装いは、自分を映しだす鏡のようなもの。だが、真に似合う服の答えは、自分だけでは、そう簡単には見つからない。数多の著名人を手がけるスタイリスト島津由行氏の視点が引きだした生駒龍史氏の新たな輪郭とは……。記事末では、島津氏にスタイリングしてもらえるGOETHE LOUNGE(ゲーテラウンジ)会員限定の特別企画への参加者も募集中だ。

縦長の新シルエットで未知の自分を発見
経営者にとって、服は単なる装いではない。生駒龍史氏は「ビジネスにおいて、服装はスキルのひとつ」と捉え、会食や商談など、その場と相手に応じて、装いを選ぶことを大事にしている。高級日本酒ブランド、SAKE HUNDREDを率い、富裕層と接する機会も多い。だからこそ意識するのは、相手に失礼のない印象を残す装いだ。
「上質で清潔感があって、さらに華やかさがある。そのバランスを常に気にかけています」
そんな生駒氏にスタイリスト島津由行氏が選んだのは、プラダのコートを軸にしたモダンなスタイリング。初対面の印象を「知的で穏やかなお人柄。コンサバティブより、モード寄りの構築的な服が似合うと思いました」と振り返る島津氏は、敢えて本人が普段なら選ばない、エレガントな方向へと舵を切った。

島津由行/Yoshiyuki Shimazu
スタイリスト。1959年熊本県生まれ。CM、雑誌、広告媒体を中心に、多くのセレブリティやミュージシャンなどのスタイリングを担当。また、ファッションディレクターとして、数多くのクリエイティヴを手がける。柔らかな物腰と、ファッションやカルチャーに関する豊富な知見で、業界内外にファン多し。
伝統的なダブルブレストコートを現代的に再構築した1着に合わせたのは、意図的にヴィンテージな風合いを加味したコットンのオーバーシャツ。端正なテーラリングに、袖口から長くのぞかせたダブルカフスが、軽やかな違和感を添える。
「自分では選べないし、着方もわからない。でも、一度袖を通してみると、しっくりとなじんで見えるのがいいですね」
生駒氏が特に惹かれたのは、その大胆な袖口の見せ方だ。品がありつつ、遊び心がある。その感覚は、SAKE HUNDREDの酒造りにも、どこか通じる。
「日本酒も、バランスがいいだけだと印象に残りません。味覚チャートのひとつを敢えて立たせることで違和感が生まれ、それが記憶として刻まれる。服も日本酒も、整えるだけでは心を動かさないと感じました」
島津氏は、「似合う、ということは、すでに知っている自分をなぞることではないんです。初対面だからこそ、知らない部分を引きだせる。意外性や客観性が生まれるんです」と加える。
スタイリングのプロの視点が、“ストライクゾーン”を、少しだけ外側に広げる。その瞬間、似合う服は自分らしさを縛るものでなく、新たな自分へと踏みだす絶好の装置となるのだ。
「経営者らしい仕立てのいいスーツもアリですが、生駒さんのSNSを拝見すると、普段からモダンな装いをしていらっしゃる。なので、コートでエレガントな要素を添えたら、すごくお似合いになると思って」(島津)。「コートは着ないのですが、スタイリングしていただいた姿を見たら、こんな自分もいいかもと思いました。自分らしさが少し広がった感覚があります」(生駒)
GOETHE LOUNGE 会員限定 Special Offer
スタイリストの島津由行氏にスタイリングしてもらえる特典を2名様に。下記のボタンからご応募いただき、当選した会員の方に、島津氏のスタイリングでポートレートを撮影。2027年5月号にご登場いただきます。
【募集要項】
募集枠:2名様
対象: 企業の代表取締役・役職者・事業オーナーなどの経営者・エグゼクティブの方
撮影場所: 東京都内のスタジオまたはロケーション(※決定後に詳細をご案内します)
費用: 参加費・スタイリング費・撮影費は無料(※撮影会場までの交通費・宿泊費等はご自身の負担となります)
スケジュール(予定):
2026年12月31日 応募締切
2027年1月15日 当選通知
2027年2月中 スタイリング&撮影
2027年3月発売の『GOETHE2027年5月号』に掲載
【応募締切】2026年12月31日(木)23:59まで
生駒龍史/Ryuji Ikoma
Clear Inc.President/CEO&SAKE HUNDRED Brand Owner。1986年東京都生まれ。大学卒業後、2年間の法人経験を経て独立。「日本酒の未来をつくる」を掲げ、2013年にClear Inc.を創業。高級日本酒ブランド、SAKE HUNDREDを立ち上げ、日本酒の新たな価値を創出。2026年9月14日に、2年ぶりの新商品「来火」が発売されたばかり。
https://jp.sake100.com



