き起こす可能性があります。
<費用>トライアル価格¥19,800、通常価格¥29,800 ※自由診療のため保険適用外
(※3)幹細胞培養上清液点滴とは
<治療方法>サイトカインや成長因子が豊富に含まれる幹細胞培養上清液を点滴で投与することにより、抗炎症、細胞の機能修復、免疫調整、眼精疲労、発毛・育毛、しみ・くすみ改善などの効果が期待できます。
<副作用リスク>
・2、3針を用いるため軽度の腫れ、赤み、内出血、血管痛のリスクがあります。
・稀に局所や全身のアレルギー反応(掻痒感、発赤)、消化器症状(下痢・嘔吐など)があります。
・ヒト組織を原料としていることに由来する感染症伝播のリスクや未知の副反応が生じる可能性を完全に排除することはできません。
<費用>¥44,000〜¥480,000 ※量により金額は変動。自由診療のため保険適用外
<未承認医薬品等>当院で使用している幹細胞培養上清液は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
<入手経路>当院で使用する幹細胞培養上清液は株式会社ファーストクラス経由で入手しています。
<国内の承認医薬品等の有無>国内においては同一の性能を有する他の国内承認医薬品医療機器はありません。
<諸外国における安全性等に係る情報>安全性に関する諸外国の報告はありません。
<公的救済政度について>公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度)の適用はありません。