シャンパンメゾン「ローラン・ペリエ」の精神を投影したフラッグシップ・キュヴェ「グラン シエクル」。シャンパンの本質は異なる特長の調和にある――その考えに基づく「アッサンブラージュ」という匠の技で、パーフェクトヴィンテージの創造に至った銘酒の魅力を、俳優・アーティストの坂東工が解き放つ。

約3万9000本から選ばれた、至高のシャンパン
200年以上の歴史を持ちながら、今もなお家族経営を貫き、ひたむきにシャンパンづくりを続けているメゾン、ローラン・ペリエ。なかでもフラッグシップ・キュヴェであるグラン シエクルは、世界的ワイン評論家・ジェームス サックリング氏が2023年に試飲した約3万9000本のなかから「Wine of the Year 2023」に選出。同ランキングにおいて、シャンパンでは初の100点満点を獲得するという快挙を成し遂げた。
今回、その味わいを堪能するのは俳優、アーティスト、さらに経営者という多彩な顔を持つ坂東工氏。
大学卒業後渡米し、クリント イーストウッド監督作品『硫黄島からの手紙』などのハリウッド映画に出演。近年はAmazon Primeの恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』の司会進行役としておなじみだが、アメリカ在住時から自ら狩猟・採掘したレザーやストーンを使ったアート制作を行い、帰国後は映画『真田十勇士』等の衣装制作を担当。現在もアート作品を次々と発表しているほか、クリエイティヴ制作会社MORIYAを起業するなど、さまざまな視点から人間の本質を追求するアーティスト、そして経営者として活躍している。

「ヴィンテージシャンパンの熟成期間は3年以上と聞きますが、グラン シエクルはなんと10年も熟成されているんですよね。さらに驚くのが、その歳月が若々しさも連れてきていること。不思議な感覚なのですが、フレッシュでありながら、さらに複雑さや強さ、エレガンスも感じる。余計なもの、いわゆる雑味がないのもすごく印象的でした」
グラン シエクルは、厳選されたグランクリュ(特級畑)のブドウを100%使用。最高品質となった年、いわゆるグレートヴィンテージを3つ選出し、アッサンブラージュ(ブレンド)する技術によって、バランスを追求した“完璧なる調和”を実現している。
「目指すものがあり、ただただそれを追求し続けただけ。でも、そのものづくりの精神が『Wine of the Year 2023』の受賞につながった。シャンパンメゾンとしての覚悟を感じますし、純粋に最高のものをつくりたいというクラフトマンシップから生まれた、納得の結果だと思います」

1977年東京都生まれ。MORIYA代表。日本大学芸術学部卒業後に渡米し、2007年に帰国。アメリカでネイティブアメリカンとともに生活した経験を背景に、2011年よりアート活動を本格化。映画『真田十勇士』(2016年)、NHK大河ドラマ『西郷どん』(2018年)などの映像作品で衣装制作にも携わる。ロールス・ロイス・モーター・カーズ 横浜、東京アメリカンクラブ、帝国ホテル東京などでのライヴアートやオークションを通じて活動の幅を広げ、依頼者のエネルギーを描く「オーラアート」をセッション形式で制作。これまでに受注形式で500点以上の作品を手がけている。
伝統や常識を超え、革新を続けるメゾン
ローラン・ペリエは1812年創立という歴史あるシャンパンメゾンだが、白ワインに赤ワインをブレンドするのではなく、ブドウの果皮を漬けこむマセラシオンという製法によりロゼの美しい色味・香りを生みだしたり、糖分添加をせず自然そのままの味わいを活かすノンドサージュという製法でウルトラ ブリュットを開発したりするなど、常に革新をし続けている。
「伝統にとらわれず理想のシャンパンを目指すという、その一貫した姿勢には尊敬しかないですね。僕もいち表現者として、常に、既存の概念を飛び越えていくというところは共感します」

その飽くなき探求心は、高級シャンパンとは単一のヴィンテージであるべきという考えが常識となっていた時代に大きな変革をもたらす。1950年代、当時の当主ベルナール ドゥ ノナンクールは常識をものともせず、「シャンパンの本質は異なる特長の調和にある」という考えに基づき、アッサンブラージュを追求。力強さ、エレガンス、フレッシュネスを併せ持つ、単一ヴィンテージでは成しえない“パーフェクトヴィンテージ”をグラン シエクルで表現した。
「道なき道を進む、まさに孤高なる挑戦だったのでしょう。誰も追求してこなかったシャンパンの本質を、自分たちの手で極めようという強い想いがあったからこそだと思います。
グラン シエクルが持つ力強さ、エレガンス、フレッシュネスも、本来なら交じり合わないものかもしれない。でも、それぞれが卓越した個性を持つからこそ、これまで培ってきたアッサンブラージュという匠の技によって、パーフェクトに調和する。本当に奇跡的ですよね」

自身を更新し続ける、終わりなきパーフェクトヴィンテージ
そんな品質本位の精神によって、家族経営でありながら、メゾンの販売規模は世界4位(容量ベース*)の売り上げを持つまでに成長。英国のチャールズ国王が即位した際、最初に“王室御用達(ロイヤル・ワラント)”を授与され、国王自らメゾンを訪問するほど王に愛されるシャンパンとなっている。
*2024年IWSRより
「今はグラン シエクル No.26が世に出ていますが、これからも、またその時点でのパーフェクトヴィンテージがつくられるわけですよね。そう考えると、グラン シエクルは目標に到達したらそこで終わりではなく『もっと先があるよ』と教えてくれるシャンパンだと思うんです。
僕が好きな禅僧・沢庵和尚の言葉に『到達したと思った場所こそ修行の始まり』というのがあるのですが、僕も“完成”って一生ないと思っているんです。納得することがないから、絶望と希望の繰り返しでもありますが、それでも常に自分自身を超えていくつもりですべてに取り組んでいます。

このグラン シエクルも、ただ美味しいとかただ祝杯を挙げるための存在ではなく、つくり手の強い覚悟が伝わる特別なシャンパンだと思うんです。困難を乗り越えた先に得られる、豊かさのようなものを与えてくれる。グラン シエクルは、自分とともにある、人生に不可欠な存在になると感じています」
坂東氏が味わいとその哲学に共感した、伝統と革新を体現するシャンパンメゾンが生みだすグラン シエクル。調和の美学がもたらす、芳醇さとフレッシュさ、複雑さと透明感、美しい余韻。そのすべてを表現した至高のシャンパンがここにある。

右:赤ワインと白ワインを混ぜてロゼをつくることが認められているシャンパンにありながら、“真のロゼ”をつくるべく、果汁とともに果皮を浸す「マセラシオン」という手間のかかる手法を敢えて選択。グラン シエクルに次ぐメゾンの特別なキュヴェ。ベリーのフレッシュな香りと凝縮したフルーツの味わいが愉しめる。「ローラン・ペリエ ロゼ」¥21,813/750ml(カタログ価格*)
*2026年3月31日出荷時点

Laurent-Perrier
1812年に創立。巨大資本傘下のメゾンが多いなか、メゾンの哲学を継承し続けるために現在にいたるまで家族経営を貫き、徹底した職人的ものづくりにこだわっている。前当主ベルナール ドゥ ノナンクールにより、卓越したアッサンブラージュの技術をもとに、シャンパンの本質を追求した独創的なキュヴェを創出。セラーマスターも、長い歴史のなかでこれまでわずか3人のみだったが、2025年、4代目のセラーマスターとしてオリヴィエ ヴィニュロン氏が就任。伝統あるシャンパンメゾンのさらなる革新が期待されている。
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