HEALTH

2025.09.14

老け見えの原因“イボ”を撃退! 名医に聞く、イボの正体と最新治療

医療関連の研究の進化が凄まじい。ここ数年は話題に事欠かないほど。病のリスクを下げる予防医療、老いを遠ざけるアンチエイジング医療、その恩恵を我々が受けるには、腕利きドクターの存在が不可欠だ。まずは神的メンテナンスでnever dieな心身を実感してみよう。今回は、「イボ」についてアヴェニュー表参道クリニック 院長の佐藤卓士氏に話を聞いた。【特集 完全無欠の復活メソッド】

アヴェニュー表参道クリニックのエントランス
アロマの香り漂う、ゆったりとしたエントランス。表参道の交差点至近と絶好のロケーションも魅力だ。

イボ撃退のカギを握るのはドクターの“腕”

“老け見え”だけでなく清潔感までも損なわせるビジネスパーソンの大敵、イボ。

「イボは医学的には疣贅と称し、ウイルス感染によるものと、主に加齢や体質によって生じる2タイプに分かれます。前者は子供に多く見られ、40代以降の場合は後者がほとんど。特に老人性疣贅とアクロコルドンといった、いわゆる首イボが目立ちます」と、イボ治療に定評があるアヴェニュー表参道クリニックの佐藤卓士院長。

イボの種類
汗管腫:汗腺の一種、エクリン腺の良性腫瘍。目の下に肌色で柔らかく、扁平的な細かい粒が多発。
アクロコルドン(軟性線維腫):首回りや脇にできる通称首イボ。肌色~褐色で、1~数mmと小さく、柔らかい。
稗粒腫:皮脂や角質が毛穴に詰まり袋状に溜まったもの。1~3mm程で皮膚の薄い額にできやすい。
老人性疣贅(脂漏性角化症):顔・首・頭・背中に出る良性腫瘍。表面はザラザラまたはカサカサで茶色~黒っぽい色調。

イボができる原因は解明されていないものの、加齢や体質のほか、紫外線や衣類による摩擦の影響が考えられるという。治療法は突起部分の除去だが、医療施設によって方法は異なる。

「当院で主に行っているのは電気メスでイボを焼灼し、蒸散させる方法。施術直後は多少赤味が残りますが、3ヵ月ほどで落ち着くケースが大半ですね」

メスの入れ方によっては皮膚にダメージを与えてしまうが、症例数約1万件を誇る佐藤院長の腕はお墨つき。口コミで患者数が年々増え、美容ライターなど業界関係者からの信頼も厚い。

「イボは放置していると大きくなる可能性もあるので、早めの対処をお勧めします」

アヴェニュー表参道クリニック
住所:東京都港区南青山3-18-16 ル・ボワビル4F
TEL:0120-365-558
営業時間:10:00〜19:00
定休日:無休
料金:イボ除去 要問い合わせ

アヴェニュー表参道クリニックの佐藤卓士氏

「イボを取るだけで若々しくなります」

佐藤卓士
アヴェニュー表参道クリニック 院長。京都大学農学部卒業後、一般企業勤務を経て、九州大学医学部に進学。卒業後は岡山大学や都立大塚病院形成外科等で研鑽を積み、2014年アヴェニュークリニックに入職。2018年より現職。

【特集 完全無欠の復活メソッド】

この記事はGOETHE 2025年10月号「総力特集:完全無欠の復活メソッド」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

TEXT=村上早苗

PHOTOGRAPH=舛田豊明 ILLUSTRATION=山崎真理子

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