英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者のお話、第338回。

由来は足の動きの「楕円形」。米英で異なるマシンの呼び名
週に一度、日本語ベラベラのアメリカ人男性とオンラインで喋っています。彼はかつて日本に4年間住んでいて、現在はアメリカに帰国しています。せっかく苦労して身につけた日本語を忘れたくないと、こうして定期的に日本人と話すようにしているのだそうです。
その彼と話すようになって数年がたち、昨年めでたくご結婚されました。最近では奥さんがオンライン中の画面に映り込むことも多々あります。
先日は、自宅のトレーニングマシンに乗ってトレーニングする奥さんが終始背景に映っていました。
「奥さん、ellipticalに乗ってるんですよ」
アメリカ人男性はそう英語混じりの日本語でいいました。
「エルプティカル……?」
奥さんが乗っているのはどうみても、手足を前後に動かして上半身と下半身を同時に鍛える「クロストレーナー」です。エルプティカルってなんのことを言っているのかわからず意味を聞いてみたら。
Elliptical trainer=クロストレーナー
アメリカ英語では「クロストレーナー」とは呼ばす「エルプティカル」あるいは「エルプティカルトレーナー」と呼ぶそうです(ただし、イギリス英語ではElliptical trainerとは言わず、「クロストレーナー」でいいそうです)。
ellipticalとは、「楕円形の」という形容詞で、マシンに乗って足を「楕円形」に動かすことから、「エルプティカルトレーナー」と呼ばれるようになったとのこと。
そもそも英語で「楕円形」を説明しようと思ったことがないので、ellipticalという単語も知らなかったですが、elliptical orbit(楕円軌道)とかelliptical table(楕円形のテーブル)とか、そんなふうな言葉に使われるようです。
ちなみに、最近は私たちが会話をする30分間、奥さんはずっとelliptical trainerでトレーニングを続けていて、今週ですでに4週目となります。最初に画面に映り込んだ時より、若干スリムになったような気がしないでもないので、elliptical trainerが効いていると思われます。
そんなに効果があるなら、やってみようかな?と考え始めていますがそもそも私は運動嫌いなので特別な時にしか、トレーニングのモチベーションが上がりません。
特別な時というのは、失恋して「絶対見返してやる」と一念発起した時とか、海外出張でテンションが上がっている時くらいです。現在は一念発起もテンションアップも特にしていない状態なので、ジムで普通にクロストレーナーに乗る元気はありません。
でも海外出張に行った際は「おたくのジムにはElliptical trainerはあるかしら?」と聞いてみようかなと、少し思っています。

