ゴルフギアは進化がめざましく、同時にゴルフファッションの多様化がここに来て一気に進んでいる。ギアやレッスンプロに精通するゴルフライター出島正登氏と、ゴルフのファッションに注目しているゲーテ前編集長の二本柳陵介が新作を解剖。第五回目、最終回の今回は、Saturdays Golf(サタデーズ ゴルフ)のウェアをご紹介! ゴルフギア連載はこちら
2009年に、サーフィンのテイストを取り入れたブランドとしてニューヨークにて誕生したSaturdays NYC(サタデーズニューヨークシティ)。ライフスタイルにおけるオン、オフを重視してきたブランドが新たなラインとして立ち上げたのがSaturdays Golf(サタデーズ ゴルフ)だ。ゴルフ場ではもちろん、ゴルフ場での移動、クラブハウス、普段着としても着用できるサタデーズ ゴルフのウェアをご紹介!
圧倒的着心地のよさ
二本柳 このジャケットはかなりびっくりしたね。とにかく着心地がすごくいい。僕と相性がいいのかなとも思ったんだけど、出島さんもびっくりしてたね。
出島 ものすごい良かったですよね。伸縮性がよくて材質も気持ちいい。それでいてシルエットが格好いいですからね。
二本柳 サタデーズ ニューヨークシティは、元々はサーフィンのテイストを入れ込んでいるブランドなんだけど、最近ゴルフのラインが始まったんだよね。気になっていてたんだけど、実際に着てみたら凄い着やすかったし、感動しちゃったな。
出島 ゴルフラインができたのは嬉しいですね。普段からサタデーズ ニューヨークシティは愛用しているのでゴルフでも絶対に着ると思います。
でも、サタデーズ ニューヨークシティってどのくらいの年齢の方がターゲットなんでしょうか。僕なんかが着ているとちょっと若すぎるのかなって思ったり。
二本柳 確かにターゲットはもっと若い層なんだよね。でも僕らだって着てもいいでしょう(笑)!
出島 僕、以前サタデーズ ニューヨークシティのウェアを着ていたら、知人から「なにそんな若いの着ちゃって」って言われたことがあるんですよね。だから少し気になっちゃって。
二本柳 若い人が着るイメージがあるんだろうね。デザインとかシルエットも若々しい感じがするし。
出島 そういう意味では、今のゴルフブームで若いプレーヤーが増えているから、ゴルフウェアの中でかなりいい流れになりそうですよね。
二本柳 最近、ショート袖でプチハイネックみたいなものって多いじゃないですか。あれって大体ぴたっとしているものが多いと思うんだよね。
出島 確かにそうですね。トレンドというか、ゴルフウェア全体をみてもタイトなものが多い印象です。
二本柳 でもサタデーズ ニューヨークシティのウェアはゆとりがある。着ていてもまったく窮屈じゃないし、かといって全然だらしない感じにならないし。
出島 そうなんですよ。着てみて、「あ、こういう感じも良いな。ありなんだな」って思いましたもん。僕が普段着るウェアは、だいたいぴったりしたものが多かったんですけど。あのシルエットは良いなと思いましたね。
二本柳 サタデーズ ニューヨークシティは本当にそこですよね。よく編集されているっていうか、考えられている。これからの若い人にはぴったりだなって思いますね。もちろん我々が着たって良いんです(笑)。
Masato Ideshima(左)
研修生を経てゴルフ出版社に勤務。現在はフリーライターとして、ゴルフメディアを中心に活動。国内男子のAbemaツアーのライターも担当。ゴルフ歴30年。ベストスコア70。研修生時代に工房をしていたこともあり、自身のクラブは自分で調整。年齢と共に効率良く飛ばせて、スコアが出せるギアを探し続けている。
Ryosuke Nihonyanagi(右)
ゲーテ前編集長。長谷部誠「心を整える。」などベストセラー多数担当。長年、アコーディアの会員誌を製作。ゴルフ歴は6年。ギアは見た目派。ウエアは白が好み。スイングを綺麗するのが目標。ベストスコアは81。