「人生、間違えたかも――」。“歌舞伎町No.1キャバ嬢”として時代を築き、経営者としても成功を収めた愛沢えみりも、30代で大きな迷いを経験した。仕事、結婚、出産、人間関係……揺れ続けた日々の先に見つけた、“自分で自分を幸せにする”ための思考法とは。著書『運命は自分でつくる』から、その思考の一部を抜粋して紹介する。第2回は、職場での円滑なコミュニケーションについて。【その他の記事はこちら】

【相談】職場でのコミュニケーションをうまくとるには?
A.「話し方」「伝え方」に気をつける
職場で円滑なコミュニケーションをどう図るか。これまた重要な課題です。
私はキャバ嬢時代、自分はコミュニケーションがうまくとれていると思っていました。
でも、実はそれって、スタッフたちが稼ぎ頭のキャバ嬢に気を遣ってお姫様扱いしてくれていただけ。それがわかっていなかったから、『Emiria Wiz』を立ち上げた頃は従業員に対して、「言わなくてもわかって!」と本気で思っていました。自分のことは棚に上げて「なんでわからないの?」と毎日部下を叱責するダメ社長っぷりですから、毎週ごとに人が辞めていきました。
あるとき、さすがにまずいと、コミュニケーションのとり方を根本から見直しました。
具体的には、以下の3つを心がけました。
- 感情的になったら、話さない。一度言葉にしてしまうと、取り返しがつかないから、うまく言葉にできない場合は話さないほうがマシ。物理的にその場から離れても。
- あらかじめ何を話すか考えてから話す。その際に、相手がどう答えるかも予測して、返しのバリエーションも考えておく。
- 相手の都合がいい時間をアポどりして話す。何か伝えたいことがあっても、相手の聞く姿勢が整っていないと、伝わらないから。
この3つを続けたところ、社内の空気が劇的に良くなりました。
社長だから、先輩だからといって、一方的に言うだけじゃダメ。相手に理解してもらえるように思いやりを持った指示を心がけたいものです。

