「人生、間違えたかも――」。“歌舞伎町No.1キャバ嬢”として時代を築き、経営者としても成功を収めた愛沢えみりも、30代で大きな迷いを経験した。仕事、結婚、出産、人間関係……揺れ続けた日々の先に見つけた、“自分で自分を幸せにする”ための思考法とは。著書『運命は自分でつくる』から、その思考の一部を抜粋して紹介する。第5回は、他人に振り回されない思考法。【その他の記事はこちら】

嫌いな言葉は?
A.「あなたのため」って言葉それって結局、自分のためだから
自分の意見を押し付けてくる人っていますよね。そういう人が必ずといっていいほど口にするのが、「あなたのためを思って」という言葉。
これってきれいごとだと思うのです。「あなたのため」と言いながら、結局「私はあなたにこうなってほしい」という自分の願望を押し付けている。または、「自分に都合がいいからそうしてほしい」という場合もあります。
かくいう私も、かつては「あなたのためを思って」をよく使っていました。でも、あるとき、その言葉の裏には「私がいいと思うんだからこうしなよ」というような、傲慢な気持ちがあることに気づきました。以来、この言葉は自分からも口にしないように気をつけています。
「あなたのため」と言うくらいなら「私はこう思うんだけど」と言うのが正しいはず。だから、「あなたのため」が出てくる人の発言はスルーしていいと思います。
そもそも大前提として、「私は私」「あなたはあなた」であるべきですよね。そう心から思えたのも、選択的シングルマザーを公表したことが大きいと思います。それまで世間から良く思われたいという気持ちがあったのに、その鎧をこのとき脱ぎ捨てられたから。
たとえ普通じゃなくても、その人が考えに考えて選びとったことならば、他人にとやかく言う権利はありません。もし何か言われても、放っておきましょう。

