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2026.02.20

西野亮廣が、強いチームをつくるために必要なものは「高度な専門性ではない」と断言。大切なのは「モノを売る現場の経験」だ!

24万部のロングセラー『夢と金』以来、3年ぶりのビジネス書最新刊『北極星 僕たちはどう働くか』が、予約段階にもかかわらずAmazon本総合1位。しかも、初版10万部からのスタートにもかかわらず、驚愕の反響により、発売前重版! まさに“ビジネスパーソンが目を離してはいけない人物”西野亮廣さんの人気連載。「強いチーム」といえば「能力のある人たちの集まり」という印象を持つ人が多いのでは。ここに、西野さんが一刀両断! 今回の記事も、音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ

今回は【その時間とその経費には顔がある】というテーマでお話ししたいと思います。

第236回
会議が延び、検討が重なり、修正が増えることで、本人たちは「丁寧に仕事をしている」つもり? 「お金」と「時間」が、静かに溶かされていることに気づけ!

西野亮廣が、強いチームをつくるために必要なものは「高度な専門性ではない」と断言。大切なのは「モノを売る現場の経験」だ!

『北極星 僕たちはどう働くか』の事業投資型クラウドファンディングの募集開始

最新刊『北極星 僕たちはどう働くか』の発売日と、最新作『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の公開日が迫ってまいりました。

この二つのプロジェクトは、いずれも「事業投資型クラウドファンディング」を絡めて、その売り上げを支援者様にシェアさせていただくことになっています。

『北極星 僕たちはどう働くか』の事業投資型クラウドファンディングの募集開始2026年2月23日の朝7時となっておりまして、こちらは支援者様に「向こう5年間の印税」をシェアさせていただきます。

ペイライン(支援額とリターン額がトントンになる額)は【15万部】となっておりまして、『北極星』は初版が【10万部】なので、2回ぐらい重版がかかればペイラインを突破できるかなぁといったところです。

ちなみに、『北極星』の事業投資型クラウドファンディングに参加できるのは「オンラインサロンメンバー」か「Voicyのプレミアムリスナーの皆さん」となっているので、くれぐれも。

「どう届けるか?」という議論

とにもかくにも決戦が近づいておりまして、メディア出演も増え、「どう届けるか?」という議論が毎日繰り返されております。

エンターテイメント業界はこの1〜2年、空前の大ヒットも、空前の大爆死もありました。

それらが僕らに見せたのは、「たしかなものを作れば、遠くにいける」という希望と、「とりあえず『面』をとっといたら(インフルエンサーを使って露出をしておいたら)いいんでしょ」という既存のマーケティングにくだされた罰だと思っています。

「届け方の正解」がなかなか見当たらなくなってきましたが、映画の前売券を1枚手売りすれば、1人の人が劇場に足を運んでくれるわけで、これ以上に確かなものはない。

ならば、ここに全張りだと思って、この1年、全国各地で手売りを続けてまいりました。

あとはもう「覚悟」ですよね。

日本だけでも、たくさんの映画俳優と、たくさんの映画クリエイターがいて、皆一様に「映画を届けたい」と言いますが、1つ確かなことは西野亮廣よりも映画の前売券を手売りした人間は日本の映画史が始まって以来1人もいないわけで、ここまでは才能やセンスじゃなくて「覚悟」で辿りつける。

やるか、やらないか、だけ。

そんな中、この度、僕の兵庫県の自宅にお客さんを招いて、家の中で前売券の手渡し会&ツーショット撮影会をおこなうことにしました。

「お客さんを家にあげて大丈夫なの?」と言われたのですが、これによって映画が1人でも多くの方に届くのなら、僕のプライバシーなんぞ取るに足らない。

やらないより、やった方がいい。

そして、これは「映画」の為だけじゃなくて、「社員教育」の為にもやった方がいいと思っています。

強いチームとは、能力の集合体ではない

この件に関しては、先日、Xにポストしたので、ちょっと紹介しますね。

――――――

強いチームをつくるために、まず必要なのは高度な専門性ではない。

その前段として、全員が一度は「モノを売る」という現場を通過していることが重要だ。

営業経験の本質は、話術やクロージング技術の習得にあるのではない。

「価値は自動的には生まれない」「お金は、誰かの決断と覚悟の先にしか存在しない」という現実を、身体で理解することにある。

この通過儀礼を経ていない組織では、しばしば“歪み”が生じる。

お金や時間を「誰かが作ってきたもの」としてではなく、会社という器の中に最初から無限に存在する資源のように扱ってしまうのだ。

結果として会議は延び、検討は重なり、修正は増える。

その一つひとつに悪意はない。むしろ本人たちは「丁寧に仕事をしている」つもりでいる。

しかし実際には、誰かが頭を下げ、断られ続け、ようやく手繰り寄せたお金と時間が、静かに溶かされていく。

営業経験がもたらす最大の価値は、スキルではなく【想像力】だ。

「この経費の裏に、誰の努力があったのか
「この1時間の会議は、何を削って生まれた時間なのか」

その“顔”が見えるようになること。

強いチームとは、能力の集合体ではない。

お金と時間に対して、共通の重さと敬意を持った人間の集まりだ。

そしてその感覚は、机上の教育ではなく、売る現場を一度くぐることでしか身につかない。

――――――

まぁ、スタッフに対しては「まずは営業してこい。話はそれからだ」と言いたいところですが、いきなり現場に放り出されても、どれぐらいの量をやればいいのかが分からないと思うので、CHIMNEY TOWNではまずトップの僕が「これぐらい」をやって見せるようにしています。

今回の「自宅にお客さんを招いて、家の中で前売券の手渡し会&ツーショット撮影会」もそれが狙い。

初めて入った会社でこれを見たら、「なるほど、社会で勝つにはこれぐらいやらなきゃいけないのね」と視座が上がるかなぁと思って、半分ギャグのつもりでやってみます。

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西野亮廣

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【 フォトフィルム国際短編映画祭(トルコ)】
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【オーフス映画祭(デンマーク)】
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【ハリウッド短編映画祭(HOLLYWOOD SHORTSFEST 2025)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)

【札幌国際短編映画祭(日本)】
・最優秀作曲賞(Best Original Score)
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【ニューポートビーチ映画祭(アメリカ)】
・ アニメーション短編部門審査員賞(Jury Award for Best Animated Short)

【グローバルステージ・ハリウッド映画祭(アメリカ)】
・最優秀短編映画賞(Best Short 2024)

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監督:堤大介(トンコハウス) 脚本:堤大介氏と西野亮廣の共同制作 プロデューサー:松本紀子(ドワーフ)

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イベントのお知らせ

『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定!

『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。

  • 2月25日(水)に三重
  • 3月4日(水)に兵庫
  • 3月11日(水)に北海道
  • 3月15日(日)に宮崎
  • 3月18日(水)に京都
  • 3月23日(月)に群馬
  • 5月28日(木)に福島

私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。

書籍のお知らせ

  • 最新絵本『みにくいマルコ~えんとつ町に咲いた花~』のご購入はこちら
  • 75万部の絵本『えんとつ町のプペル』のご購入はこちら

NFTのお知らせ

子供たちに絵本を贈るプロジェクト「『CHIMNEY TOWN GIFT』のNFT」が話題に!

バンドザウルスのお知らせ

オンラインサロン・SNS・Note・Voicy


TEXT=西野亮廣

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