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2023.07.05

La BOMBANCE 古宇利島|大自然のパノラマビューと沖縄食材が中心の創作和食

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。旨いものがあると聞けば遠くとも足を伸ばす。デスティネーション・レストランを紹介する。今回は沖縄の「La BOMBANCE 古宇利島(ラ・ボンバンス コウリジマ)」。

「La BOMBANCE 古宇利島」の朝食

雄大な東シナ海と一体化するインフィニティプールを眺めながらの朝食は宿泊者のみの特権。和と洋が選べる。

見城徹「創意溢れるセンスはそのままに、地産地消を楽しめます」

沖縄・古宇利島の高台に2021年に開業したラグジュアリーホテル『One Suite THE GRAND』のメインダイニングとしてオープン。やんばるの地ならではの創作和食が堪能できる。

見城 沖縄に西麻布『ラ・ボンバンス』のオーナー岡元信さんが姉妹店を出店しているんです。

中田 行きたいと思っているんですよ。いかがでしたか?

見城 海が眺められるメインダイニングと、眺めはないけど握りを交えたコースが楽しめるカウンターがあります。

「La BOMBANCE 古宇利島」の店内

古宇利島の最も高い場所にあり、窓から見えるのは海と空と島の緑のみ。

中田 シェフは東京から?

見城 メインダイニングの料理長はホテルの日本料理でキャリアを積んできた梶原信治さん。食材はほぼ現地のものを使い、器から食材の組み合わせ、盛り付けまで『ラ・ボンバンス』風の美しい皿に仕上げています。

「La BOMBANCE 古宇利島」のイリチー

沖縄の郷土料理イリチーを独自にアレンジ。

「La BOMBANCE 古宇利島」のサラダ

沖縄北部やんばるの緑をナーベラなど地元の食材で表現したサラダ(料理はすべて¥18,700~のコースの一例)。

秋元 個性ある沖縄の食材を使って『ラ・ボンバンス』風にというのがいいですね。

見城 知らない名前の魚、野菜が多くて楽しかったよ。カウンターを任されているのは西麻布の『Sudachi』から移動してきた尾高さん。気の利いた小料理からメインまで美しい所作でテキパキ作る。すごく器用なんです。肉や魚は炭火で火を入れているし、握りも旨かったな。

「La BOMBANCE 古宇利島」の尾高シェフ

炭火で焼く魚介や肉料理、握りなどライヴ感が楽しいカウンターを任される尾高翔太氏。

La BOMBANCE 古宇利島/ラ・ボンバンス コウリジマ
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2451 One Suite THE GRAND内
TEL:090-7587-5770(レストラン直通) 
営業時間:朝食7:00~最終入店9:30(宿泊者のみ)、17:30~最終入店20:00
定休日:無休
座席数:メインダイニング80席、カウンター8席
料金:夜/メインダイニングコース¥18,700~、カウンターコース¥29,700 ※完全予約制

【特集 ゲーテイスト2023】
 

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。購入はこちら▶︎▶︎

TEXT=藤田実子

PHOTOGRAPH=大城亘

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