CAR PR

2025.12.25

武田真治、BYDに驚愕! 軽・オフィス・サウナ…EVカー最新事情

新発表のEV軽自動車から最高速度472km/hを超えるEVスーパーカー、さらにはオフィス・サウナカーまで、ジャパンモビリティショー2025の会場で、BYDのブースはひときわ注目を集めていた。このブースにスペシャルゲストの武田真治を招いて、EVをテーマにゲーテがトークショーを開催した。

武田真治、BYDのEVに衝撃

EVや自動運転に多くの人が関心を寄せている

2025年10月29日のプレスデイでスタートしたジャパンモビリティショー2025には100万人を超える入場者が訪れ、盛況のうちに11月9日に幕を閉じた。延べ11日間の入場者数は目標を超える101万人、過去最大となる522の企業・団体が参加するなど、活気に満ちたイベントとなった。

ジャパンモビリティショー2025が注目を集めた理由のひとつは、「100年に一度の大転換期」と言われるように、モビリティ社会に大きな変化が起きていることだろう。電動化や自動運転化が進むことでクルマや二輪車をはじめとする移動手段はこれからどうなるのか、社会はどのように変容するのかということに、多くの人が関心を持っているのだ。

モビリティ社会の未来に大いなる興味を持つゲーテは2025年11月8日にトークショーを開催、未来のモビリティ社会について語るという形でジャパンモビリティショー2025に参加した。

トークショーのテーマは「100年に一度の大転換期」の大きな柱である電気自動車。この分野で世界的な成功を収めているBYDのブースのステージに、大のクルマ好きとして知られる俳優・サックスフォン奏者の武田真治とゲーテ編集長の池上雄太が登壇した。

ちなみに、BYDのブースはジャパンモビリティショー2025の会場となった東京ビッグサイトのなかでもひときわ目立つ存在だった。というのも、2026年に発売が予定されているEV軽自動車のRacco(ラッコ)や、EV世界最速記録を更新したEVハイパーカーのU9(ユーナイン)といった注目のモデルが展示され、常に多くの来場者で賑わっていたからだ。

司会を務めたフリーアナウンサーの田中泉が池上とともに武田真治を呼び込むと、会場に集まった観衆から大きな拍手が送られた。

「BYDのEVは、クルマ好きの琴線にふれる」

──武田さんも池上さんもクルマがお好きだとうかがっていますが、武田さんはどのようなクルマに乗られてきたのでしょうか。

武田真治(以下、武田) 実はですね、BYDのステージでお話をさせていただくのは相応しくない、真逆のタイプのクルマが好きかもしれません。というのも、アメ車が好きなんですね。4輪駆動にも乗りましたし、スポーツカーを愛用していた時期もあります。ですから、自分の知識を広げたいと思って、BYDのブースを興味深く拝見しました。

池上雄太(以下、池上) ブースにお邪魔して実感しましたが、BYDはモデルのバリエーションがすごいですよね。軽自動車からスーパースポーツまで幅広いEVが揃っているし、プラグインハイブリッド車も展示されています。商用車のブースには普通免許で運転できるEVトラックの荷台にサウナを設置した“移動サ活”仕様まであって、びっくりしました。ブースに展示されているATTO3(アットスリー)やDOLPHIN(ドルフィン)といったEVを東京でも見かけるようになったので、BYDというブランドが日本に馴染み始めていることを実感しています。

──確かに、大阪・関西万博のシャトルバスにもBYDのバスが採用されていましたし、BYDを目にする機会が増えていますね。武田さんはBYDというブランドについて、どのようにお感じになっていますか?

武田 これは僕の勉強不足であり偏見だったのですが、EVってどのメーカーも乗るならデザイン性だとかスピード感みたいなものは諦めないといけないのかなと。けれども、BYDのブースを見てびっくりしました。新発表のEV軽自動車のRaccoは日本市場のためだけに開発されたとうかがい、日本市場に対する強い意気込みを感じましたし、EV専門の自動車メーカーと思ったらPHVのラインナップまである。一方でU9のようにデザインやパフォーマンスでクルマ好きの琴線にふれるモデルがあるし、どれも個性的な印象です。特にU9は最高速度が472km/hを超えるというから、おそれ入ります。

──U9はBYDのハイエンドブランドであるYANGWANG(ヤンワン)のモデルですが、武田さんは会場でU9の運転席にお座りになっていましたね。

武田 U9は速いだけじゃなくて、ダンスをするんですよ! これは何かの比喩ではなく、リアルなダンス! そんなバカなって軽い気持ちで乗り込んだんですけど、心の準備が追いつかないくらい縦揺れと横揺れがすごかったです(笑)。

池上 U9の最高速度はEVだから実現したものだし、ダンスをするのも高度な電子制御式アクティブサスペンションのパフォーマンスです。電気が活躍することによって、クルマの可能性がどんどん広がっていきそうですね。

──ほかに気になったBYDのクルマはありましたか?

武田 編集長もお話しになっていた、サウナカーが気になりました。好きな景色の中でサウナに入れたら気持ち良さそうですね。

池上 電気を使って、水風呂の水を冷やすこともできるそうですよ。

武田 マジですか? それはいい!!

BYDのサウナカー

「社会を変えるEVは、わくわくするような乗り物」

──私は、商用車ブースでリビングカーを拝見して、これがクルマなのかと驚きました。

池上 EVトラックのJ6をベースに、インテリアを移動可能なオフィスに仕立てたモデルですね。EVはエンジンをかけなくても電気が使えるから、エアコンで涼んだり音楽を流すことができます。ま、そもそもEVなのでエンジンは存在しませんが(笑)。

──本棚に『GOETHE』を並べたらさまになりそうな素敵な空間でした。武田さんだったら、リビングカーをどのようなインテリアに仕立てますか?

武田 僕だったら、凝ったサウンドシステムを積んで、クラブみたいにしたいですね。さきほど話題に出たU9のダンスモードには、外に向けてスピーカーから音を出して見る人も楽しませる機能が備わっていたんです。ああいうのもうまく活用して、楽しいクルマにしたいです。

BYDのリビングカー

池上 EVが普及することによって、さまざまな可能性が生まれますよね。武田さんはクルマのなかでどんな音楽をお聴きになるんですか?

武田 全米トップ40みたいのも聴くし、古いロックやジャズ、フュージョンなど、なんでも聴きます。

池上 サックスを演奏することと、クルマを運転することの共通点ってあったりします?

武田 うーん、ポエティックな質問ですね(笑)。まじめな話をすると、知らない景色のなかを走り抜けていく感じは、なにもないところにメロディを紡いでいくのと通じる部分があります。そんなわけで、音楽とクルマはすごく相性がいいと思います。

池上 だからリビングカーをクラブに仕立てるというのは、武田さんのなかではスムーズにつながるアイデアなんですね。

武田 僕のEVに対する知識がアップデートされていなかったからなんですけれど、昨日まではEVというのは意識高い系の人のための乗り物だと思っていました。でも今日、BYDのブースを体験させていただいて、そうではないことがよくわかりました。もはやEVかどうかさえ関係ないところで、新しいライフスタイルを提案してくれる面白い乗り物を見つけたって感じです。

武田真治氏
武田真治/Shinji Takeda
1972年北海道生まれ。1990年に俳優としてデビュー。ドラマ、映画、舞台などで幅広く活躍する。サックス奏者としての評価も高く、故忌野清志郎などの著名ミュージシャンと共演している。NHKテレビ『みんなで筋肉体操』が話題となり、『優雅な肉体が最高の復讐である。』や、『上には上がいる。中には自分しかいない。』といった著書も評判となっている。

池上 僕は、環境を意識しないでEVに乗るようになるといいと思っています。武田さんがおっしゃるように電気を使った新しい楽しみ方が生まれるし、BYDのSEALION 7(シーライオン 7)というEVを運転させてもらったときに、加速の滑らかさや快適性に驚かされた記憶があります。環境も大事だけれど、運転して楽しいうえにライフスタイルや社会を変えてくれる、わくわくするような乗り物がEVだと思っています。

武田 今日ここへ来て体験しないと自分なら信じないような新しい車体験ができました。しばらくあちこちで話のネタにさせていただきます!

──おふたりとも、本日はありがとうございました。

問い合わせ
BYD Auto Japan TEL:0120-807-551

TEXT=サトータケシ

PHOTOGRAPH=干田哲平

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2026年2月号

その一滴が人生を豊かにする 弩級のSAKE

ゲーテ2026年2月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2026年2月号

その一滴が人生を豊かにする 弩級のSAKE

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ2月号』が2025年12月24日に発売となる。特集は、その一滴が人生を豊かにする弩級のSAKE。表紙は俳優のパク・ソジュン!

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

GOETHE LOUNGE ゲーテラウンジ

忙しい日々の中で、心を満たす特別な体験を。GOETHE LOUNGEは、上質な時間を求めるあなたのための登録無料の会員制サービス。限定イベント、優待特典、そして選りすぐりの情報を通じて、GOETHEだからこそできる特別なひとときをお届けします。

詳しくみる