「人生、間違えたかも――」。“歌舞伎町No.1キャバ嬢”として時代を築き、経営者としても成功を収めた愛沢えみりも、30代で大きな迷いを経験した。仕事、結婚、出産、人間関係……揺れ続けた日々の先に見つけた、“自分で自分を幸せにする”ための思考法とは。著書『運命は自分でつくる』から、その思考の一部を抜粋して紹介する。第6回は、誰に相談するか。【その他の記事はこちら】

【相談】どういう人に相談して何を参考にする?
A.当事者の「考え方」を参考にする。実体験のない人の話は聞く意味なし
何かに迷ったとき、いろんな人の意見を聞いた上で、最終的に自分で判断する。これが私のやり方ですが、まずは相談相手を見極めます。
仕事で迷ったときに相談する相手は、その分野で実際に苦労した経験がある人。
私の会社はコンサルティングやマーケティングの会社に経営アドバイスをもらったことが一度もありません。彼らは過去のデータは示せるけれど、当事者じゃないから。判断に数字はもちろん必要だけど、そこに至るまでには紆余曲折があるし、理論だけで割り切れないこともたくさんあります。どんなに予測して始めたことでも想定していなかった事態にぶつかることも。だから、必ず当事者に話を聞くようにしています。
当事者が話す内容は、耳が痛いほどリアリティ満載。「その考えじゃ甘いよ」と忠告されることもありますが、とにかく説得力があり、ありがたいです。
ちなみに、私が参考にするのは、その人が「どうやったか」という手法ではなくて、「どう考えるか」。なぜなら同じアパレル事業にしても、タイミングやターゲットが違えば同じ手法は使えないので、方法論は当てにならないからです。
もし、自分が聞きたいことに答えてくれそうな人を直接見つけられなかったら、当事者である人を紹介してもらいます。あくまで「考え方」にフォーカスするからか、意外と皆さん快く時間をつくってくれます。

