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GOLF

2022.08.20

実際に打ってわかった、アベレージアマこそ使うべきゴルフクラブ3選

ギアやレッスンプロに精通するゴルフライター出島正登氏と、ゴルフファッションとビジネスに注目しているゲーテ前編集長の二本柳陵介が注目のゴルフギアを吟味! ※2022年4月掲載記事を再編。データは掲載当時のもの。

PXG 0211 Z ハイブリットアイアン

1.すべての人がパフォーマンスを高められるPXG「0211 Z」シリーズ

アメリカの大富豪、ボブ・パーソンズが2014年に創業したゴルフメーカー「PXG」。「よい製品を作れなかったら、世に出すことはない」というボブの言葉どおり、革命的な開発を続け270を超える特許を取得してきた。

そんなPXGが日本市場で新たな革命を起こすために始動。その第一弾が「0211 Z」シリーズ。至高のクラブと評される「PXG」から発売されたエントリーモデルだ。

「今回の『0211 Z』は手打ちでもいけますよ! 特にアイアンは。やさしいですよ、本当に。ボールもかなり上がりやすい。前のPXGは二本柳さんが言うように『上手い人しか使っちゃダメ』みたいなイメージがあったと思いますが、今回のモデルは性能的にも価格的にもやさしくなりました」(出島)

「実際に本社(米国)に取材に行かせてもらったこともあります。ゴルフは創業者であるボブ・パーソンズが手がけている色々なビジネスのなかのほんの一角なんでしょうけど、スケールの大きさはインパクトがありました。PXGのパターは好きなんだよね。ロングパットが寄るイメージがあります」(二本柳)

PXG「0211 Z」シリーズ

PXG「0211 Z」シリーズ
Webの購入ページでは、「性別、年齢、利き手、身長」を選ぶことで、自分に合ったクラブの提案を行っている。1番ドライバー、4番フェアウェイ、5番ハイブリッド、ハイブリッド アイアン×6(6〜W、S)、パター(PXG 0211 LIGHTNING)+LIGHTWEIGHT CARRY STAND BAG(⿊×⽩)。「PXG 10点フルバッグセット」¥246,400【詳細はこちら】

 

2.驚くほど初速が出るキャロウェイ「ROGUE ST MAXドライバー」

「誰もが楽しめるように、誰もが打ちやすいクラブを提供する」。キャロウェイゴルフ創業者のイリー・リーヴス・キャロウェイがゴルフビジネスに参入した1982年当時、ゴルフはプロや一部の上級者しか楽しむことができなかった。より多くの人にゴルフを楽しんでほしいという創業者の想いは、「ROGUE ST MAX ドライバー」という形で現代まで受け継がれている。

「今回の『ROGUE ST』はすごい。実際に打ってみて感じたのは、ミスヒットしたときにほとんど距離が落ちなかったこと。芯に当たれば初速も上がって飛ぶのは当たり前なんですが、ミスヒットしても飛距離的に落ちなかったことに驚きました。キャロウェイ独自のAI設計による“FLASHフェース”が今回の『ROGUE ST』にも採用されているんですが、芯に当たらないアマチュアこそ恩恵を受けられることは間違いないですね。初速が出なくて悩んでいる人は『ROGUE ST』で女子プロ並みに飛ばせるかもしれません」(出島)

「ミスショットしても距離が変わらないっていうのは魅力的だなぁ。」(二本柳)

キャロウェイ「ROGUE ST MAX ドライバー」

ROGUE ST MAXドライバー
ミスフェースを許さない。インパクト時のパワーを逃がさず、しっかりとボールへ伝えてくれる。¥78,210~【詳細はこちら】

 

3.PGAツアーで人気のフジクラのシャフト「VENTUS TR」

1984年に日本国内外でリシャフトブームに火をつけたフジクラのシャフト。今年で創業121年を迎える藤倉コンポジットが1973年から続けるシャフト開発事業だが、当時の会長である松本重男がアメリカから持ち帰ったカーボンシャフトを研究し、試行錯誤を繰り返したことから始まった。今回紹介するのはフジクラが世界中のトッププロ、さまざまなツアーからのフィードバックをもとに完成させた「VENTUS TR」だ。

「リシャフトはアベレージアマこそやってみる価値があると思いますよ。シャフトだけでこんなにかわるの! って驚くレベルですよ。フジクラは文字通り日本のメーカーですが、このシャフトはいわゆる逆輸入品なんです。すでに米国では高い評価を得ています。『VENTUS TR』を試したら、かなりよかった。自分でもしなりを感じられて、タイミングが合わせやすかったです」(出島)

「日本の技術がアメリカで認められているってことだね」(二本柳)

フジクラのシャフト「VENTUS TR」

VENTUS TR BL 5-S
「Velocore Technology」のさらなる進化を追い求め、最外層に開繊クロス材を採用。より高いボールコントロールの安定性が実現した。¥55,000【詳細はこちら】

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Masato Ideshima
研修生を経てゴルフ出版社に勤務。現在はフリーライターとして、ゴルフメディアを中心に活動。国内男子のAbemaツアーのライターも担当。ゴルフ歴30年。ベストスコア70。研修生時代に工房をしていたこともあり、自身のクラブは自分で調整。年齢と共に効率良く飛ばせて、スコアが出せるギアを探し続けている。

Ryosuke Nihonyanagi
ゲーテ前編集長。長谷部誠『心を整える。』などベストセラー多数担当。長年、アコーディアの会員誌を製作。ゴルフ歴は6年。ギアは見た目派。ウエアは白が好み。スイングを綺麗するのが目標。ベストスコアは81。

TEXT=ゲーテ編集部

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