ギアやレッスンプロに精通するゴルフライター出島正登氏と、ゴルフのファッションに注目しているゲーテ前編集長の二本柳陵介が今注目のゴルフウェアをチェック! ※2022年4月掲載記事を再編。データは掲載当時のもの。
1.ファッション思考優位なゴルフウェア【オブシディアン】
ゴルフにもファッションにもこだわりとスタイリッシュさを求めるすべての人に向けたラグジュアリーゴルフブランドとしてスタートし、2021年夏の本格始動したオブシディアン。
2020年にロンハーマンでプレローンチしたときには、即完売が続出し、ゴルフにスタイリッシュさを求める、ファッショナブルなプレーヤーから大きな支持を得ていた。ファッション性を重視し、トレンド性の高いエレガントなウェアを提案する。
「ゴルファー仲間の間でも話題になっていました。ここまでファッション性を深く掘ったゴルフラインは初めてかもしれませんね。実際にスイングするときも肩から背中まわりを動かすのがとても楽だったんですよ」(出島)
「今までありそうでなかったブランドですよね。ゴルフウェアってこういうモノトーンでスタイリッシュなウェアが少なかった。素材の感触もすごく気持ちがいいし、ストレッチ生地で動くのがすごく楽。スプリットラグラン仕様っていうみたいで、スイングで大きく背中を動かすときとかにもストレスフリーに動かせる」(二本柳)
2.ストリート×ゴルフの最適解【TANGRAM】
フォトグラファー、ショップ&ブランドディレクター、ガーデナーなど、ジャンルや肩書きの垣根を越えて活動する熊谷隆志氏が2021年5月に立ち上げたゴルフウェアブランド「TANGRAM(タングラム)」。
紳士のスポーツであるゴルフは、その分、ドレスコードも多い。ある意味制約があるなかで「常にかっこよくある」という理念をかなえているのがタングラムのゴルフウェアだ。
「ゴルフウェアもストリート系を取り入れていますけど、最初はなかなか着こなすのは難しいと思ったんですよね。少しだらしなくみえるのかなって。でもタングラムはそんなことはなく、スマートに着こなすことができそうですね。僕も頑張って着こなしたいな(笑)」(出島)
「休みの日に、この格好でちょっとスーパーに行ったり、カフェに行ったり。そういうことができますし。<The ゴルフウェア>っていう格好だと、そういうことができないから、少し気恥ずかしくて。買い物行く前に、打ちっぱなしに行ったりとかもできちゃう。普段着に寄りそったテイストが気に入っています」(二本柳)
3.サーフ&ターフ! 圧倒的着心地のよさ【サタデーズ ゴルフ】
2009年に、サーフィンのテイストを取り入れたブランドとしてニューヨークにて誕生したSaturdays NYC(サタデーズニューヨークシティ)。ライフスタイルにおけるオン、オフを重視してきたブランドが新たにゴルフラインとして立ち上げたのがSaturdays Golf(サタデーズ ゴルフ)だ。ゴルフ場ではもちろん、ゴルフ場での移動、クラブハウス、普段着としても着用できるゴルフウェアだ。
「伸縮性がよくて材質も気持ちいい。それでいてシルエットが格好いい。着てみて、『あ、こういう感じもよいな。ありなんだな』って思いましたもん。僕が普段着るウェアは、だいたいぴったりしたものが多かったんですけど。このシルエットはよいなと思いましたね」(出島)
「実際に着てみたらすごく着やすかったし、感動しちゃったな。サタデーズ ニューヨークシティのウェアはゆとりがある。着ていてもまったく窮屈じゃないし、かといって全然だらしない感じにならないし。とにかく着心地がすごくいい。僕と相性がいいのかなとも思ったんだけど、出島さんもびっくりしてたね」(二本柳)
4.勝利を呼び込むアイヴォルのサングラス
ファッション、スポーツ、アウトドア等、様々なシーンをボーダレスに楽しむ人たちの為に「EYEVAN」が2017年に発表したアイウェアブランド「Eyevol」。「EYEVAN」の普遍的な造形をベースにし、よりアクティブなシーンに向けてフレームの軽さ、耐久性を兼ね備えた至高の逸品。テンプル、ノーズパッド部分には「TPE」素材を採用し、スポーツ時の激しい動きでもズレにくい。スポーツ、アウトドアに特化し、ファッション面においても抜け目がないのが「Eyevol」のサングラスだ。
「ゴルフのときに、あまりサングラスをするタイプではなかったんですが、『Eyevol』はつけやすいですね」(出島)
「やっぱり日本のブランドで、国内生産をしていて、日本人の骨格、鼻にすごく合います。ゴルフ以外でも、朝から夕方まで使えるのでとても汎用性が高いです。走っているときにズレないっていうのもすごくよいし、スイングしたときにもズレない」(二本柳)
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Masato Ideshima
研修生を経てゴルフ出版社に勤務。現在はフリーライターとして、ゴルフメディアを中心に活動。国内男子のAbemaツアーのライターも担当。ゴルフ歴30年。ベストスコア70。研修生時代に工房をしていたこともあり、自身のクラブは自分で調整。年齢と共に効率良く飛ばせて、スコアが出せるギアを探し続けている。
Ryosuke Nihonyanagi
ゲーテ前編集長。長谷部誠『心を整える。』などベストセラー多数担当。長年、アコーディアの会員誌を製作。ゴルフ歴は6年。ギアは見た目派。ウエアは白が好み。スイングを綺麗するのが目標。ベストスコアは81。