遊びも仕事もフルスロットルな大人は今、沖縄に集まるという。ツウだけが知っているグルメスポットにアクティビティなど、楽しむことにも常に全力な仕事人に沖縄での遊び方を教えてもらった。今回は、ヒューマントラスト代表取締役社長・阪本昌之氏が愛してやまない、宮古島のビーチを紹介する。【特集 沖縄に住む】
どっぷり浸る宮古島
マリンスポーツを楽しむために13年前から宮古島に通い、その魅力にハマッたというのが、ヒューマントラスト代表取締役社長・阪本昌之氏だ。5年前には海を一望できる最高の場所に別邸を設け、今も行ける時は最低1週間滞在して、宮古島の自然を満喫している。
「モルディブをはじめ世界の海を見てきましたが、宮古島は手つかずの自然も多く、とにかく海が信じられないほど美しい。ダイビング免許も持っていますが、ここではいつもシュノーケリング。それでも十分感動的な海の風景が楽しめるんです」
さらに沖縄本島や石垣島などと異なるのは、そんな絶景へのアクセスのよさだ。
「例えば本島できれいなビーチに行こうと思えばクルマで1、2時間かかりますが、宮古島は空港からほんの15分で行ける美しいビーチが山ほどあるんです」
そんな土地の魅力を武器に、コロナ後はラグジュアリーなホテルやレストランが続々と誕生。国際線も就航する、みやこ下地島空港には2024年4月にプライベートジェット専用ターミナルも完成した。今後海外の超富裕層からの注目はさらに高まりそうだ。とはいえ、厳しい天候を含め、島独特の環境を理解せず苦労するリゾートも多いという。
「観光客が増えたことで遊べる環境が増えたことは確かです。でも地元の自然環境や文化を理解することが大事。その理解が深まるほど、滞在はより楽しいものになっていくと思います」
宮古島に邸宅がある阪本氏が足繁く通うお店は、地元の方たちから愛されている店ばかり。
「まだまだ知られざる場所がたくさんあるのが宮古島。人がほとんどいない静かな入り江など、そこにいるだけで癒やされる場所が無数にあります。お気に入りの場所を見つける楽しみを体験してほしいです」
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みやこ下地島空港の横に、干潮時にだけ現れる幻のビーチ。滑走路の先端部分に位置するため、時間によっては飛行機の着陸の瞬間を間近で見ることができる。
2.サバウツガー(サバ沖井戸)
海岸線のダイナミックな地形のもと、シュノーケリングで美しい珊瑚礁や魚を見られる。中級者以上にお薦め。「透明度が高く、たくさんの魚に出会えます」。
3.佐和田の浜
日本の渚100選にも認定された遠浅の浜。巨岩が沖合に点在する独特の風景が広がるサンセットの名所。「SUPで沖に出て、海に沈む夕陽を眺めるのが最高の瞬間です」。
この記事はGOETHE 2024年9月号「総力特集:人生の楽しみ上手が集う島 沖縄に住む」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら