「人生、間違えたかも――」。“歌舞伎町No.1キャバ嬢”として時代を築き、経営者としても成功を収めた愛沢えみりも、30代で大きな迷いを経験した。仕事、結婚、出産、人間関係……揺れ続けた日々の先に見つけた、“自分で自分を幸せにする”ための思考法とは。著書『運命は自分でつくる』から、その思考の一部を抜粋して紹介する。第1回は、仕事を頑張らない人について。【その他の記事はこちら】

【相談】仕事を頑張らない人をどう思う?
A.価値観は人それぞれ。“誰とも合わない”と思うとラク
上司、部下、同僚の中にやる気のない人がいてイライラする──。私も起業したばかりの頃、みんなが自分と同じ熱量ではないことに不満を抱き、それをストレートにぶつけていたことがありました。
でも、価値観は人それぞれなんですよね。
以前、『Emiria Wiz』の店舗で働いていた店長に本社勤務の異動を打診したら、断られました。こちらとしては給与も上がるし、年齢的に立ち仕事をするよりも事務仕事をしながらマネジメント業務をしたほうが彼女のためになるという意図があったんです。
でも、彼女にとっては「接客が好きだから現場にいたい」という思いが最優先でした。
それ以来、職場は仕事という共通の目的のために人が集まる集団。だから、価値観が違うのは当たり前で、仕事に捧げる情熱だってそれぞれ違うと受け止めています。
私のように「仕事=人生」と思っている人もいれば、生活のためだけに働いている人もいるでしょう。何を幸せと感じるかは人それぞれです。
「私はこれだけ頑張っているのに、あの人は頑張っていない」と不満に思ったところで、相手の仕事への情熱を操作できるわけはないし、他人の価値観に不満を持つこと自体がおこがましいのかもしれません。
独身、既婚、子あり、子なしで生活スタイルも違いますから、価値観は誰とも合わなくて当たり前だと思っておくと気がラク。そのほうが人間関係もうまくいく気がします。

