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2025.08.08

アントル ヌー|フレンチ好きの小山薫堂が太鼓判「めちゃくちゃ腕のいいシェフの洗練フレンチ」

食に対して圧倒的な情熱とこだわりを持つ秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強にして超最新レストランガイド「ゲーテイスト2025」。「名料理人の矜持」を感じる店から、今回は神戸・三宮の「entre nous(アントル ヌー)」をご紹介。

「アントル ヌー」のスペシャリテ
スペシャリテの「折り紙」(写真の料理はすべて¥27,500のコースの一例)は、日本庭園の美を表現した帆立貝と人参のムースリーヌ。

小山「めちゃくちゃ腕のいいシェフのお店。きれいだし何を食べても美味しい」

国際的な料理コンテストで多数の受賞歴を誇る髙山英紀シェフが2022年秋にオープンしたフレンチ。日本の旬の食材を軸としたコースには「ミルクレープ寿司」や「毛ガニのソフトクリーム仕立て」などシェフ考案の美しい料理が登場し、独自の世界観を発信する。淡路島の土を用いたカウンターは16席。2025年4月に大阪高島屋に『パティスリー アントルヌー』も開店した。

小山 イノベーティブな感じのフレンチです。シェフの髙山さんのことは『メゾン・ド・タカ芦屋』というお店にいた頃から知っているんですけど、彼はずっとクラシカルな料理をやっていて、フレンチの世界コンクール「ボキューズ・ドール」の日本代表にもなった人。やっぱりめちゃくちゃ腕があると思うんですよね。センス抜群でプレゼンテーションも上手で、女性をお連れしたら絶対喜ばれます。

「アントル ヌー」の髙山英紀氏
オーナーシェフの髙山英紀氏は、東京・京橋の『シェ・イノ』やフランスの星付き店で修業。帰国後は“料理のオリンピック”と称される「ボキューズ・ドール」で2度の入賞、アジアでは2度優勝を果たした気鋭。2022年に独立し『アントル ヌー』を神戸に開業。

見城 神戸はときどき行くけど、このお店は全然知らなかった。

小山 料理の見た目がとにかくきれいで、それでいてちゃんと美味しいんです。

中田 何人くらい入れるお店なんですか?

小山 20人くらいですかね。

見城 席はカウンターだけ?

小山 カウンターが中心ですが、個室もあって見城さんはそこがいいと思います。

秋元 見城さんは間違いなく行きますね。

小山 予約は1ヵ月前からしか取らないそうです。

中田 それはいいですね。

秋元 スペシャリテは?

小山 「折り紙」という名がついた、帆立貝と人参のムースの料理です。ほかも何を食べても美味しいです。

中田 じゃあ技術がしっかりしてるんですね。

小山 そうなんですよ。1品1品に「これを食べさせたい」という芯があるところがいいです。

秋元 素晴らしいですね。

小山 そうなんですよ。

秋元 でも薫ちゃんはすごいよね。だって「ああ、腹減った。フレンチ食いに行こう」ってなかなかハードル高くない?

見城 そうなんだよね。

小山 僕はつくづくフランス料理が好きなんだと思います。

【特集 ゲーテイスト2025】

この記事はGOETHE 2025年9月号「特集:陶酔レストラン ゲーテイスト2025」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=伊藤信

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