連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第106回はロレックス「GMTマスター Ref.1675」を取り上げる。

希少価値の高い“マーク2ダイヤル”
「GMTマスター Ref.1675」のマットダイヤルは、ディーラーやコレクターの間で研究が行われ、かなり細分化が進んでいる。
今回紹介するモデルは、“マーク2ダイヤル”と呼ばれており、製造期間は1972年から1973年とかなり短い。
ディテールの特徴は、存在感のある文字盤の12時位置の王冠マークと太字のロレックスのロゴなどだ。12時位置と合わせて、6時位置のレターも太字で統一されれている。
話題をこちらの“マーク2ダイヤル”に移そう。かなり変色が進んだオレンジ色の夜光に赤い部分がフェードアウトしたベゼルインサートはかなり雰囲気がある。またオイスターブレスレットがUSリベットブレスレットであることもこの個体の個性だ。
いざ探すと中々見つからない「GMTマスター Ref.1675」の“マーク2ダイヤル”。この機会に手に入れてみてはいかがだろう。
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