美食を探求する四兄弟・秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2026」。会員制や限定オープンのお店……そこはメディアやSNSでは目にしない、許されたゲストのためだけの特別な場所。「弩級のエクスクルーシブ」から、今回は都内某所の「blank(ブランク)」を紹介する。

秋元「思い出の味を山田君の感性でさらに美味しく再現してくれる」
小山薫堂氏がプロデュースする限定50人の会員制ビストロ。「予約が取れない」「シェフの作品をありがたくいただく」「高額」という昨今の人気店の逆をいく、「いつでも予約が取れる」「我儘を聞いてくれる」「誠実な価格設定」を目指している。店名の由来は「豊かな人生には上質の空白が必要である」という自らの思いから。
見城 会員になっている人に連れていってもらって初めて知ったよ。俺たち7年も内緒にされていたんだよね、秋元。(笑)
秋元 ほんとですよ!(笑)
小山 すみません。オーナーが「ゲーテ」の競合雑誌「Forbes JAPAN」の会社の代表で言いだしにくかったうえに定員50名もすぐに埋まってしまって……。
見城 ようやく会員にしてもらえて行きたい時に行けるように。大好きなお店がひとつ増えたよ。
秋元 コンセプトがさすが薫ちゃん。自由度が高いよね。
小山 「予約が取れない」「シェフの作品をありがたくいただく」「料金が高い」という昨今の人気店の真逆で、「行きたい時に行けて我儘を聞いてもらえる適正価格の店」です。
見城「僕好みの味・料理をドンピシャでつくる山田君の才能に脱帽」
中田 客の我儘ってどのくらいまで許されるんですか?
小山 産地から送られてきた食材を持ってきて「何かつくって」とか、「あそこで食べたあの味を再現して」とか。僕はコンビニで冷凍ピザを買って「何か足して美味しく食べさせて」なんてお願いもしています。
見城 食べたい料理を僕の味の好みまで察知してつくってくれる。シェフの山田君は絶対味覚の持ち主なんだよね。
秋元 福内商店の「口福コロッケ」、クルーズ船「飛鳥」の名物「ドライカレー」の再現も完璧。元ネタをリスペクトしつつ、山田君の解釈も加えて誰もが美味しいと唸る味に。舌の記憶力、再現力が素晴らしいよね。料理界のAIのようなシェフ。
見城 山田君はもともと薫ちゃんの運転手だったとか。
小山 作家志望としてうちの事務所に入ったことがきっかけ。ある時、朝ごはん買ってきてってお願いしたら手作りしてくれたのがすごく美味しくて、料理人の道を薦めたんです。
見城 それは大正解だね!
blank/ブランク
人生の余白(ブランク)を楽しむ大人たちが自由に好きな人と好きな料理を楽しむ大人の社交場。定員50名を厳格に守っているため入会はかなり困難。料理人の山田ゴロー氏は、味覚と視覚がつながって味が形に見えたり、嗅覚と視覚がつながって匂いが色に見える“共感覚”の持ち主。
住所:東京都内某所
TELほか会員募集情報は非公開
この記事はGOETHE 2026年10月号「総力特集:レストランなくして人生なし ゲーテイスト2026」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら







