遊びも仕事もフルスロットルな大人は今、沖縄に集まるという。ツウだけが知っているグルメスポットにアクティビティなど、楽しむことにも常に全力な仕事人に沖縄での遊び方を教えてもらった。今回は、ヒューマントラスト代表取締役社長・阪本昌之氏が愛してやまない、宮古島のグルメを紹介する。【特集 沖縄に住む】
1.ゆさらび|夕陽を望む、島フレンチレストラン
43歳で北新地でミシュラン一つ星を獲得した石原鉄哉シェフが宮古島に移り腕を振るう丘の上の一軒家レストラン。ランチは気軽なカフェビストロだが、ディナーは本格的なフレンチコース。宮古島の食材を使ったコースは滋味深く、軽やか。お薦めはレストランを貸し切り、テラスやソファ席で日が暮れるのを眺めながらの食事。「夕陽に見惚れながらの食事は格別。知る人ぞ知るお店です」
ゆさらび
住所:沖縄県宮古島市城辺友利429-1
TEL:0980-79-7907
定休日:水曜
座席数:42席(内テラスは20席)
営業時間:11:00~L.O.14:00/18:30~20:00、19:00~21:00(7月~9月)
2.沖縄料理 なかよし|泡盛の古酒と沖縄料理に舌鼓
家庭的な沖縄料理とともに、やんばる鶏や宮崎地鶏を使った炭火料理が人気の居酒屋。店主の川満伸人さんがお酒好きということもあり、泡盛の古酒を多く取り揃える。実は川満さんのお母さんが同じ地で40年近く「なかよし食堂」を営んでいた場所なのだとか。店内に漂う温かい雰囲気は今も健在だ。「地元の飲食店店主が集まるほど、味は確実。いつ行っても何を食べても美味しいです」
沖縄料理 なかよし
住所:沖縄県宮古島市平良字西里13-1
TEL:0980-72-0734
定休日:日曜
座席数:20席
営業時間:18:00~24:00
3.BAR PARADISO|美しい音色が響く宮古島のオアシス
賑やかなメインストリートから1本入った場所にひっそりと佇む「BAR PARADISO」では、50年代の心地よいジャズが流れる。聞けば、そのこだわりは真空管アンプとカスタムメイドのスピーカーに。店主の石井万紀子さんの古いモノ好きが高じ、時代を超えても変わらないものをイメージした空間は、洗練されつつもどこか懐かしい。
「センスがいいバー。街に出た時は、必ず最後に寄っていきます」
BAR PARADISO
住所:沖縄県宮古島市平良下里575
TEL:0980-72-6747
定休日:日曜
座席数:22席
営業時間:20:00~25:00
4.ぷちまあと|夜な夜な地元のすごい人が訪れるお店
ピンク色の看板が目印の「ぷちまあと」は、以前コンビニだった面影がそこかしこに。飲み物や食べ物は、冷蔵ケースから好きなものを取ってくるスタイル。生まれも育ちも宮古島の店主・伊波博之さんの知らない人同士でも和気藹々と話せる空間にしたいという想いを体感できる。
「気づけば一緒に飲むのは地元の名士ばかりということも。常連はタイムカードがあるなど遊び心にも溢れています」
ぷちまあと
住所:沖縄県宮古島市平良下里756-3
TEL:0980-73-7117
定休日:無休
座席数:15席(最大20席)
営業時間:20:30ぐらいからスタート
この記事はGOETHE 2024年9月号「総力特集:人生の楽しみ上手が集う島 沖縄に住む」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら