美しい肉体を持つ女性パーソナルトレーナーたち。自身がトレーナーになったきっかけや身体を鍛えることが人生に与えるいい影響とは? 男性専用ジム・Gran Gym(グランジム)のMISA編。【特集 魅せるカラダ2025】

トレーナーになるべく福岡から上京
「お客さんよりも、私が元気じゃないと意味がないですから!」
そう大きな声で話すのは、男性専用ジム「Gran Gym(グランジム)」でトレーナーを務めるMISAさん。テキパキとトレーニングマシンをセッティングし、カメラの前では積極的に美しいポージングを披露。時折見せる可愛らしくお茶目な表情も魅力的なトレーナーだ。
「とにかく元気だね、ってお客さんには言われます。そりゃそうですよ、身体を鍛えに来て、元気のないパーソナルトレーナーがいたらやる気でないですよね? だから常に大きい声で明るく! まあ、もともとそういう性格なんですけど(笑)」

2025年の年始に福岡から上京しGran Gymへ。トレーナー歴は浅いものの、そのキャリアはユニークだ。
以前は福岡でホテルのフロントスタッフとして働き、その傍らダンサーとして全国を飛び回った。現在はトレーナー、ダンサーのほか、モデルの仕事までこなしているという。
「ダンスの仕事で東京に来た際、泊まる場所がなくて、このジムのオーナーに『ジムで寝泊まりしていいよ』って言われて(笑)。それがきっかけでジムで働くって楽しそうと、研修を受け始めたんです」
とにかく接客が大好きで、福岡時代は持ち前の明るさでゲストを喜ばせ、「一生この仕事をしていたいと思った」というほど根っからのホテリエだった。しかし徐々に管理業務が増え、ゲストの前に立つことが少なくなってきたことから、トレーナーの仕事に舵を切ることに。 「やっぱりお客さんと直接関わりたい。ホテルって一期一会で、場合によってはそのお客様とはもう2度と会えないことも。でもパーソナルトレーナーならまた同じお客さんに会えるし、一人ひとりと深く関われる、それがすごくいいなと思ったんです」

相手のことを知り喜ばせるというホスピタリティ
ジムでの業務後、ダンサーとしてステージに立つこともある。
「ダンスは身体を見せる仕事ですから、私自身はお尻や肩、姿勢にこだわってトレーニングしています。ジムでお客さんの指導をする際は、私も一緒に同じ動きをするので、お客さんが鍛える分だけ私も鍛えられる(笑)。スクワットとか1日でかなりの回数やっていると思います。ダンサーは運動量も多いので一生は続けられないけれど、トレーナーなら指導方法を変えてずっと続けられるかなと思っているんですよ」
トレーナーとして大事にしていることは、「お客さんに寄り添うこと」だという。
「何を食べ、どんな仕事をしているかなど、その人の生活を知ることが大事。なるべく細かいことまで聞いて覚えておくようにしています。ホテル時代もこのゲストの方は何が好きでどんなことで喜ぶのか、常に考えていました」
相手のことを考え、相手の喜ぶことをする。キャリアチェンジをしても、MISAさんのやっていることは一貫しているのだ。
「一方で、複数仕事があるっていう状態も結構好きで。ダンサーを引退したら、トレーナーもしながら、今度はマッサージを仕事にしてもいいかもとか考えています。このジムでストレッチをお手伝いすることも多くて、興味が出てきたんですよね」
最後に、トレーナーとして男性のどの筋肉をセクシーだと思うのか聞いてみた。
「スーツのパンツ越しに分かる、プリッとしてるお尻は可愛いなと思います(笑)。男の人って結構上半身ばかり鍛える方が多いのですが、お尻の筋肉がついていると『お、下半身もちゃんとトレーニングしているんだな』って思って、ちょっと見直しちゃうかも。一緒にカッコいい肉体をつくっていきたいですね」
Gran Gym赤坂店
テストステロン値を上げることに特化してトレーニングを行う男性専用パーソナルジム。トレーナーは全員女性で、東京・大阪に全部で8店舗を展開している。
住所:東京都港区赤坂7-6-43
営業時間:9:00〜22:00