レストランを愛してやまない秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2024」から、秋元康イチオシのイタリアンをピックアップ! ※GOETHE2024年7月号掲載記事を再編。
1.fileja|炭水化物好きの秋元康を魅了した、穴場イタリアンのパスタ
江戸時代後半は“職人と商人の町”として栄えた岩本町。夜になると行き交う人もまばらになる静かな裏通りに店を構える『fileja』は、パスタが主役のイタリアン。職人の真心と技を体感できるコースを提供する。
店名はイタリア語で“情熱”の意味。イタリアには650種以上のパスタ料理があるといわれており、「形状だけでも100種以上の引き出しがある」と実山シェフ。パスタができあがるまでの工程を眺められるカウンターで心が弾む時間を過ごしたい。2回目以降は倍量オーダーが可能なパスタもあると聞けば、通う楽しみも倍増。
2.unito|ファッショナブルでリーズナブル! 中目黒のベネズエラン・イタリア料理
中目黒で長きにわたって愛されてきたイタリアン『カシーナ・カナミッラ』が2024年3月、店名を変えてリニューアル。ベネズエラで幼少期を過ごした岡野健介シェフが、南米の食材をエッセンスに使い、個性あるイタリアンに仕立てる。
店名の『unito』は、「つなぐ」の意味。シェフが修業したイタリアの郷土料理と技法、日本の食材、そして出身地の南米の食材や料理法をつないでオリジナルを生みだしていくという気持ちが込められている。
3.イタリア料理 今井|秋元康がどうしても行きたかった、予約困難な芦屋の人気店
大阪と神戸の間に位置する“阪神間エリア”のなかでも、個性豊かな美食店が集まる芦屋。舌の肥えた地元の人々から人気に火がつき、全国の食通が焦がれる存在に。現在、予約は1年待ちという『イタリア料理 今井』には、食いしん坊を虜にする魅力が詰まっている。
イタリアのピエモンテやエミリア=ロマーニャでも研鑽を積んだシェフとあって、豊富なイタリアンの知識をもとに自由にアレンジするのはお手のもの。ワインやその他ドリンクを含むコースには8品前後が登場。2024年の予約はすべて埋まっているため、2025年1月以降にインスタから問い合わせを。