ウィンターシーズン到来! 世界中のスキーヤーが極上のパウダースノーを求めやって来る、日本屈指のグローバルリゾートとなったニセコ。そのなかで、いま最も注目を集めるホテルがパーク ハイアット ニセコ HANAZONOだ。
圧倒的なスケール感を誇る唯一無二のリゾート
日本国内でありながらコロナ禍前は海外と見紛うほど街角に外国人があふれ、日本人よりもむしろ外国人から絶大なる支持を集めているのが、北海道のニセコエリアだ。そして、コロナ禍の間に海外に行けない日本人富裕層が数多くこの地を訪れたことで、今や国内外から脚光を浴びる人気リゾート地へと成長を果たしている。
そんなニセコ人気を牽引するホテルのひとつが、2020年1月20日に開業したパーク ハイアット ニセコ HANAZONOだ。現在進行形で開発が進む花園エリアにあり、このホテルがニセコのトレンドに新たな潮流を生み出す原動力となっている。
世界のラグジュアリーホテルの代表格とも言えるパーク ハイアットの名前を冠するホテルだけに、建物の内外装デザインやサービスのレベルは当然国際基準であり、海外の名だたるVIPでさえも満足させるものであることは間違いない。
まずはその立地。建物はニセコの豊かな自然を取り囲むようにデザインされ、目と鼻の先にリフト乗り場のある環境は開放感にあふれている。そして、ホテルからは日本百名山のひとつで、富士山に似ていることから”蝦夷富士”の愛称で親しまれている羊蹄山や、世界四大スキー場のひとつに讃えられる名峰ニセコアンヌプリの姿も見ることができる。このふたつの山はニセコのランドマークであり、それらが目に入るだけで自分が今、ニセコにいる幸せを強く意識させてくれる。
ホテルのデザインは、オーストラリアのメルボルンにあるBAR Studioが主に手がけ、自然景観に調和するコンテンポラリーデザインを採用している。館内は壁や柱への装飾はミニマムで、全体的にモダンで洗練された印象でありながら、天井は高く柱は太いため、まるで宮殿のような荘厳な雰囲気も感じられる。
館内の至るところに飾られたアート作品も目を引く。スタジオサワダデザインの天井まである大型の平面作品や、陶芸家の細野仁美氏による立体作品、ミナ ペルホネンの皆川明氏によるインスタレーション作品など、さまざまな作家による多様な作品が館内に彩りを与えている。アートが好きな人であれば、これは誰の作品だろう? とか、どんな意図で作られたのか? など、美術館さながらに知的好奇心をくすぐられるだろう。館内のアートをじっくり観て回るのも有意義な時間の使い方かもしれない。
100室ある客室はすべて65㎡以上で、ゆったりとしたリビングとダイニングルームを完備。リビングのソファはフルサイズのダブルベッドとしても使え、寝室との間を完全に仕切ることができるため、複数人で宿泊した場合、人によって就寝時間が異なる時も問題なし。夜の時間を思い思いに過ごすことができる。ウォークインシャワーのセカンドバスルームもあるので、身支度の時間が重なっても相手を気にせずにシャワーを利用できるのもありがたい。LE LABOのシャンプーやコンディショナー、ソープ、ボディウォッシュが、ほのかな香りとともに旅の疲れを洗い流してくれるだろう。
広々としたパウダールームの鏡はテレビ付きで、メイクや身支度の際も飽きることがない。さらに持参した洋服をずらりとかけて収納できるウォークインクローゼットを備えているため、長期滞在する場合でも着る服をスムーズに選ぶことができる。また、コンセントがあらゆるところに設置されていて、部屋のどこにいてもパソコンやタブレットなどのIT機器を使うことができるのは嬉しい配慮。こうした細やかな気配りが、ホテルでの滞在をこれでもかと快適にしてくれる。
旅の楽しみのひとつは食事だが、パーク ハイアット ニセコ HANAZONOでは外に出かける必要がないほどレストランとバーが充実している。例えば、ミシュラン三つ星に輝く札幌のフレンチ「レストラン モリエール」の中道博氏が手がける「モリエール・モンターニュ」や、金沢の本店がミシュラン一つ星を獲得している「鮨 みつ川」をはじめ、中国料理の「チャイナ キッチン」やイタリアンの「オリヴィオ」、炉端焼きの「炉端」、鉄板焼きの「鉄板」などがそろい、いずれも北海道の海や山でとれる新鮮な食材を使った料理が楽しめる。
レストランはすべてオープンキッチンで、敏腕シェフたちが手際よく料理を作る様子をまるで舞台でも観ているかのように間近で堪能できるのは嬉しい。鉄板で食材をジュージューと焼く音に食欲をそそられたり、できあがった料理がお皿の上に順番にのせられ、まるでアート作品のような美しい盛り付けが完成する様子に感動したり。このホテルでは一回一回の食事が、記憶に残るエモーショナルな体験へと変わるのだ。
気の合うメンバーだけでゆっくりと食事の時間を過ごしたい時は、プライベートダイニングルームも用意されているし、ワインにこだわりたい人には約700銘柄、6000本が保管されているワインセラーから、食事や相手に合わせて好きな銘柄を選ぶこともできる。滅多にお目にかかれない稀少なワインも多く、高価なものから抜栓されていくという状況にもうなづける。
食後はバー&シガーラウンジで心地よい時間を過ごすのもいいだろう。シガーバーには暖炉もあるので、炎のゆらめきを眺めながらゆっくりとシガーを燻らせるのは、まさに至福の時間だ。またバーは特にジンに力を入れていて、なかでも北海道の積丹町で造られる積丹ジンは、アカエゾマツの香りを基調とするプレミアムクラフトジン。ローカルな雰囲気に浸りたい時にはうってつけの選択だ。飲み方は好みだが、ジン、ミキサー、ガーニッシュを自ら選んでオリジナルのカクテルを作れば、より思い出に残る夜になるだろう。また、心ゆくまでジンを味わいたい人は、フリースローのジンビュッフェを選ぶという手もある。
朝食のビュッフェも圧巻の内容で、4つの空間にわたって和食、洋食、中華、ピエール・エルメのペストリーがズラリと並ぶ。おまけにひとつひとつの食材へのこだわりも驚くほど徹底している。例えば、羊蹄山の伏流水を使って作られている真狩豆腐工房 湧水の里の「すごい豆腐」、蜂の巣から少しずつ垂れ落ちてくるはちみつをそのまま提供している仁木町の滝下養蜂園の巣蜜など、シェフが自ら近隣の農家や工房を巡って選んだ食材も多く、テーブルの上には北海道の美食博覧会さながらの光景が広がっているのだ。見れば見るほどそのすべてを食べ尽くしたい欲求にかられてしまうほど。もし時間と胃袋に余裕があれば、2時間はみておきたい規格外の朝食なのである。
休日でも心身のコンディション維持に余念のない人でも安心して滞在できるよう、サウナつきの温泉大浴場のほか、スパや25mのインドアプール、24時間使えるフィットネスセンターを完備。休暇の終わりとともにスムーズに日常へと戻れるような環境は、多忙なビジネスパーソンには特にありがたい。
冬に訪れる人の多くが楽しむスキーは、スキーバレーからシームレスでリフトにのれるスキーイン・スキーアウトが特徴。しかも昨シーズンにニセコHANAZONOリゾートのリフトを刷新。世界の有名スキーリゾート同様にレザーシートにヒーターを備えた最新鋭の6人掛けタイプや、10人掛けの高速HANAZONOシンフォニーゴンドラを使ったスキー、スノーボード体験は、快適かつラグジュアリーそのものだ。
グリーンシーズンは、近接するHANAZONO GOLFでのゴルフや、ニセコHANAZONOリゾートでのアジア最長レベルのメガジップライン、ラフティングやダッキー、ツリートレッキング、乗馬などニセコの自然を活かしたさまざまなアクティビティによってカラダを動かすことができる。
ホテル館内の施設やサービスに加えて、年間を通して多彩なアクティビティも用意されているパーク ハイアット ニセコ HANAZONO。今冬は2022年12月17日(土)から毎週土曜日の夜に花火も打ち上がる。スキー場やゴンドラ内、レストランで食事をしながらなど、好きなシチュエーションで夜空に咲き誇る美しい花火を鑑賞できるというからたまらない。
フィロソフィーに掲げるのは、ラグジュアリー イズ パーソナル。その言葉通り、誰にとっても最高の時間を過ごせるニセコの楽園がここにはある。
PARK HYATT NISEKO HANAZONO
住所:北海道虻田郡倶知安町字岩尾別328-47
TEL:0136-27-1234
料金:ツインベッドルーム(65㎡)¥130,500~(1泊朝食付き、1室2名利用時の1室料金。2023年3月までのウィンターシーズンは最低宿泊期間3泊から)
施設:レストラン「鉄板」「チャイナ キッチン」「オリヴィオ」「炉端」「モリエール モンターニュ」「鮨みつ川」「デリ」、ワインセラー&プライベート ダイニング、カラオケ、天然温泉、ジム、スパ、25m室内プール、スキーバレーほか
ニセコHANAZONOリゾート
住所:北海道虻田郡倶知安町字岩尾別328-36
TEL:0136-23-0103
料金:リフト券5時間¥5,500~(HANAZONO ヒラフ共通リフト券)
サービス:スキー/スノーボードレッスン、スキーコンシェルジュ、レンタル/リテイル、スノーアクティビティ(スノーチューブ、スノーラフティング、スノーシュー、乗馬、スノーモービル等)、バックカントリーガイド、ニセコワイスCATツアー、屋内キッズアドベンチャー施設、テレインパーク、託児施設ほか
※夏はアジア最長級メガジップラインやラフティング、ゴルフなどニセコトップクラスの種類を誇るアクティビティを提供