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2023.07.04

モリエール モンターニュ|北海道の旬を五感で味わう、至高の創作フレンチ

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。旨いものがあると聞けば遠くとも足を伸ばす。デスティネーション・レストランを紹介する。今回は北海道・ニセコの「Molière montagne(モリエール モンターニュ)」。

「モリエール モンターニュ」の北寄貝

北寄貝(すべての料理は¥16,500~のディナーコースの一例)。日本一の水揚げ量を誇る苫小牧の北寄貝を、真狩村近隣で収穫される旬の野菜とともに。

中田英寿「旬の道産食材の魅力を、シンプルに伝えるセンスに感動」

日本を代表するリゾートとして知られるニセコは、美食の宝庫でもある。北海道の里山風景を想起させる料理をコースで供する『モリエール モンターニュ』は、その筆頭格。土地の魅力を五感のすべてで味わえば、豊かな体験に心が揺さぶられる。

中田 北海道を代表するフレンチといえば、札幌で40年続く名店『モリエール』が有名ですが、パーク ハイアット ニセコHANAZONO内の『モリエール モンターニュ』も素晴らしかったです。

秋元 ニセコか。いいな。

小山 僕も『モリエール』が好きで、美瑛にある系列の『ビブレ』にもうかがいました。

中田 北海道のテロワールを表現したフレンチは、狙いすぎずに食材の美味しさをストレートに引きだしているところがいい。僕はあざとさが透けて見えるとがっかりしてしまうので(笑)、奇を衒(てら)わず土地の魅力をシンプルに伝えたいという思いに心地よさを感じます。例えばニセコの松の薫りを纏(まと)わせた美瑛産の豚のスペアリブとか、毛蟹のリゾットも印象的。

「モリエール モンターニュ」の美瑛豚のスペアリブ

「美瑛豚のスペアリブ」。炭火で燻したニセコの松の香りを纏わせて。

「モリエール モンターニュ」の毛蟹

毛蟹。ほぐし身、アメリケーヌソースでリゾット仕立てに。

秋元 最高の組み合わせだね。

中田 土地の風土や多様な食文化を丁寧に伝えるレストランが増えて、地方がどんどん活性化することを期待したいです。

「モリエール モンターニュ」のシェフ

シェフは、ザ・ウィンザーホテル洞爺のレストランを経て『モリエール』へ。

「モリエール モンターニュ」の店内

ゆったりと寛げる個室も備える。メインダイニングは窓の外に雄大な北海道の自然を望む。

Molière montagne/モリエール モンターニュ
日本の“地産地消”の先駆けとして脚光を集めた『モリエール』中道博シェフの哲学が息づく。
住所:北海道虻田郡倶知安町字岩尾別328-47 パーク ハイアット ニセコ HANAZONO内
TEL:0136-27-1200
営業時間:11:30~L.O.14:00、17:30~19:30(最終入店)
定休日:水曜
座席数:40席、個室1室
料金:ランチコース¥6,380~ 

【特集 ゲーテイスト2023】
 

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。購入はこちら▶︎▶︎

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=古谷利幸

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