HEALTH

2025.07.06

腹まわり-5cm。痩せ型体質になる、自律神経リセット法

痩せるためには、「筋トレよりも自律神経のバランスを整えることが重要」と話す吉田輝幸トレーナー。そのためには食事と睡眠の改善が重要だが、合わせて自律神経をバランスよく整えるための補足として、簡単なトレーニングも取り入れてみたい。後編では「5分でできる、自律神経リセットトレーニング」を3つ紹介する。前編はコチラ【特集 魅せるカラダ2025】

1、寝る前の「5-7呼吸法」で交感神経を落ち着かせる

体が疲れているのに、ベッドに入ってもなかなか寝付けない。そんな夜が続き、毎日のように睡眠不足を感じている人もいるのではないか。交感神経が過剰に働き、副交感神経が機能しにくい状態では、質のいい眠りを期待できない。睡眠のリズムが乱れ、代謝低下による内臓脂肪の蓄積という結果を招いてしまう。

「交感神経を落ち着けるために、寝る前に呼吸トレーニングに取り組んでみてください。僕がおすすめするのは、5-7呼吸法。深い呼吸が副交感神経を優位な状態に導き、血圧や心拍数を下げてくれます。さらにストレスホルモンの分泌も抑制。緊張が和らぎ、すこやかな眠りが期待できます」

■5-7呼吸法の手順

2、寝起きの「キャット&ドッグ」で背筋ゆるゆる

自律神経の安定を保つには、体をストレスのかからない状態にしておくことが大切。常に筋肉をほぐし、無駄な力が抜けた正しい姿勢をキープしたい。

「朝、起きたばかりの時は体の筋肉が固まっています。キャット&ドッグは脊柱起立筋のストレッチとしておなじみのトレーニング。背骨と背筋をゆるめることで、体幹の安定やバランス力の向上が望めます」

■キャット&ドッグの手順

3、「ロールアップ・ロールダウン」で背骨を柔らかく

背筋と背骨を柔らかくするトレーニングをもうひとつ紹介したい。ロールアップ・ロールダウンは腹筋のトレーニングのような動きだが、背骨のひとつひとつの骨を動かして背骨をゆるめることが目的だ。

「背骨を柔らかくするために、ゆっくりとした動作を心がけてください。ゆっくりと起き上がり、ゆっくりと戻す。起き上がる動きができない人は、ロールダウンの位置からスタートを」

■ロールアップ・ロールダウンの手順

トレーナー吉田輝幸
吉田輝幸/Teruyuki Yoshida
パフォーマンコーチ/株式会社PCP代表。トレーナー歴30年。トップアスリートやアーティスト、経営者を指導する中で、短期間で最大の成果を引き出す独自メソッド「コアパフォーマンス®」を開発。運動・栄養・睡眠を統合的にサポートするトレーニングジム《PCP》を東京で展開し、健康経営支援や企業研修、育成プログラムなどを通じて“本質的な身体づくり”を広めている。

【特集 魅せるカラダ2025】

TEXT=川岸徹

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2025年8月号

100年後も受け継ぎたいLUXURY WATCH

ゲーテ2025年8月号

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2025年8月号

100年後も受け継ぎたいLUXURY WATCH

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ8月号』が2025年6月25日に発売となる。今回の特集は、“100年後も受け継ぎたいLUXURY WATCH”。表紙はNumber_iの神宮寺勇太さん。あくなき探究心が見つけた語り継ぐべき名品とは。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

GOETHE LOUNGE ゲーテラウンジ

忙しい日々の中で、心を満たす特別な体験を。GOETHE LOUNGEは、上質な時間を求めるあなたのための登録無料の会員制サービス。限定イベント、優待特典、そして選りすぐりの情報を通じて、GOETHEだからこそできる特別なひとときをお届けします。

詳しくみる