「人前に出たくない」自分と、「もっと表現したい」と願う自分──。その相反する気持ちを抱えながら、俳優・白洲迅は挑戦を重ねてきた。彼が憧れ続けるアルファ ロメオもまた、ブランドの未来を担うハイブリッドモデル「JUNIOR IBRIDA(ジュニア イブリダ)」とともに、新たな時代へと歩みを進めている。仕事、家族、そしてクルマとの時間。変わり続ける日々のなかで、それでも変わらないものとは何か。挑戦を恐れず、自分らしさを磨き続ける33歳の現在地に迫った。
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幼少期から受け継ぐ、クルマ好きのDNA
「アルファ ロメオ ジュニア」のコックピットで、俳優・白洲迅の表情がふっと緩んだ。
「おー、アルファ159だ。前からはトナーレが来る! アルファ ロメオは抜群に格好いいですよね。ひと目見ただけでわかるデザイン、他のクルマにはない独特の色気があります」
日本上陸から1年を迎えたハイブリッドコンパクトSUV「アルファ ロメオ ジュニア イブリダ」。伝統と革新を携え、新たな時代へと走りだした一台のステアリングを軽やかに捌きながら、ふと視界に飛び込んできた別のアルファ ロメオに思わず目を奪われる白洲。その原風景は、幼少期の記憶にまで遡る。
「父が、ずっとクルマをいじっている人だったんです。多い時はクルマを5、6台も所有していて。小さい頃から洗車やワックスがけを手伝わされていましたし、当時は正直、面倒だなと思っていたんです。自転車ですら洗わないと叱られていましたから(笑)。でも今は、洗車をしたり、ちょっとした変化に目をとめたりする時間が楽しい。気づけば、父と同じようなことをしているんですよね。好きになるべくして、クルマを好きになったんだと思います」

父から受け継いだ“クルマと向き合う時間”。18歳で免許を取得し、初めての愛車を手にしたのは24歳のこと。そんな彼にとって、アルファ ロメオは特別な存在だという。
「大ベテランの俳優さんが、赤いアルファ ロメオで現場にやってきたんです。もちろんクルマも格好よかったんですが、その方の所作がとにかく美しくて、色気がありました。『アルファ ロメオに乗りたい』『こういう接し方ができるような大人になりたい』と思いましたね」
この日、白洲が試乗したジュニアもまた、艶やかなレッドを纏う。

1992年東京都生まれ。第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストをきっかけに芸能界入りし、2011年に舞台で俳優デビュー。以来、舞台をはじめドラマ、映画などに数多く出演。現在は大河ドラマ『豊臣兄弟!』佐々成政役として出演中。そして2026年9月18日公開の映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』では、織田裕二演じる青島俊作の新たな相棒役であり、麻布中央署の刑事・美浦秋としての出演も控えている、今注目の実力派俳優。
走りにも、アルファらしい色気がある
一方で、その視線は、艶やかなスタイリングだけに向けられているわけではない。1.2ℓ3気筒ターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドが生みだす走りにも、強い印象を受けたという。
「とにかく軽快で3気筒のレスポンスがいい。ハンドリングもブレーキも、キビキビと自分の意図どおりに反応してくれます。決して飛び抜けたパワーというわけではないですが、クルマと対話しながら走っている感覚があって、運転していて気持ちいいんです。サイズもコンパクトだから、日本の狭い道でも扱いやすいし。世界的にジュニアが売れている理由がわかる気がしますね」
俳優になることが、大きな挑戦だった
俳優として、そして二児の父として。経験を重ねるなかで、白洲は「変わること」と「変わらないこと」、その両方を大切にするようになったという。
「人前に立つのが得意なタイプじゃないんです。それは昔から変わらないし、今もそう。『じゃあ、なんで俳優やっているんだ』って言われたら返す言葉もないんですけど(笑)。でも、それくらい自分を変えてくれたのが俳優という仕事なんですよね」
前に出る自分と、どこか引いてしまう自分。そのどちらも否定せず、今の自分として受け入れる。そうした姿勢は、アルファ ロメオのあり方にも重なる。
1910年の創業以来、アルファ ロメオは官能的とも称される「走る愉しさ」というDNAを受け継ぎながら、時代に合わせて進化を続けてきた。ブランド初のコンパクトSUVであり、マイルドハイブリッドを採用したジュニア イブリダもまた、その挑戦の延長線上にある1台だ。
「ラクなほうに逃げないことは大切。でも、『逃げない』って真っ向からぶつかることだけじゃない。もっとスマートなやり方や、いなし方もあると思うんです」

『踊る大捜査線』で挑む、新たな相棒役
自身の変化を実感した経験として白洲が挙げるのが、2024年、蜷川幸雄の跡を継いだ吉田鋼太郎が演出を手がけた彩の国シェイクスピア・シリーズ『ハムレット』で演じたホレーシオ役だ。
「舞台は大きな挑戦でした。信じられないくらいの大声量を出しましたし、声を枯らしてから“本当の稽古が始まる”ような感覚でした。でも、どれだけセリフが難しくても、人の感情を通すという意味ではドラマや映画と変わらない。難解な作品でも、シンプルにやっていいんだと思えるようになりました」
そこで得た気づきは、次の挑戦にもつながっている。なかでも特別な意味を持つのが、「踊る大捜査線」シリーズ最新作への出演だ。織田裕二演じる青島俊作刑事の新たな相棒、麻布中央署の若き刑事・美浦秋として、冷静沈着でクールな役どころに挑む。
「子供の頃から見ていた作品なので、本当に嬉しかったです。同時に、本広克行監督をはじめ、何十年もかけて作り上げられてきた現場に入ることには、身が引き締まる思いもありました。撮影では、あえて役を掴みきらせないような演出も感じたので、いっそのこと振り回されようと思いました」
揺さぶられることさえ力に変えながら、白洲は今も新たな一歩を踏みだし続けている。

そして、その優しくも精悍な眼差しは、愛する家族へも向けられている。前日にはジュニアで自宅近所をドライブしたという白洲。
「上の子が『アカ! パパ、アカ!』って大興奮していて(笑)。子どもながらにアルファ ロメオの色気がわかるなんて、遺伝ですかね」
その表情は、愛する家族とクルマを語るひとりの父親、そして根っからのクルマ好きそのものだ。
「日本上陸から1周年を迎えたジュニアは、本当に特別なクルマだと思います。“アルファ ロメオらしさ”はしっかり受け継ぎながら、初めて乗る人でも親しみやすい。これから街で見かける機会が増えると思うと、クルマ好きとして純粋に嬉しいですね」
変化を恐れず、けれど本質は手放さない。白洲迅とアルファ ロメオ ジュニアは、そんな美学で静かに響き合っていた。

全長×全幅×全高:4195×1780×1585mm
ホイールベース:2560mm
駆動方式:FWD
パワートレイン:1.2ℓ直列3気筒ターボ+48Vマイルドハイブリッド
システム最高出力:145PS
エンジン最高出力:136PS(100kW)/ 5500rpm
エンジン最大トルク:230N・m / 1750rpm
トランスミッション:6速eDCT(デュアルクラッチAT)
燃料消費率:23.1km/ℓ(WLTC モード)
価格:¥4,470,000〜(税込)
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