信頼を得るためには、時間がかかるもの。時計業界においては数百年という歴史こそが、信頼の源となる。ところが新興ブランドだったベル&ロスは、製品のクオリティと卓越したデザインで、プロフェッショナルたちからの信頼を勝ち得た。なぜそれが可能だったのか? その理由は、前例に縛られない自由な発想にあった。

プロフェッショナルが認めた新進ブランド・ベル&ロス
創業数百年という老舗ブランドが珍しくない時計業界において、ベル&ロスは初めから異端児であった。創業者はフランス人で、ブルーノ・ベラミッシュ(Bruno Belamich)は工業デザイナーで、カルロス・A・ロシロ(Carlos-A Rosillo)は銀行家。ふたりは高校時代の同級生で、どちらも実家は時計産業とは無関係。そんなふたりの名をもじった「Bell & Ross」は、1994年にパリで創業する。
彼らの強みは、新進気鋭のブランドゆえの、前例に縛られない柔軟さにあった。まずは過去の時計たちから多くのインスピレーションを得た、ツウ好みの時計を製作して評価をえると、2005年には航空機の計器のデザインをそのまま腕時計に落としこんだ、角型ウォッチ「BRシリーズ」を発表する。
視認性に優れ、タフな世界観を表現した時計は、極めて尖ったスタイルでファッション業界から注目された。しかしBRシリーズを本当に理解したのは、軍や警察の関係者といった危険と隣り合わせのなか働くプロフェッショナルたちだった。
BRシリーズは大きな角型ケースが特徴だが、その四隅にあるビスはデザインだけでなく、上下のケースをがっちりと組み合わせるためにあり、そのおかげで時計は堅牢で防水性も高かった。同社の時計は「視認性」「機能性」「高精度」「信頼性」という時計の本質を貫いており、その姿勢が「信頼を託す道具」としてプロフェッショナルたちから認められたのだ。
本物の機能美を表現する「BR-03」

自動巻き、セラミックケース、径41mm。¥616,000
BRシリ-ズの始まりは2005年。航空機のコックピットに収まる角型の計器からインスピレーションを得た角型ウォッチは、「BR-01」としてデビューする。ケースサイズは46mmもあり、まさに計器をそのまま腕に巻く印象だった。そして2006年にケースサイズを42mmにサイズダウンした「BR-03」が登場。腕乗りの良いサイズとなったことで、さらに人気を集めるようになる。
この「BR-03」は、2023年にさらなる進化のためにケースサイズを41mmへとサイズダウン。そして新しい自動巻きムーブメントを搭載し、パワーリザーブも54時間へと伸長している。
小さな刷新を続けるマスターピース「BR-03」の特徴は、なんといってもそのデザインにある。航空計器をそのまま時計にした、シンプルかつ明確なダイヤル表示やカラーリングは、時刻を知らせるための道具に徹している。その研ぎ澄まされたスタイルこそがこの時計の最大の魅力なのだ。

またケース素材の開発にも力を入れており、耐傷性に優れ、スティールよりも軽く、金属アレルギーも起こさないセラミックを積極的に採用。その精悍なブラックは、航空計器にも用いられている色であり、より明確に時刻表示が目に飛びこんでくる。
時計にはさまざまな価値基準があるが、見やすく使いやすいことは、最も重視される時計の本質。"Form follows function"(形態は機能に従う)とは、機能美の大前提であり、それを、ベル&ロスは「BR-03」で体現する。だから多くのプロフェッショナルたちが、この時計を選ぶのだ。
進化で魅力を広げる「BR-X3」

自動巻き、Tiケース、径41mm。¥1,243,000
伝統は守るべきものである。しかし同時に、それを超えようという気持ちがなければ衰退してしまう。ベル&ロスでは、BRシリーズをより特別なものとするために、“X”を冠する上位コレクションを展開。2025年に誕生した「BR-X3」は、ベル&ロスのアイコン「BR-03」をさらに進化させたモデルだ。
角形ケースは継承するが構造はより立体的になり、ムーブメントを収めるミドルケースの上下から、チタンパーツで挟みこむマルチレイヤー構造となる。もちろんこれらのパーツを、四隅のビスでがっちり固定して堅牢性を高めるスタイルは不変。しかしケースに採用したグレード2チタンが持つ軽量性や耐久性といった機能性と、特有なマットの質感によって機能美を実現。所有する喜びを搔き立てる。
ダイヤルのデザインも進化し、よりグラフィカルな表現を取り入れた。3時位置のカレンダーは3日分を表示する大型窓となり、9時位置にはパワーリザーブ表示をシンメトリーに配置。どこか都会的なムードを纏わせる。
そして搭載するムーブメントは、ケニッシ社が製作する専用ムーブメントのCal.BR-CAL.323。70時間のパワーリザーブを誇り、高精度の証であるCOSC認定クロノメーターを取得するなど、デザインも機能も大幅にレベルアップしている。

そのタフな機能性を証明するように、この時計は世界一過酷なラリーレース「ダカールラリー」のストッククラス(市販車ベース)に参戦した、「ディフェンダー・ラリー」チームの公式タイムキーパーとして採用された。砂塵と埃の中でドライバーたちとともに15日間という長丁場のレースを走り抜き、正確な計時でチームをサポート。チームは見事にクラス優勝を達成した。
過酷な現場でこそ、この時計は輝く。プロフェッショナルに愛されるのは当然なのだ。
プロフェッショナルのための腕時計「BR-03」「BR-X3」
腕時計は、ビジネスシーンにおける自己表現のツールでもある。ラウンドケースが多数派だからこそ、角型ケースはそれだけで腕元に個性をつくりだす。
しかも「BR-03」と「BR-X3」は、プロフェッショナルが認めたツールウォッチなので、その物語も含めてより自分らしさを語ることができるだろう。
そもそもビジネスの世界で生き抜く男たちもまた、ひとりのプロフェッショナル。この時計たちが、あなたの腕元で戦う日を待っているはずだ。
問い合わせ
ベル&ロス ブティック 銀座 TEL : 03-6264-3989
ベル&ロス ブティック 大丸東京店 TEL:050-1781-4425
ベル&ロス ブティック 心斎橋 TEL:06-6786-8993
ベル&ロス ブティック 福岡 TEL:092-753-9993

