美食を探求する四兄弟・秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2026」。会員制や限定オープンのお店……そこはメディアやSNSでは目にしない、許されたゲストのためだけの特別な場所。「弩級のエクスクルーシブ」から、今回は東京・西麻布の「瀧川」を紹介する。

秋元「焼肉というジャンルを超越した、圧巻の食体験に心が震えます」
大衆から高級まで、多くの焼肉店がしのぎを削る大阪で密かに食通の話題を集める店がある。そこは会員とその同伴者のみが足を踏み入れることができる特別な食空間。「想像のはるか上を行く唯一無二の店」という噂が一部の焼肉マニアの間で囁かれていたが、オーナー自らが月に7日間のみ東京に赴き、ゲストをもてなす店が西麻布にオープン。会員制という枠を取り払い、肉好きを未知なる美食の領域へと誘う8席のみのスペシャルシートを目指したい。
秋元 東京には大好きな焼肉店がいくつかあるのですが、初めてうかがった時、ここはすごいと圧倒されました。西麻布の星条旗通りにある『瀧川』は、焼肉が好きな人ほど感動するお店だと思います。大阪の西天満にある本店は会員制なのですが、西麻布は誰でも予約可能。ただし、営業は月7日間のみです。
小山 イントロだけでもすごさが伝わってきます。
秋元 オーナーの瀧川さんは、いい意味でドがつく肉の変態なんです。普段は大阪の会員制の店にいらっしゃるのですが、西麻布の営業日にはとびきりの肉を携えて上京されます。
見城 なるほど。だから日にちが限定されているんだね。

秋元 はい。皆さんもお好きだと思うので、ぜひご一緒したいです。僕はコース序盤に出されるユッケで腰を抜かしました。
見城 そんなに!?
秋元 最初に今日のお肉を塊の状態で並べて見せてくれるのですが、大阪の店で独自の手法で熟成させて、その日に美味しさが最高潮になるように手入れをしたのだなということが伝わってきます。そこから瀧川さんが肉を切りだして焼いてくれるのですが、焼肉という概念を超越した料理を味わっているのだと部位ごとに感動します。
泉州の新玉ねぎと無農薬レモンの薬味をのせたタンや味噌だれでいただくヒレなど、その時の個体の状態に合わせた食べ方をさせてくれるのも心を摑まれますし、〆を飾るスパイスカレーと冷麺も素晴らしい。毎月でもおうかがいしたいです。
瀧川/Takigawa
本店は会員制だが(新規募集は休止中)、西麻布店の予約はInstagramから受け付け。毎月20〜30日までの期間で7日間のみ営業。店舗内にワインバーも開設予定。
住所:東京都港区西麻布1-4-44 シグマ西麻布Ⅱ2F
TEL:非公開
営業時間:昼と夜の2部制(スタート時間はリクエストに対応可)
定休日:店主の在店時は無休
座席数:カウンター8席
料金:おまかせコース¥55,000〜
instagram:@nishiazabu_takigawa
この記事はGOETHE 2026年10月号「総力特集:レストランなくして人生なし ゲーテイスト2026」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら










