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2023.12.29

五木ひろし、井上陽水、北斗の拳...2023年最も読まれたインタビュー記事5選【レジェンド編】

2023年も、第一線で活躍する人々をインタビューしてきたゲーテ編集部。年末特別編として、数ある記事のなかから2023年に特に読まれた人気記事を厳選した。今回は「レジェンド」編。 ※過去掲載記事を再編

2023年の人気記事5選【レジェンド編】

1.【五木ひろし】50年以上のキャリアで、もっとも悔しかった、1987年のレコード大賞のこと

倖せを
求めるならば
耐えよ
喜びを
求めるならば
辛抱せよ
生きてゆくなら
努力せよ

五木ひろし

これは五木ひろしの個人事務所、五木プロモーションに掲げられている社訓だ。

「あるとき、これだ! と思って書きました。僕はいつも、松下幸之助さんや稲森和夫さんの本を読み、自分の支えになる言葉を探しています。そして、自分自身の生き方に役立つ言葉を見つけると、積極的に取り入れるようにしています。ふり返ると、人間に必要なのは、忍耐と辛抱と努力だと思ったのです。人間には、努力はもちろん大切で、そして忍耐、辛抱の連続ですよ」

1971年の「よこはま・たそがれ」の大ヒットから日本の歌謡界の一線で歌い続けている五木だが、それでもいく度となく悔しい思いをし、その状況に耐えてきた。

「孤軍奮闘。僕はずっと多勢に無勢の状況で闘ってきました」

五木は悔し気に、でもかすかに誇らしげに話す。

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2.「そうか、オレ、10年後も楽しくやれるんだ」木梨憲武が所ジョージ、水谷豊、鶴瓶から学んだこと

木梨憲武

2023年9月22日、山形で「木梨憲武 交響楽団 in 山形 THE CURTAIN CALL SHOW」が開催された。

2019年に山形駅西口前にできたこのホールのキャパシティは約2000人。フルオーケストラの公演ができる山形県最大規模のコンサートホールで、木梨は思い切り歌った。

厳かな名曲「美しき青きドナウ」に導かれて客席から登場した木梨は、ステージに上がるとアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』のテーマを熱唱。ヨハン・シュトラウス二世からタツノコプロへ。木梨のエンタテインメントは振れ幅が大きい。

続いてソロ曲の「不機嫌なモナリザ」、とんねるずの「迷惑でしょうが…」、鈴木雅之のカヴァー曲「ガラス越しに消えた夏」、カンツォーネの「オー・ソレ・ミオ」……。

木梨はジャンルに縛られない。本物のクラシックの世界へ丸腰で飛び込んでいく。クラシックの音楽家をコントの世界へ引きずり込む。音楽と笑いをクロスオーヴァーしたエンタテインメントは真剣勝負だ。

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3.『北斗の拳』原哲夫、“一発屋の落ちぶれ”から返り咲くまでの苦悩の日々

原哲夫

1983年に週刊少年ジャンプ誌上で連載が始まった『北斗の拳』。当初はケンシロウとラオウの闘いを最後に、3年程度で連載が終了する予定だった。原哲夫もまた、担当編集者からそう聞かされていた。

「3年って聞いていたから、120%の力で頑張ることができていたんです。1日15時間以上働き、たとえ休日が1日もなくても。命がけで描いていたのに、編集部が『あと1年は続けたい』と言い出した。人気があるうちは連載をやめられないのはわかるけど、そんなの大人の事情。僕は若かったから、『3年で終わるって言ってたのに』って反発しました」

だが、意見は通らない。ラオウの死とともに“第一部・完”となった『北斗の拳』は休載期間もなく、次の週から新章がスタートした。

「まったく休んでいなかったから、心がくじけました。それも第一部から数年後という設定。キャラクターは歳を重ねて容貌が変わっているし、新しいキャラも必要じゃないですか。原作者の武論尊先生も設定をつくる時間があるのか心配になりました」

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4.旧友タモリとの逸話に隠された井上陽水の二面性「新曲をポストに入れて、黙って帰る」

井上陽水

井上陽水の「さしさわりのないように周囲に埋もれていくことも好きだけど変わったことも好き」という言葉から、以前タモリから聞いたエピソードを思い出した。

陽水から突然、ポストに新曲を届けたから聴いてくれないかな、という電話があったという。

自宅のポストをのぞくと、確かに陽水の音源があった。「オレの家まで来て、ふつうは黙って帰らないよね。変というか、陽水らしいというか」とタモリは笑った。陽水の人を驚かせたい気持ちと恥じらい。相反する面を同時に示す逸話だ。

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5.「臓器を5つ摘出しても、落ちこまない。人生はこれからだ!」 80歳・安藤忠雄の超ポジティブ思考術

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長年大きな病気にかかることがなかった安藤さんだが、68歳と73歳のときに大手術を経験している。そんな状況でも気持ちを落とすことなく病気と上手に付き合い、精力的に仕事に取り組んできた。

「これまで、大きな手術をたくさんしてきました。胆嚢、胆管、十二指腸、膵臓、脾臓を摘出していて、臓器が5つ無いんです。5つ臓器が無かったら軽くていい。

20年くらい前は中国で建築のコンペをして負けていた。でもこのところ、10年くらいは連戦連勝なんです。

私を評価してくれる人に、『なぜ推して下さるんですか?』と理由を聞いてみたら、『胆嚢、胆管、十二指腸、膵臓、脾臓がなくてこれだけ元気なのは縁起がいい』って言うんです。安藤さんより縁起がいい人がいますか? と。今、海外の案件では、台湾、韓国、中国、ベトナム、モナコ、モロッコ、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカと仕事をしています」

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TEXT=ゲーテ編集部

HAIR&MAKE-UP=沢田哲哉

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