『北極星 僕たちはどう働くか』が、2026年上半期の売上ランキング入り。エンタメやビジネスの世界において数々の挑戦を仕掛けては新しい世界を見せてくれる人物の筆頭として、常に注目されている西野さん。さまざまなプロジェクトのリーダーでもあり、経営者としての顔も持つ西野さんの「マネジメント論」は、昨今の“コンプラ社会”では口にできなくなった厳しい言葉で、いうべきことを伝えてくれる。今回も、音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ)
今回は【レスポンスの遅いスタッフとの向き合い方】というテーマでお話ししたいと思います。
第265回
「レスポンスの遅さ」の何が問題かというと、「相手の時間を想像できていない」というところ
「レスポンスの遅さ」の何が問題かというと、「相手の時間を想像できていない」というところ

「レスポンスの遅さ」の何が問題か
先日、CHIMNEY TOWNのスタッフに「お前、ナメてる?」という珍しい電話をしたので、そのことについてお話ししたいと思います。
これはあくまで僕個人の意見ですが、もしかすると日本中の社長さんの本音かもしれないので、そんなことを想像しながら話を聞いてください。
先日の朝、とあるイベントの大人チケットが「完売」となっていたんですね。
ちょっとややこしい話になって恐縮ですが、そのイベントはチケット販売サイトの都合で「大人チケット」と「子供チケット」を別枠で販売しなきゃいけなかったのですが、「大人チケット」が完売していて「子供チケット」が3〜5枚ほど残ってたんです。
ただ、そのイベントは、子供だけで参加するようなイベントじゃないので、「子供チケット」だけを売られたところで、どうしようもないわけです。
というわけで「大人チケット」を5枠だけ追加しようと思って、そのことをスタッフにLINEで連絡したんですね。
イベントのお知らせというのは、お客さんの予定のことを考えると、とにかく早め早めにした方がよくて、僕自身、Voicyでも、オンラインサロンでも、毎日告知しているので、そのことを早く伝えたいという気持ちがありました。
そんなこんなで朝にスタッフに「座席を追加して」と連絡をしたのですが、そこから進捗状況の報告がなく、昼過ぎになって、もう一度スタッフに連絡を入れたところ、「チケット追加にあたって、各所、確認をとっていました」という返事があったんですね。
よく仕事の現場では「レスポンスの遅さ」が問題になりますが、「レスポンスの遅さ」の何が問題かというと、「相手の時間を想像できていない」というところにあるんですね。
対応が遅れるのは問題ないんです。
ですが、どういう事情で対応が遅れてしまうのか。
また、遅れるなら、「いつまで遅れるのか?」を相手に伝えた上で、対応に当たらないと、相手は「いつになるか分からないレスポンスを待ち続けることになる」。
要するに「『何待ち』か伝えろ」という話です。
「レスポンスの遅い人間」が混じっていたら、その文化は伝染してしまう
実は、ここに至るまでに、3人のスタッフに、このチケットの追加のことを伝えたのですが、ものの見事にレスポンスが遅くて(相手に対しての配慮がなくて)、話にならないなぁと思いました。
ていうか、ビジネスパーソンとしてのレベルが低すぎて失望しました。
多くの会社は、こういう時は、陰で社員の愚痴を言って経営者は気持ちを片づけるのですが、ここに関しては僕の気持ちはどうでも良くて、普通に「レスポンスが遅いスタッフ」に対しては仕事を任せる範囲はもちろんのこと、報酬などにも明確に反映させることにしました。
「遅いんだったら、俺に近寄るな」です。
会社は学校や老人ホームではありません。
社長が社員の育児や介護をする場所でもないし、価値を生み出さないスタッフを未来永劫守り続ける天国でもない。
ナメているスタッフに対して過保護になってしまうと、真面目に頑張っているスタッフが汗を流して働いていることがバカらしくなるので、「遅いスタッフは評価しない」ということを粛々とやっていった方が良いと思います。
会社にとっては「辞められたら困る」と考える会社もあると思うのですが、無能なスタッフを引き止めても、余計なことにリソースが割かれ続けるだけだから、それなら、事業をサイズダウンして、有能なスタッフだけで会社を回した方が健全だし、その後、成長させる上でも、たとえば「レスポンスの遅い人間」が混じっていたら、その文化は伝染してしまうので、とっとと、そこの人員整理はしておいた方がいいと思います。
こういう話をすると、すぐに「こんな会社で働きたくなーい」みたいな声が上がるのですが、いいんです、それで。
会社の最大の損失は「採用のミスマッチ」なので、合わない人は最初から出会わない方がいい。
そして、「働きたくなーい」という人は心配しなくても大丈夫です。
採用されないから。
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下記の都道府県で開催が決まっています。
- 9月30日(水)に千葉
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- 11月26日(木)に東京
- 11月30日(月)に栃木
- 12月3日(木)に山形
私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。

