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2023.07.30

“訳あり不動産”の広報は元CA。転職を決意したきっかけとは

挑戦し続けるビジネスウーマンを紹介するシリーズ「In the Office」。今回は“訳あり不動産”を中心に取り扱うネクスウィルで、広報や営業、人事を担う女性。In the Office131。【過去の連載記事】

In the Office

「新しいことを学びたい」

空き家や再建築不可物件、共有で所有している不動産、事故物件などの”訳あり不動産”に特化したネクスウィルで働く彼女。実は2年ほど前に異業種から転職してきたという。

「元々はCAとして働いていました。小さい頃から英語が大好きで。英語を生かした仕事と考え浮かんだのがCAでした。そのため高校卒業後は、石川県能登の日本航空大学校に進学。その後、CAとして働き始めたのですが、しばらくしてコロナ禍となり航空業界は大打撃を受けました」

世界的なパンデミックによって、フライト数は激減。これまで世界中を飛び回っていた彼女が、これからの人生について考える時間を持った時に思ったのが「このままでいいのか」ということだった。

「航空業界のこと以外はまったく知らなかった。お金の知識もないし、デスクワークの経験もほとんどなかったんですよね。なので、転職して新しいことを学びたい、と思ったんです」

どこにしようかと悩んでいたところ、出合ったのがネクスウィルだった。

「不動産は生活と密着した仕事です。住宅のことはもちろん、お金や資産、相続など本当にいろんなものと関わりがあります。私も入社してからファイナンシャルプランナーの資格を取得したり、今は宅建の資格をとるために猛勉強中です」

そもそもネクスウィルがメインにしている“訳あり不動産”とは具体的にはどのようなものなのだろうか。

「空き家や、再建築不可物件、共有で所有している不動産、事故物件など普通に売ることが難しい物件をネクスウィルでは取り扱っています。空き家や事故物件についてはイメージしやすいかと思いますが、再建築不可物件は昔の建物によくあって、現在の建築基準法では違反になるために再建築ができないもの。共有で所有している不動産は、例えば夫婦でペアローンで家を購入した場合、共有持分というものになるのですが、どちらかが売りたいとなった時に、その片方の持分だけの購入も行っています」

そういった不動産は意外と多くあるようだが、まだまだ知られていないという。

「遺産相続でそういった不動産の相続で悩まれている方も多くいて。そんな方たちにもネクスウィルのことを知ってもらえるように、広報として会社の認知度アップに努めていきたいと思っています」

In the Office

Q1.特技や自慢できることはありますか?
――バイリンガルです

Q2.初対面の男性で気になるところは?
――気遣いの自然さ

Q3.理想の上司を有名人に例えると?
――志村けんさん

Q4.座右の銘を教えてください
――「Keep moving forward」

Q5.あなたにとって仕事とは?
――目標を与え、成長させてくれるもの

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In the Office

TEXT=ゲーテ編集部

PHOTOGRAPH=野﨑慧嗣

HAIR&MAKE-UP=三輪昌子

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