「人生、間違えたかも――」。“歌舞伎町No.1キャバ嬢”として時代を築き、経営者としても成功を収めた愛沢えみりも、30代で大きな迷いを経験した。仕事、結婚、出産、人間関係……揺れ続けた日々の先に見つけた、“自分で自分を幸せにする”ための思考法とは。著書『運命は自分でつくる』から、その思考の一部を抜粋して紹介する。第3回は、部下の失敗の対処法について。【その他の記事はこちら】

【相談】部下が失敗したときの対処法は?
A.部下の失敗は自分の責任
部下や後輩が失敗したとき、どんなふうに接すればいいか。
私はまず、責めるよりも「どうしてこうなったの?」と聞くようにしています。そもそも失敗しない人はいないし、むしろ難しいチャレンジであればあるほど失敗の可能性は高まる。だからこそ、なぜ起こってしまったのか、原因を把握することが重要です。
自分がもっと丁寧に指示していれば起きなかったかもしれないし、部下の能力や適性を自分がうまく見極められていなかった可能性もある。もしかしたら、会社の構造に原因があるのかもしれない。だから、大きな失敗が起きたときは、私自身の責任と捉えて、なぜこうなったのかを考えるのです。
また、もしも部下や後輩たちが「できなくて当たり前」と諦めていたら、それも経営者の自分に問題があると受け止めます。人のせいにしたり、誰かがやってくれるのを待っていたりする状態では、職場のモチベーションはどんどん落ちていく。責任を持って仕事することを根付かせられなかった自分の責任だと思って、根本的な意識改革に取り組みます。
ちなみに失敗した側の態度として、一番大事だと思うのは、ごまかさないこと。どんなに頭の回転がよくて成果を出していても、自分に都合の悪い展開になると、ごまかしたり、隠したりする人は信頼できません。誠実さは仕事における最大の武器です。

