『北極星 僕たちはどう働くか』が2026年上半期の売上ランキングにも入っている西野亮廣さん。西野さんといえば、エンタメやビジネスの世界において数々の挑戦を仕掛けては新しい世界を見せてくれる人物の筆頭だ。当然、AIにも真っ先に触れ、第一線で使ってきた西野さんだが、この“AI第一”の時代に、真逆のアプローチを始めている!そこに、どんな勝算があるのか? 今回も、音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ)
今回は【珍獣のススメ】というテーマでお話ししたいと思います。
第262回
「AIを使うことの是非」の議論なんて、今だけ。これから先は、「“誰が”AIを使うか?」だ! コスパ・タイパは誰でも身に着けられるので、偏愛を極めて変なヤツになれ!」――ここから始まった西野亮廣の逆転劇!
「AIを使うことの是非」の議論なんて、今だけ。これから先は、「“誰が”AIを使うか?」だ! コスパ・タイパは誰でも身に着けられるので、偏愛を極めて変なヤツになれ!」――ここから始まった西野亮廣の逆転劇!

これはもう「偏愛」や「趣味」に分類される
「今は、こういう仕事が上手くいきそうな気がします」という話なんですけども…
これまでにも散々話してきましたが、今、CHIMNEY TOWNは『河口湖 音楽と森の美術館』の運営にかなりの体重を乗せています。
ここでの面白ポイントは、「べつに今、『美術館』が流行っているわけではない」というところ。
今のトレンドは言わずもがな「AI」でして、こうして「美術館」に関する発信をしたところでインプを稼げるわけでもありません。
もっと言うと、今、CHIMNEY TOWNがやっていることは「事業再生」というもので、この春からスタッフ総動員で、あちこち走り回っていますが、事業再生が必要なプロジェクトからお金をいただくわけにはいかないので、いわゆる「持ち出し」で、今のところ、ほぼほぼボランティアでやっているんですね。
整理すると、べつに「注目」が集まるような取り組みでもなければ、実入りの大きい取り組みでもない。
それでも毎週定例会議をおこない、毎週、河口湖に通って、もちろん交通費も宿も自腹。
そこに「コスパ」や「タイパ」などといった言葉はありません。
会社としては、少なくとも今の時点ではやればやるほどマイナスになるわけですが、それでも、僕も、CHIMNEY TOWNのスタッフも「おもろいなー」「おもろいなー」と言いながら、『河口湖 音楽と森の美術館』と向き合っています。
一点、「投資と思えばプラス」という考え方がありますが、現場で手を動かしている僕らは「投資」と割り切ってやっているわけではなくて、シンプルに「やっていることが楽しいから、夜遅くまでやっちゃう」という感じです。
なので、『河口湖 音楽と森の美術館』でイベントがあった夜は、2次会や3次会まで皆、残って、「次、何する?」「あそこを、もっと、こうした方がいいんじゃない?」みたいな会話を夜遅くまでやっていますし、なんなら、遅くまで飲んだ翌朝も、開館前に美術館に行って、館内を歩き回って、「もっと、やれることはないか?」と答えを探しています。
こうして喋っている間も、美術館に行きたくなっていて、これはもう「偏愛」や「趣味」に分類されると思います。
これから面白がられるのは、極めて「趣味」に近いもの
そして、ここからが本題です。
「コスパ」や「タイパ」の話をした時に人間の上位互換にくるのがAIであることは周知の事実で、そうなってきた時に、これから面白がられるのが、この「べつに誰から求められているわけでもないけどやっちゃうこと」や「とくに、お金になるわけでもないけどやっちゃうこと」といった、極めて「趣味」に近いものになってくるのではないか?という話です。
この手の「偏愛しか残らない」という話って、数年前からチョコチョコと聞こえてきていたと思うのですが、実際に自分がAIをガッツリと触りつつ、その一方で、「コスパ」「タイパ」ガン無視で進めているプロジェクトをやってみた結果、余計に思うのですが、後者は競合が出てこないから、どんどん積み上がっていくんです。
そして、世の中に見つかった時には、もう二番煎じが追いつけないぐらいの差が開いてしまっている。
今、「AIが書いた文章って、すぐ分かるから、やっぱり手書きで書くべきだよね」とか、それこそ、「エイベックスの松浦会長のnoteが実はAIで書かれていた」といった議論が方々で起こっていますが、その是非について議論するのなんてマジで今だけだと思っていて、まもなく、生まれた時から「AIテキスト」や「AI動画」を食べているAIネイティブが出てくるわけで、彼らからすると、AIは日用品でありインフラであって、その是非を問うものでも何でもない。
2年以内にその時代が来ることは間違いなくて、だからこそ、今のうちに「他の人が、コスパ悪くてやってられないけど、自分だけは夢中になれること(意味のないこと=趣味)」を見つけて、2年ほどかけてコツコツ積み上げておいて、AIによって「コスパ・タイパを極めし人」が世界を埋め尽くした時に、「すんません。この間、自分は、こんなものを作ってました」と見せ物小屋的な、珍獣的なコンテンツを出すのが良さそうです。
道具が揃って、道具の機能で差をつけられなくなった時代に最も必要なのは「ポジション」で、議論の中心は「AIを使うことの是非」ではなく、「誰がAIを使うか?」になってくるので、とっとと趣味を見つけて変なヤツになっておくことをオススメします。
最新のお知らせ
『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のDVD &Blu-rayの発売が決定

CHIMNEYTOWNカレンダー2027、予約受付中!

河口湖にて、起業家たちによるガチンコ・プレゼンショー『投資村』の公開収録!
起業家たちが、自らの事業と向き合い、事業を立ち上げ、資金を集め、実際に運用していくまでの過程を追いかける“事業ドキュメンタリー”です。喧嘩や説教コンテンツではなく、ガチンコでビジネスが生まれる瞬間に立ち合いませんか? 2026年9月19日(土)16時30分~ 『河口湖 音楽と森の美術館』にて。出演、西野亮廣ほか。チケットはこちら
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の追加上映、イベント上映などが続々決定!
・8月8日(土)~ 山口県周南市「シネマ・ヌーヴェル」で復活上映
・9月11日(金)~ 兵庫県「豊岡劇場」で公開スタート
※9月11日(金)に舞台挨拶
西野亮廣の原画が常設展に! 河口湖音楽の森美術館にてスタート
詳細はこちら

『映画 えんとつ町のプペル』を誰でもイベントで上映できるようにしたい!
「『映画 えんとつ町のプペル』上映会を開催できる権利」がクラウドファンディングのリターンに! 詳細はこちら
※こちらは『映画えんとつ町のプペル』(2020年12月公開) に関するクラウドファンディングです。『映画えんとつ町のプペル~約束の時計台~』(2026年3月公開)の上映権ではありませんのでご注意ください。

■「5分でふりかえる『えんとつ町のプペル』」というミニ番組も配信中!
祝! 西野亮廣共同プロデュース作品『キャッツ ~THE JELLICLE BALL~』が第79回トニー賞で3冠達成! 演出賞・振付賞・衣裳デザイン賞を受賞

注目のビジネス書
■毎週キングコング【教えて西野先生】で『北極星』を楽しもう!

■とっても大切な「モチベーションの話」
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ミュージカルのお知らせ
■ミュージカル「えんとつ町のプペル」密着ドキュメンタリー【BackStory】
映画のお知らせ
■NEWS! コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』が、海外の映画祭で続々受賞!
【 フォトフィルム国際短編映画祭(トルコ)】
・ 最優秀作品賞(Best of Best Festival Film)
・ ストップモーション部門最優秀賞(Best Stop Motion)
【オーフス映画祭(デンマーク)】
・最優秀短編アニメーション賞(Best Animated Short)
【デザートスケープ国際映画祭(アメリカ・ユタ州)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)
【ハリウッド短編映画祭(HOLLYWOOD SHORTSFEST 2025)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)
【札幌国際短編映画祭(日本)】
・最優秀作曲賞(Best Original Score)
・アニメーション特別表彰(Special Award for Animation)
【ニューポートビーチ映画祭(アメリカ)】
・ アニメーション短編部門審査員賞(Jury Award for Best Animated Short)
【グローバルステージ・ハリウッド映画祭(アメリカ)】
・最優秀短編映画賞(Best Short 2024)
■NEWS! 第97回アカデミー賞(米)の短編アニメーション部門のショートリストに選出されました!
監督:堤大介(トンコハウス) 脚本:堤大介氏と西野亮廣の共同制作 プロデューサー:松本紀子(ドワーフ)
西野さんの『ボトルジョージ』に対する想いとは? こちらをチェック!

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■CHIMNEY TOWNが運営するクラウドファンディング【PICTURE BOOK】

「挑戦する人」と「応援したい人」が集まる オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を運営しているCHIMNEY TOWNが作った、クラウドファンディングのプラットフォームです!
イベントのお知らせ
『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定!
『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。
- 9月30日(水)に千葉
- 10月15日(木)に広島
- 10月28日(水)に大阪
- 10月29日(木)に青森
- 11月18日(水)に長野
- 11月19日(木)に大阪
- 11月24日(火)に宮崎
- 11月30日(月)に栃木
私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。

