全791室の客室をはじめ、歴史あるロビーやスパも刷新。ワイキキの中心にあり続ける名門「モアナ サーフライダー」で、数年にわたり段階的に進められてきた大改装がついに完了した。進化した客室やダイニングから、その新たな魅力をヒモ解く。

“ワイキキのファーストレディ”が迎えた、126年目の新章
ワイキキの中心にありながら、目の前にビーチを望むホテルは、限られている。その希少な場所に、1901年から変わらずあり続けてきたのが「モアナ サーフライダー,ウェスティン リゾート&スパ」だ。白亜の外観、海へと抜ける開放感、そして中庭に鎮座するバニヤンツリー。長く「ワイキキのファーストレディ」と称されてきた名門が、約1年にわたるリゾート全体の改装を終え、新たな姿を見せている。
2026年3月に開業125周年を迎え、大規模な改装となった。タワーウィング、バニヤンウィング、そして旧ダイヤモンドウィングから名称を改めたサーフライダーウィングの3つの客室棟を含む全791室を刷新。歴史あるロビーは、創建当初のヴィクトリアン建築の趣を生かしながら、より落ち着いた空間に。さらに、ワイキキ唯一のビーチフロントスパ「モアナラニスパ」にはウェルネスラウンジも加わり、泊まる、寛ぐ、癒やすという滞在全体の体験がアップデートされている。
客室は、3つのウィングごとに異なる魅力を備える。タワーウィングは、海やダイヤモンドヘッドを望む開放的なビーチラグジュアリー。1901年築のバニヤンウィングは、歴史ある建築美に現代的な快適さを重ねた造り。そしてサーフライダーウィングは、サーフカルチャーを感じさせる明るく軽やかなデザインが特徴だ。なかでも「サーフライダー クイーン オーシャン」は、ビーチロフトを思わせるインテリアや地元ゆかりのアートワークが印象的で、窓の向こうにワイキキの海を望む。

また、滞在中に楽しみたいのが、名物ダイニング「ザ・ベランダ」のアフタヌーンティー。ワイキキビーチを望むテラスで潮風を感じながらいただく時間は、街の中心にいることを忘れさせる。スイーツやセイボリーを味わいながら、ビーチと中庭の緑を眺めるひと時は格別だ。
さらに、ホテルの開業年を冠したワインバー「Vintage 1901」にも注目したい。ワイキキの賑わいから少し離れ、音楽に耳を澄ませながらグラスを傾ける大人の場所だ。
朝は新しくなった客室で海を眺め、午後は「ザ・ベランダ」でアフタヌーンティーを楽しみ、夜は「Vintage 1901」でワインを味わう。モアナ サーフライダーは、歴史あるホテルでありながら、今のワイキキを楽しむための滞在先として、改めて存在感を高めている。


The History of Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa
1901年|ワイキキ初の本格ビーチフロントホテルとして開業。
1904年|中庭にインディアンバニヤンツリーが植えられる。
1935年|ラジオ番組「Hawaii Calls」がモアナホテルから放送開始。
戦後|観光需要の回復に伴い、サーフライダーホテルを増設。
1962年|現在のタワーウィングにあたる21階建ての棟を増築。
1989年|大規模修復により、1901年当時の姿を意識した歴史的外観が復元される。
2007年|3000万ドル規模の改装を経て、ウェスティンブランドとなる。
2026年|開業125周年。全791室を含むリゾート全体の改装が完了。

Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa
住所:2365 Kalakaua Ave. Honolulu
TEL:+1 808-922-3111

