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2024.04.19

西野亮廣の言葉に経営者たちが共感!?――会社に対してスタッフが交渉できるカードは、「黒字スタッフになること」であって、「頑張ったかどうか」ではない!

23万部のロングセラー『夢と金』の著者であり、今、ビジネスパーソンが追うべき人物の筆頭である西野亮廣さん。今回は、自分の給料がどこから出てるかの意識が低く、にもかかわらず、労働者の権利ばかりを主張する人に、耳の痛いメッセージ。音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ■連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』とは

【連載  『革命のファンファーレ』から『夢と金』】

今日は【「働くこと」と「利益を作る」ことは別】です。

第141回 「働いて“利益を作っている”人」と「働いて“赤字を作っている”人」がいる。そのことを、30代になっても40代になっても、わかってない人がほとんど!?

西野亮廣

「働いて利益を作っている人」と「働いて赤字を作っている人」

たとえば、1ヶ月かけて、一人のスタッフが原価50円のお菓子を60円で1万個手売りしたら、「売上-原価-人件費( &ウンタラカンタラ)」で、とんでもない赤字が発生するのですが、「働くこと」と「利益を作ること」の区別がついていないスタッフは「60円のお菓子を1万個売ってやったぜ! どうだ!」と胸を張ったりします。

なんなら、労働者としての権利を主張したりします。

これに関しては「いや、お前がいると(お前が頑張ると)赤字が膨らむ一方だから、今後もその知能で活動する気なら頼むから早く会社をやめてくれ」というのが会社の本音だと思います。

以前、「赤字社員」と「黒字社員」について話した回((voicyで聞きたい方はコチラ)で、学生時代にやっていたカラオケボックスのアルバイトの話をさせていただいたんですけども、あのアルバイトで最初に教えてもらったのが「西野を一人雇うのに○○円かかるから、○○円以上売り上げないと、西野は赤字スタッフで、ここで権利を主張(会社と交渉)したいのであれば、まずは黒字スタッフになれ」ということでした。

「交渉にはカードが必要だろう? 会社において、そのカードは『黒字スタッフ』になることであって、お前が頑張ったかどうかは交渉のカードにはなりえない」と。

「ああ、要するに利益を生めばいいってことね」と思って、お店にたらふく利益を生んで、交渉できる人間になって(「僕が辞めたらメチャクチャ損失が出ますよ」とキチンと算数で会社を脅して)、おそらく学生時代の月給は、国内トップレベルだったと思います。
学生時代にすっごく良い経験をさせていただきました。

ただ残念ながら、社会人になっても、30代になっても、40代になっても、「働くこと」と「利益を作ること」を区別できていない幼稚園児みたいな社会人がほとんどです。

「働いて利益を作っている人」と「働いて赤字を作っている人」がいることが理解できない。

「なんで、こんな小学2年生でもできるような算数ができないんだろう?」と不思議でならないですが、そういえば、学校では算数を教えても、算数の使い方を教えてもらえなかったことを思い出しました。
「教科書でバットの振り方を教えて、一度も打席に立たせない。一度もバットを振らせない」みたいな。

学校が「教育」と呼んでいるその謎プレイが、思考停止のロボット社員を量産するためだとしても、「だとしても、もうチョイ上手くやれよ」というのが僕の本音です。

「その人件費はどこから出るの?」問題

そんな中、先日、CHIMNEY TOWNの中で、ちょっと面白いことがあったので、共有させていただきます。
この流れで、ウチのスタッフの話をしてしまうと、そのスタッフから「俺のことかよ!」と完全に怒られちゃうのですが、「良いトコロ」もあったので、それも合わせて伝えることで、どうか帳消しにしていただきたいです。

2024年 5月18日(土)に、CHIMNEY TOWN DAOの方が『春の肉祭り』というバンドザウルスの音楽イベントを主催されるんです。
この時期、日本にいれば僕も普通にお客さんとして参加したいなぁと思っているのですが、覆面バンドであるバンドザウルスがようやく西野の手から離れた記念すべきイベントなんです。

これまでは「スーツアクターが西野」という、西野の無駄遣いがあったのですが、今回はそうじゃありません。
知らないオジサンがスーツアクターです。

聞けば、バンドザウルス(ティラ様&カジカジ)のマスクのレンタル料が発生しているそうで、ついに恐竜マスクが仕事をし始めました。
完全なる不労所得です。
売上は全て今後のバンドザウルスの悪フザケに使わせていただきます。

さて。
そのバンドザウルスのイベントで、ウチの若手スタッフが「CHIMNEY COFFEEのカフェ・オ・レベースを現地で売りたいです」と主催者さんに掛け合ってくれたみたいで、ありがたいことに100本も卸してもらえることになったんです。
これに関しては若手スタッフを全力で誉めてあげたいと思っていて(偉いぞ!)、今度会った時に、なんか奢ってあげようと思います。

話はここからです。
若手スタッフの「頑張って売りたい!」という気持ちは最高なのですが、勢いあまって、「当日、僕も物販のお手伝いに行きます!」と言ったそうなんです。
その心意気は最高なんですけど、「お前の人件費(物販スタッフとしての稼働費)はどこから出るの?」問題があって、そこを考えてなかったんですね。

少し踏み込んだ話をすると、「その場合の人件費はCHIMNEY TOWNから出るのか、イベント主催者さんから出るのか?」という問題です。

CHIMNEY TOWNの若手スタッフが「僕が行きます」と思う分にはいいんだけれど、通常、その若手スタッフの給料を出しているのはCHIMNEY TOWNなわけで、このイベントは土曜日開催なんですけども(つまるところ、社員のプラスαの稼働になるわけで)、その場合、「どっちが人件費を出すの?」という問題は確実に発生する。

「メーカーが小売業者に卸して、メーカーの人間が小売業者の店頭に立って販売をするのであれば、卸す必要ねーだろ!」という、そもそもとんでもないバカヤロウ問題があるのですが、そこは華麗にスルーするとして、とにもかくにも、「現場に売りに行きます!」と鼻息を鳴らしているスタッフの人件費を、CHIMNEY TOWNが出すのか、それとも主催者(お店)が出すのか?を決めなきゃいけない。
基本的には、こういうのは「主催者さんが出す」のですが、言い出しっぺはCHIMNEY TOWNのスタッフなわけで。

これ、「CHIMNEY TOWNが出す」とするのであれば、CHIMNEY TOWNの出費は、「主催者さんにお支払いする販売手数料」と「CHIMNEY TOWNのスタッフの人件費(交通費なども含む)」になるわけで(※二重支払い)、カフェ・オ・レベースを100本売ったところでマイナスになる可能性もある。

この場合、主催者さんに「販売スタッフはウチから出すのだから、販売手数料を下げてください」という交渉をしなきゃいけないのですが、若手スタッフ的には主催者さんを応援したくて始めた企画でもあると思うので「僕の稼働の為に販売手数料を下げてください」とは言えないと思います。

まぁ、このあたりは今後、CHIMNEY TOWN内でルール改善すればいいだけの話なのですが、「ルールは思考停止のサポーター」みたいなところもあるので、会社員の方は、せめて自分の稼働にかかっているお金ぐらいは意識してみてください。

今回の内容に関しては、全国の経営者がヘッドバンキングをしていると思うので、会社員で、ここを押さえているだけで、快適な会社ライフをおくれると思います。

  

  

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お知らせ!『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定!

『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。
4月23日(火)に東京、
5月11日(土)に香川、
5月13日(月)に埼玉、
5月16日(木)に宮城、
5月30日(木)に宮城、
6月27日(木)に東京、
8月12日(火)に関東近郊でそれぞれ『西野亮廣講演会』がございます。
私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。
チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。
サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。
会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。
講演会開催情報

よろしくお願いします。

 

西野亮廣氏ポートレイト

西野亮廣Akihiro Nishino
1980年生まれ。芸人・絵本作家。モノクロのペン1本で描いた絵本に『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』。完全分業制によるオールカラーの絵本に『えんとつ町のプペル』『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』。小説に『グッド・コマーシャル』。ビジネス書に『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』。共著として『バカとつき合うな』。製作総指揮を務めた「映画 えんとつ町のプペル」は、映画デビュー作にして動員196万人、興行収入27億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞という異例の快挙を果たす。そのほか「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」の長編映画コンペティション部門にノミネート、ロッテルダム国際映画祭クロージング作品として上映、第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門へ正式招待されるなど、海外でも注目を集めている。また「えんとつ町のプペル」は、ミュージカルや歌舞伎にもなっている。

●国内最大となる、約4万人の会員数を誇る有料会員制コミュニティー(オンラインサロン)「西野亮廣エンタメ研究所」はこちら
●70万部の絵本『えんとつ町のプペル』のご購入はこちら
●最新絵本『みにくいマルコ~えんとつ町に咲いた花~』のご購入はこちら

■連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』とは
猛烈な勢いで仮説・検証・実行・改善を繰り返し、多彩なプロジェクトを成功させてきた西野亮廣さん。ベストセラー『夢と金』の著者でもあり、現代の日本において、ビジネスパーソンがベンチマークすべき人物の筆頭といえる西野さんの“今”をお届けする連載。

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『革命のファンファーレ』から『夢と金』

猛烈な勢いで仮説・検証・実行・改善を繰り返し、多彩なプロジェクトを成功させてきた西野亮廣さん。ベストセラー『夢と金』の著者でもあり、現代の日本において、ビジネスパーソンがベンチマークすべき人物の筆頭といえる西野さんの“今”をお届けする連載。

TEXT=西野亮廣

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