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2024.12.29

キミはダメ社員になってないか? 経営者が共感しまくった、西野亮廣の戒めの言葉5選【2024年まとめ】

23万部を突破した『夢と金』の著者であり、今、ビジネスパーソンが追うべき人物の筆頭である西野亮廣さんの人気連載「『革命のファンファーレ』から『夢と金』」の記事をまとめてお届け! ※2024年3月〜2024年10月掲載記事を再編。

西野亮廣記事ベスト5【まとめ】

1.会社の上司が立場上言えない真実を、西野亮廣が代わりに伝えます!…抜きん出たければ、ガタガタ言ってないでハードワークだ!

西野亮廣

今日は【会社の上司が立場上言えない真実をお伝えします。

先日、(株)CHIMNEY TOWNにまた新たに若手がやってきたので、彼らに向けてSNSにエールを投稿したのですが、それがチョット盛り上がっていたんです。
というわけで、まずは、そちらのポストを読み上げますね。

毎年(半年に一度?)、いろんな若手がウチにくるけれど、【自分から仕事を創りに行く子】と、【指示待ちをする子】は、わずか2週間で残酷なほど差がつく。
#CHIMNEYTOWNは余計にその差が大きいと思う

もっとも出遅れるのは(悩んだところで答えなんて出ないのに)【悩む子】で、彼らは「悩むこと=仕事と向き合っている」という勘違いをしているので話にならない。

世の中には「キミはキミのままでいいんだよ」という無責任な言葉が溢れているけれど、仕事の本質は「価値を生んだか、否か」でしかなく、「悩んで行動しない」を僕は1ミリも評価しない。
今のキミのままで価値を生めないのであれば、キミは努力をして価値を生める人間に変わらなければならない。

それが仕事だ。

悩みの延長線に答えはなくて、答えはいつも行動の延長線上にある。

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2.西野亮廣から「『教育しても伸びない子』を採用してしまったばかりに、リーダーが教育疲れしているチーム」へ、耳の痛い話

西野亮廣

今日は【チームの成熟期に入った時にリーダーが向き合わなきゃいけないこと】です。

映画やら、日本のミュージカルやら、ブロードウェイのミュージカルやら、世代と人種の壁を超えて、とにかく色んなチームを組んでいるのですが、どのチームを運営していてもブチ当たるのは「教育の限界」です。

やっぱり「教育では補えないこと」というか「もともと搭載しているエンジンが違う問題」は残酷だけれど確実にあって、どの業界に行っても、どのチームを組んでも、どのプロジェクトと向き合っても、この問題があるもんだから、僕はとうの昔に「教育できないことは、教育できない」と割り切れているのですが、一方で、教育の力を信じて(すべてのスタッフが成長してくれると信じて)苦しんでいるチームが少なくないなぁと思っています。

こないだ僕の大切な友達から、この相談を受けて、そこでも「教育の力を信じすぎるとチームが倒れちゃうかも」という話をしました。

くれぐれも言っておきますが「教育には力が無い」と言っているわけではなくて、「教育は万人に効く万能薬じゃなくて、教育すれば伸びる人にしか効かない」という話です。

おもくそ生々しい話をすると、家庭で、そして小中高大学で「清貧」を植え付けられた子、「お金の話をするのは悪だ!」「お金を作ることと向き合っているヤツは銭ゲバだ!」と洗脳されて社会人になってしまった子を、教育でどうこうするのは極めて難しくて、不可能じゃないですが、コストがかかりすぎるので、ハナからチームに入れないのが正解だと思います。
チームの限られたリソースを「清貧教」の洗脳を解くことに使っている場合じゃない。

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3.「効率化」を叫び、労働時間の上限を獲得した若者たちの不幸が始まっている!? ――西野亮廣が見た、クリエイティブの現場の真実

西野亮廣

今日は【働けない時代 〜雇用形態の正解を探す〜】です。

隙間時間を見つけて、CHIMNEY TOWNの若手と「ぶっちゃけ、仕事、どんな感じっすか?」という話をすることがよくあるのですが、先日、CHIMNEY TOWNの山崎が面白いことを言っていて、曰く「若くて、体力があるうちに、もっと働きたいのに、労働基準法があるので働けない」と。

それに関しては詳しくは言えませんが「上手く(いい感じに)やれよ」と思っているのが一点、そしてもう一点は「その世界を作ったのはオマエの世代だから、矢印を向けるならオマエの世代に向けろよ」というのが一点。

今はタレントさんの労働時間もある程度は守られてるんですかね?
僕が20代の時は少なくともそんなものはなくて、梶原さんに聞いていただければ分かると思いますが、1日平均20時間ぐらいは働いていました。
会社としては「いやいや、そこまでスケジュールを詰めてないでしょ?」という逃げ道を用意していたのかもしれませんが、「いやいや、ここに新ネタの番組が入っているってことは、この移動中にネタ作りとネタ合わせをしないといけないわけで…」ということだらけで、とにかく長時間働いたんです。

ところが、僕の下の世代になると、「パワハラだー」「モラハラだー」という感じで、やたら権利を主張するようになり当然、その中には「労働時間を見直せー」という主張もあり、見事にその主張を通し、「働きたい子が働けない世界」を勝ち取ったわけですが、それは、くれぐれもオッサン連中から求めた世界ではありませんでした。

オッサン連中は口にしないだけで(口にできないだけで)、今でも内心「もっとやれよ。その量で勝てるわけねーだろ。実際、勝ってねーし」と思っています。

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4.西野亮廣の言葉に経営者たちが共感!?――会社に対してスタッフが交渉できるカードは、「黒字スタッフになること」であって、「頑張ったかどうか」ではない!

西野亮廣

今日は【「働くこと」と「利益を作る」ことは別】です。

たとえば、1ヶ月かけて、一人のスタッフが原価50円のお菓子を60円で1万個手売りしたら、「売上-原価-人件費( &ウンタラカンタラ)」で、とんでもない赤字が発生するのですが、「働くこと」と「利益を作ること」の区別がついていないスタッフは「60円のお菓子を1万個売ってやったぜ! どうだ!」と胸を張ったりします。

なんなら、労働者としての権利を主張したりします。

これに関しては「いや、お前がいると(お前が頑張ると)赤字が膨らむ一方だから、今後もその知能で活動する気なら頼むから早く会社をやめてくれ」というのが会社の本音だと思います。

以前、「赤字社員」と「黒字社員」について話した回((voicyで聞きたい方はコチラ)で、学生時代にやっていたカラオケボックスのアルバイトの話をさせていただいたんですけども、あのアルバイトで最初に教えてもらったのが「西野を一人雇うのに○○円かかるから、○○円以上売り上げないと、西野は赤字スタッフで、ここで権利を主張(会社と交渉)したいのであれば、まずは黒字スタッフになれ」ということでした。

「交渉にはカードが必要だろう? 会社において、そのカードは『黒字スタッフ』になることであって、お前が頑張ったかどうかは交渉のカードにはなりえない」と。

「ああ、要するに利益を生めばいいってことね」と思って、お店にたらふく利益を生んで、交渉できる人間になって(「僕が辞めたらメチャクチャ損失が出ますよ」とキチンと算数で会社を脅して)、おそらく学生時代の月給は、国内トップレベルだったと思います。
学生時代にすっごく良い経験をさせていただきました。

ただ残念ながら、社会人になっても、30代になっても、40代になっても、「働くこと」と「利益を作ること」を区別できていない幼稚園児みたいな社会人がほとんどです。

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5.西野亮廣から、新社会人の皆さんへ――「若いうちに打ちのめされなかった不幸」は取り返しのつかないことに! そのまま30歳、40歳になった大人をたくさん知っている…

西野亮廣

今日は、【僕が社会に出た日のこと】です。

今日は今年の春から新生活が始まる子達に向けてお話しします。

僕が社会に出た日の話です。
僕の場合、ちょっとだけイレギュラーで、吉本興業の養成所の在学中にデビューさせていただいたので、どこからを「社会」と呼ぶのかチョット分からないのですが、まぁ、一応最終学歴は「高校」です。

「吉本興業の養成所は全国からお笑い番長が集まっている」と聞いていたので、それなりに不安はありましたが、一方で、自信が無いと入学願書を出していないわけで、「まぁ、いけるだろうな」と思って養成所に入って、勢いそのまま4月から毎月「月間MVP」に選ばれて、「ほらね」みたいな鼻につく感じのヤツでした。

当時、養成所の生徒としてキングコングだけ特例で、プロのオーディションを受けさせてもらえて、150組の先輩方と劇場のレギュラーをかけたオーディションを戦うことになるわけですが、そこでも優勝して、コンビ結成2ヶ月目には劇場レギュラー入りして、ビックリするぐらい順風満帆だったのですが、レギュラーに入った瞬間からボコボコに打ちのめされましたね(笑)

レギュラーメンバーには、当時は、まだ誰も知らないブラックマヨネーズさんや、フットボールアワーさんや、チュートリアルさんや、ロザンさんや、スッチー(ビッキーズ)さんや、レイザーラモンさんや、時々、入れ替わりで、麒麟さんや、笑い飯さんや、千鳥さん…本当に錚々たるメンツがズラリと並んでいて、一方で、自分達は、つい数ヶ月前まで高校生だったわけで、もうね、手も足も出ないんです。

誰も売れてないから、皆、目が殺気だっていて、トークコーナーになると、僕らに喋る隙を1秒も与えてくれないんです。
まずは自分が売れなきゃいけないから。

あそこまで「手も足も出ない」と思ったのは、生まれて初めてでした。
たぶん、あの日が「社会」の始まりなんだと思います。

あなた方が、まもなく目の当たりにする「社会」です。

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TEXT=ゲーテ編集部

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