『北極星 僕たちはどう働くか』が、2026年上半期の売上ランキング入り。エンタメやビジネスの世界において数々の挑戦を仕掛けては新しい世界を見せてくれる人物の筆頭として、常に注目されている西野さん。西野さんの代表作といえば『えんとつ町のプペル』だが、たった1冊の絵本から、なぜここまで大きなIPとして育てることができたのか? その裏側を明かす今回。前半の具体的な戦略に始まり、後半は夢と仲間の話へ――。音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ)
今回は【あの日みた夢の中にいる】というテーマでお話ししたいと思います。
第272回
Instagramの流行は、仮装をして自撮りする人を増やし、結果、ハロウィンは「映える祭り」となり、他のどの季節のイベントよりも「参加型の祭り」になった! 絵本の製作途中で急遽方向修正してでも、「ハロウィンのアイコン」を取りに行くことに決めた!
Instagramの流行は、仮装をして自撮りする人を増やし、結果、ハロウィンは「映える祭り」となり、他のどの季節のイベントよりも「参加型の祭り」になった! 絵本の製作途中で急遽方向修正してでも、「ハロウィンのアイコン」を取りに行くことに決めた!

「ハロウィンのIPをとる」と号令をかけてから10年
絵本『えんとつ町のプペル』の発売日は2016年10月24日でして、発売から10年が経ちました。
この作品を作り始めたのが2012年で、忘れもしませんが、この作品を作っている途中にインスタグラムが流行り始めて(2014年頃かな?)、時を同じくして、ハロウィンが日本でも流行り始めたんです。

当然、ハロウィンに仮装する文化は、それより前からあったのですが、それをやっているのは一部の人で、多くの人は「仮装して、何なの?で?」みたいな感じでした。
この記事をお読みの大人の皆さんも、子供の頃を思い返してください。
「ハロウィンの仮装」なんて無かったと思います。
ただ、インスタグラムをキッカケにハロウィンは「映える祭り」になり、「仮装をしています」を言い訳に、少し盛った自撮りができる祭りになり、他のどの季節イベントよりも参加型の祭りになり、「これは、バレンタインやクリスマスを超えるイベントになる」と確信しました。
それなのに、ハロウィンのアイコンといえば、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』しかなくて、当時、クリエイティブ業界はまだまだハロウィンを甘く見ていた。
というわけで、「ハロウィンのアイコンをとりにいくぞ」と号令をかけ、制作中であった『えんとつ町のプペル』にメスを入れ、現代ハロウィンに寄せました。
そうして、2016年の秋に『えんとつ町のプペル』を発表。
そこからは、10年という時間と、ナンジャカンジャで約20億円ほどを、ハロウィンのアイコンを取る為に投資しました。
『えんとつ町のプペル』は僕の人生でもっとも大きなものを投じた挑戦だったと思います。
あれから10年が経ち、10周年の今年はマクドナルドさんとのコラボなんかもありまして、先日、NANKAI(南海電鉄)さんとおこなった『CHIMNEY TOWN HALLOWEEN in NAMBA』は、NANKAIさんの公式発表によると4日間で【16万8351人】を動員するビッグイベントとなりました。 10月31日は武蔵野市民文化会館 大ホールで、『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のシネマシンフォニーがおこなわれて、鹿児島県霧島市では約4万人の動員が見込まれる『キリハロ ~CHIMNEY TOWN~』が開催されました。
『キリハロ ~CHIMNEY TOWN~』は、南九州最大のハロウィンイベントです。
「巨大なオバケタワーを作る」といった、相変わらず無茶なことを言い出したのですが(笑)、その実現に向けて、後輩たちが一晩中、1,000メートルもの布を縫い続けてくれました。
「大きな夢」と「仲間」
まだ「世界のハロウィンのアイコンをとった」とは言えませんが、しかし、『えんとつ町のプペル』の発表から10年後の景色は、とても大きなものになっています。
「夢が叶った」というよりも、「まだ夢の中にいさせてもらっている(まだ夢を見させてもらっている)」と表現した方が適当だと思うのですが、あらためて、この景色を迎える為に必要だったことを整理すると、浮かんでくるのは二つだけで…
一つ目は、バカにされるぐらい大きな夢を見ること。
そして二つ目は、喜びを分かち合い、共に痛みを引き受けてくれる仲間を持つこと。
イベントの前日、深夜の2時か3時頃に、霧島で1,000メートルの布を縫い続けている後輩から「火山灰降ってきました。朝までに片付けてやりますわ。飯つれてってください」というLINEが来て、それを見た時に、ここ(夢と仲間の横)に「戦略」や「マーケティング」といった言葉は並ばないなぁと思いました。
まず、“その夢”と“仲間”の二つがないと何も始まらない。
年齢関係なく、今、まわりから鼻で笑われるような夢を持っている人は、その夢を大切にして欲しいと思います。
そして、その夢は「一人では見続けることができない」ということも知って欲しいと思います。
たくさんのご縁に恵まれて、あの日見た夢の中にいます。
応援しています。
最新のお知らせ
「モフ」のパジャマ(ルームウェア)とセーターができました!
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』のキャラクター、猫のモフのグッズがブレイク中。今回はルームウエア(注文はこちら)、セーター(注文はこちら)が登場!

『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』が韓国のプチョンで開催された「プチョン国際アニメーション映画祭」で審査員特別賞を受賞!

資金調達ビジネス番組『投資村』がスタート!
第1回 キングコング西野と梶原が唸る‼ 石川涼が5000万円を募集するビジネスとは?
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の海外進出他がまだまだ続いています!
・2026年10月23日~台湾で『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の上映がスタート!
・2026年11月12日~ アメリカ・ロサンゼルスで開催される「Asian World Film Festival」に選出!
その他にも
・ANA機内での上映がスタート! 国際線の上映は2026年10月~、国内線は11月~
・2026年12月25日に大阪市中央公会堂で、『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の舞台挨拶&上映イベントが開催! いずれも「子供無料」です。申し込みはこちら。【大阪中央公会堂】
「熊本の被災地の子供たち100名へ『絵本 えんとつ町のプペル』を届けられる権」をご用意しました
詳細はこちら
誰でも『映画 えんとつ町のプペル』の上映イベントが開催できるようになりました!上映料は、なんと7万8000円
上映権の貸し出しはこちらから
1,000万人を動員する、世界最大の祭りをつくるためのクラウドファンディングがスタート!
「こんな街、普段は絶対に見られないよね」という景色をつくりたい!と、西野さんが立ち上げたクラウドファンディング。テーマは「KIMOI」。詳細はこちら
「1000万人を動員する世界最大のハロウィン祭『CHIMNEYTOWN』の立ち上げにあたって、その前哨戦として2026年はハロウィンの街中に無料でお楽しみいただけるインスタレーション(体験型アート)を展示します。この挑戦を実現するために、皆さんのお力をお借りしたいと思っています」
10月に大阪なんばで展開の『CHIMNEYTOWN HALLOWEEN 2026 in NAMBA』の写真はこちら。

今年もゲットしよう!『AKIHIRO NISHINO スケッチブックカレンダー2027』

『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のDVD &Blu-rayの発売が決定

西野亮廣の原画が常設展に! 河口湖音楽の森美術館にてスタート
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祝! 西野亮廣共同プロデュース作品『キャッツ ~THE JELLICLE BALL~』が第79回トニー賞で3冠達成! 演出賞・振付賞・衣裳デザイン賞を受賞

注目のビジネス書
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ミュージカルのお知らせ
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■NEWS! コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』が、海外の映画祭で続々受賞!
【 フォトフィルム国際短編映画祭(トルコ)】
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【オーフス映画祭(デンマーク)】
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【デザートスケープ国際映画祭(アメリカ・ユタ州)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)
【ハリウッド短編映画祭(HOLLYWOOD SHORTSFEST 2025)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)
【札幌国際短編映画祭(日本)】
・最優秀作曲賞(Best Original Score)
・アニメーション特別表彰(Special Award for Animation)
【ニューポートビーチ映画祭(アメリカ)】
・ アニメーション短編部門審査員賞(Jury Award for Best Animated Short)
【グローバルステージ・ハリウッド映画祭(アメリカ)】
・最優秀短編映画賞(Best Short 2024)
■NEWS! 第97回アカデミー賞(米)の短編アニメーション部門のショートリストに選出されました!
監督:堤大介(トンコハウス) 脚本:堤大介氏と西野亮廣の共同制作 プロデューサー:松本紀子(ドワーフ)
西野さんの『ボトルジョージ』に対する想いとは? こちらをチェック!

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■CHIMNEY TOWNが運営するクラウドファンディング【PICTURE BOOK】

「挑戦する人」と「応援したい人」が集まる オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を運営しているCHIMNEY TOWNが作った、クラウドファンディングのプラットフォームです!
イベントのお知らせ
『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定!
『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。
- 11月18日(水)に長野
- 11月19日(木)に大阪
- 11月24日(火)に宮崎
- 11月26日(木)に東京
- 11月30日(月)に栃木
- 12月3日(木)に山形
- 12月9日(水)に愛知
- 12月21日(月)に沖縄
- 2027年1月5日(火)に兵庫
- 2027年1月13日(水)に長崎
- 2027年2月4日(木)に東京
私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。

