美食を追求する秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」から、わざわざ足を運びたい全国各地のデスティネーション・レストランをピックアップ! ※GOETHE2023年8月号掲載記事を再編。
1.6 SIX|沖縄・古宇利島のフレンチ、見城徹「72歳にして出合った、最高のレストラン」
名古屋の予約困難店として名を馳せた『イ レテ テュヌ フワ』の小杉浩之シェフが新たなインスピレーションを得るべく2018年に沖縄に開業。その唯一無二の味を求め食通が訪れる。
美しい海を望む高台に位置する。コースの品数はその時々により増減することも。ドリンク類はワイン、日本酒など幅広く取り揃えている。
2.カテクオーレ|究極のフレッシュさ! その場でゼロから作る、佐賀のイタリアン
福岡市内からクルマで1時間強、伊万里の駅から徒歩10分の場所にある、今、密かに話題を集める牛料理をメインとするイタリアン。オーナーシェフの湊純也氏は国内外で研鑽を積み、13年前に伊万里に移住。しばらくは畜産業に専念し、牛と自然とともに暮らした後、2015年に『カテクオーレ』を開いた。
ワインはブルゴーニュや九州産など、クラシック、ナチュールを織り交ぜたセレクト。佐賀や糸島の日本酒も取り扱う。ペアリングあり。
3.GohGan|世界的トップシェフ二人が組んだ、福岡のイノベーティブな食空間
アジアを代表するふたりのシェフがタッグを組み、今までになかった食空間をつくると開業前から話題に。ガガン・アナンドと福山剛――ジャンルも国境も超えて友情を育んできたトップシェフによるレストランに、世界中から熱視線が集まっている。
福岡「010 BUILDING」は、食とエンタテインメントが融合した施設として2022年末にオープン。3階に福山シェフが腕を揮うターブルドットの『Goh』が入る。
4.モリエール モンターニュ|北海道の旬を五感で味わう、至高の創作フレンチ
日本を代表するリゾートとして知られるニセコは、美食の宝庫でもある。北海道の里山風景を想起させる料理をコースで供する『モリエール モンターニュ』は、その筆頭格。土地の魅力を五感のすべてで味わえば、豊かな体験に心が揺さぶられる。
日本の“地産地消”の先駆けとして脚光を集めた『モリエール』中道博シェフの哲学が息づく。
5.La BOMBANCE 古宇利島|大自然のパノラマビューと沖縄食材が中心の創作和食
沖縄・古宇利島の高台に2021年に開業したラグジュアリーホテル『One Suite THE GRAND』のメインダイニングとしてオープン。やんばるの地ならではの創作和食が堪能できる。