百戦錬磨の経験を積んだ料理人だからこそ生みだせるブレのない美味と食べ手の気持ちに寄り添う居心地。何も考えずに「旨い」と感動できる2軒から今回は、東京・本郷のビストロ「Bistrot 石箱」を紹介。

気軽と美味をかなえてくれる日常の食事の理想形
都内のフレンチで7年ほど基礎を積んだのち、ベルギーの2つ星フレンチ「L’Eau Vive」で8年間スーシェフを務めた箱石和行氏が満を持して開いたのは、「自分が日常的に行きたいと思うような店」。つまり、繁盛店だけれど、ふらっと立ち寄れる。アラカルト中心で好きなものを好きなだけ。ワインもあるけど、美味しいビールもあるという使い勝手抜群の店だ。
フレンチビストロにこだわっているわけでもなく、シェフは「僕が今まで食べてきたなかで美味しいと感じた料理や食材をお裾分け、みたいな料理もあれば、常連の方にこんなの食べたいとリクエストされて定番になった料理もあります」と話す。
2度揚げにするベルギースタイルのポテト「フリッツ」、ギリシャで出合ったヨーグルトのディップ「ザジキ」、スウェーデンで食べた「サーモンマリネ」など美味しい思い出の味の数々を、伝統はリスペクトしつつ、細かい工夫を凝らして誰もが「旨い」と唸る箱石スタイルに昇華。完成度が高く、また食べたくなる味のオンパレードなのだ。
オープンしたばかりだが、箱石シェフの人間味と料理に魅せられたリピーターですでに賑わっている。
Bistrot 石箱/ビストロISHIBACO
住所:東京都文京区本郷3-33-3 本郷ビル1F
TEL:03-3868-3359
営業時間:18:00~23:00
定休日:月曜、不定休あり
座席数:カウンター4席、テーブル8席
料金:アラカルト中心、コースもあり(¥6,700・¥8,400)
Instagram:@bistrotishibaco





