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2026.03.06

サントリー ローラン・ペリエ、世界的評論家が100点をつけた“完璧なる”シャンパンを生みだすメゾン哲学

世界的なワイン評論家・ジェームス サックリング氏が100点満点をつけ、2023年度のWine of the Yearに選んだ1本。それがシャンパンメゾン「ローラン・ペリエ」の「グラン シエクル No.26」だ。そのグラン シエクルの神髄に迫るべく、特別なイベントが開催された。

至高のシャンパン、グラン シエクルとは何か?

ジェームス サックリング氏をして「口内に電気が走るような衝撃」「エネルギーに溢れ、壮観で魅惑的。偉大なるワイン」とまで言わしめ、2023年にテイスティングした約3万9000本のワインのなかから「Wine of the Year 2023」に選んだグラン シエクル No.26。

各界からゲストを招聘し、この至高のシャンパンを味わうイベントが、東京・晴海のNOT A HOTEL OFFICEで開催された。その名も『The Art of Assemblage(ジ アート オブ アッサンブラージュ) 完璧を目指して:ローラン・ペリエの伝統と革新』である。

アッサンブラージュとは、個性の異なるもの同士を重ね合わせることで究極の調和を図り、ひとつの新しい価値あるものを生みだすこと。イベントは食による表現活動で知られる諏訪綾子氏の、アッサンブラージュを体験するパフォーマンスで始まった。

シャンパンの世界では異なるブドウ品種、異なる村、異なる収穫年のワインを重ね合わせることをアッサンブラージュといい、その作業には優れた感性や長年にわたって培われた経験が要求される。まさに芸術にまで昇華された匠の技である。

『The Art of Assemblage(ジ アート オブ アッサンブラージュ) 完璧を目指して:ローラン・ペリエの伝統と革新』
イベントはアーティストの諏訪綾子氏によるリチュアル(儀式)からスタート。ローラン・ペリエに関連するワードを諏訪氏が挙げ、ゲストはそれに合わせて3つの石を選び、水の入ったグラスに沈める。アッサンブラージュとは何かを五感を使って体感する試みだ。

グラン シエクルを生みだしたのはローラン・ペリエの前当主、ベルナール ドゥ ノナンクール氏。第二次世界大戦後、母マリー ルイーズ ドゥ ノナンクール夫人からメゾンを引き継ぎ、1950年代にはフラッグシップとなるプレステージ・キュヴェの創造に着手した。その当時、各メゾンが矢継ぎ早にリリースしたプレステージ・キュヴェは、いずれも単一収穫年のブドウのみから造られるミレジメ(ヴィンテージ)。しかし、「自然はひとつとして完璧な年など与えてはくれない」と考えた氏は、秀逸ながら個性の異なるヴィンテージをアッサンブラージュするという手法を思いつく。

アッサンブラージュによる「パーフェクトヴィンテージ」の追求である。

シャンパーニュ地方にある17のグランクリュのなかから11を厳選し、ブドウ品種はシャルドネとピノ・ノワールのみ。それも常に優雅さに秀でたシャルドネが優先される。そして「エレガントさ」「フレッシュさ」「力強さ」と、それぞれの個性が際立って表現された3つのヴィンテージを巧みにアッサンブラージュ。さらに10年以上の長期熟成を重ねることで複雑なフレーバーと味わいの奥行き、長い余韻を付加し、ローラン・ペリエの哲学を最も如実に体現した「グラン シエクル」が完成するのだ。

『The Art of Assemblage(ジ アート オブ アッサンブラージュ) 完璧を目指して:ローラン・ペリエの伝統と革新』
このイベントでMCを務めたのは坂東工氏。大学卒業後に渡米して演技を学び、2006年にはマーティン スコセッシ監督の『ディパーテッド』やクリント イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』に出演。2017年からAmazon Prime Videoの恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』で司会進行を務めている。また、2011年からアート活動も本格化。映像作品の衣装制作のほか、人や場所、もののエネルギーを絵画として表現するオーラアートを展開する。

テイスティングで紐解くアッサンブラージュの妙

今回のグラン シエクル No.26は、2012年を主体に2008年と2007年がアッサンブラージュされている。2012年はさまざま気候的問題に直面しながらも、結果として素晴らしく調和のとれたブドウが収穫できた秀逸年。冷涼な天候が続きながら完熟した2008年が際立つエレガンスを与え、早熟でシャルドネの当たり年となった2007年がしなやかさやまろやかさを補っている。単一のヴィンテージでは表現しきれなかった細かなディテールを、他のふたつのヴィンテージが浮き上がらせ、究極の調和へと導いていることは疑うべくもない。

螺旋を描きながら、黄金色の液体の中を静かに舞い上がる細かな気泡。グラスを鼻に近づけると、スイカズラや西洋サンザシなど繊細な白い花の香りに、レモンやカリンなどの爽やかな柑橘香。続いてジンジャーや生のヘーゼルナッツなど複雑なニュアンスが絡み合う。口に含めばフレッシュで快活な酸味がチョーク質の土壌を連想させるミネラルの風味とともに感じられ、さらに口の中にあふれ出す凝縮した果実味。アフターには焼きたてのクロワッサンを思わせる香ばしいフレーバーがオーバーラップし、旨味とともに重層的で多面的な余韻がいつまでも続く。

グラン シエクル No.26の口中に広がるミネラル感と旨味に合わせて、料理は「赤ウニの海水仕立て」。赤ウニのヨード感と濃厚な旨味、そしてほのかな塩気を伴う海水のジュレがさらにミネラル感を際立たせる。太古の昔、シャンパーニュ地方が海の底だったことを想起させるペアリング。

続いて登場したのは“No.25”。エレガントな2008年、フレッシュな2007年、骨格のある2006年の共演となる。黄金色は深みを増し、香りや味わいもより複雑な印象。炒ったアーモンドのような焙煎香がかすかに感じ取れる。その一方で生き生きとしたエレガンスは失われず、その長命さは驚くばかりだ。

さらに“No.24”のマグナムボトルがグラスに注がれた。フレッシュな2007年、骨格のある2006年、エレガントな2004年のアッサンブラージュ。マグナムは通常ボトルよりもゆっくりと熟成が進む。実際に色調やトップノーズのフレッシュさは“No.25”よりも若々しい。繊細で軽やかさがあり、テクスチャーはシルキー。その一方でフレーバーの複雑さ、味わいの奥行き、特に旨味の広がりにスケール感がある。これがマグナムマジックである。

『The Art of Assemblage(ジ アート オブ アッサンブラージュ) 完璧を目指して:ローラン・ペリエの伝統と革新』
上:2012年を核とする“No.26”に対し、2008年を核とする“No.25”は、熟成の違いから深みや奥行き、そして余韻が増幅。そんな“No.25”には「トラフグのポシェ ゆず風味」を。トラフグの繊細ながらじんわりと舌に広がる旨味が同調する。下:マグナムボトルでじっくり熟成が施された“No.24”には「媛っ子地鶏のロースト 白トリュフ」。長期間の澱(おり)との接触がもたらす旨味が、しっかりとした肉質の地鶏を受け止める。複雑で多層的なフレーバーは白トリュフの官能的な香りと響きあう。

“No.24”の余韻にひたったのも束の間、もう1本のグラン シエクルがサプライズで登場。「レ レゼルブ No.20」だ。マグナムに詰め、メゾンのプライベートセラーで20年以上寝かされた特別なグラン シエクルで、1999年、1997年、1996年のアッサンブラージュ。超絶的な奥深き味わいにゲストの誰しもが言葉を失った。

人の叡智で創り上げし、完璧さと品格

このイベントのMCを担当したのは俳優でアーティスト、Amazon Prime Video『バチェラー・ジャパン』の司会でも知られる坂東工氏だ。坂東氏がこのイベントを通して最も伝えたかったのはローラン・ペリエ、そしてグラン シエクルの「品格」だという。

「パーティやイベントで私が日頃から心がけているのは、品格を保ちつつ、お客様といかに愉しい時間を過ごせるか。ここに集うゲストの方々、素晴らしいシャンパンとともに味わうお料理、感覚を研ぎ澄ます諏訪さんのインスタレーション、すべてに品格があり、それらがアッサンブラージュされてパーフェクトなイベントとなりました」

またイベントにはグラン シエクルの生みの親であるベルナール ドゥ ノナンクール氏の孫娘、ルーシー ペレイル ドゥ ノナンクール氏も出席。

『The Art of Assemblage(ジ アート オブ アッサンブラージュ) 完璧を目指して:ローラン・ペリエの伝統と革新』
グラン シエクルのグローバルアンバサダーであるルーシー ペレイル ドゥ ノナンクール氏。ローラン・ペリエはわずか40年で販売規模を業界4位(2024年IWSR 容量ベース)に成長させながら、今なお家族経営を貫く数少ないシャンパンメゾンのひとつで、ルーシー氏はベルナール ドゥ ノナンクール氏の孫娘にあたる。

「グラン シエクルは自然が成し得ない完璧さを人の叡智で創り上げたもの。それには正確さ、直感、忍耐を伴う熟練の技が要求されます。アートにもたとえられるアッサンブラージュの技術を、私たちは大切に守りつないでいきます」

The Art of Assemblage。ローラン・ペリエのグラン シエクルとは、異なる個性を重ね合わせて生みだされる完璧な創造物であり、芸術作品そのものなのである。

 

ローラン・ペリエ ロゴ

Laurent-Perrier

1812年に創業したシャンパンメゾン。1939年にマリー ルイーズ ドゥ ノナンクール夫人が買い取り、第二次世界大戦後は次男のベルナール ドゥ ノナンクール氏が経営。先取の気質で数々の銘醸キュヴェを開発し、糖分添加をしないウルトラ ブリュットや、手間のかかるマセラシオン製法のロゼなどを生みだした。フラッグシップ・キュヴェであるグラン シエクルは、チャールズ国王が即位した際、最初に“王室御用達(ロイヤル・ワラント)”を授与されたシャンパンでもある。

 

 

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TEXT=柳 忠之

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