春光に心躍るこの時期は、周囲をパッと明るくするカラーアイテムの出番。ふだん選ばないような色を纏えば色の刺激で気分も高揚し、気力も満ちてくる。コーディネート編。スタイリスト・野口強による連載「The character of G」。
![春コーデ6選](https://goetheweb.jp/uploads/2024/04/cg-19-1200x791.jpg)
1.ルイ・ヴィトン|瑞々しいグリーンが冴えるグラフィカルなスタイル
軽やかな着心地のホワイトデニムのワーク風ジャケットに、アイコンのひとつであるダミエ・パターンを、鮮やかなグリーンのフロッキー加工でプリント・オン。同素材のパンツとスーチングすれば、グラフィカルかつパンチの効いたルックが完成。
![ルイ・ヴィトンの春コーデ](https://goetheweb.jp/uploads/2024/04/cg-19-1-1200x807.jpg)
2.マルニ|レイヤードで効かせるパワフルな色のインパクト
ビビッドなオレンジのカバーオールは、同色のスウェットをインに重ねることで、色のインパクトを最大限に発揮。ボトムはコットンウールのチェックパンツで、粋なトラッド風味を添えて。
![マルニのカラースタイル](https://goetheweb.jp/uploads/2024/04/cg-19-2.jpg)
3.メゾン マルジェラ|オーセンティックな柄を洒脱なアレンジで斬新に
アメリカの老舗、ペンドルトンとのコラボアイテム。コットンのコートにウールのチェックをスクリーンプリントで施し、プリントが刷り落ちたような曖昧な境界線を表現。同プリントのシャツ、5ポケットパンツと合わせてもクール。
![メゾン マルジェラのカラースタイル](https://goetheweb.jp/uploads/2024/04/cg-19-3-1200x1583.jpg)
4.グッチ|涼やかな風が通り過ぎるシルクサテンシャツの愉悦
ブランドのアイコンでもあるホースビットのデザインをグラフィカルにデフォルメし、色鮮やかにプリントしたオープンカラーのシャツ。シルクサテンの上品な光沢に、グリーンとネイビーのシックなカラーリングも冴え、リラクシーさも格別。素肌の上をさらりと滑るクールな感触も、汗ばむ季節にちょうどいい。
![グッチのカラースタイル](https://goetheweb.jp/uploads/2024/04/cg-19-4-1200x1578.jpg)
5.サカイ|柄の大小を確信犯的に着るパターンセットアップの粋
ネイビーのコットンニットの上に大胆にパッチワークされた鮮烈な赤いニットピースは、視線をやや引いて見るとショートパンツの植物柄とリンクしているのが一目瞭然。色・柄・ボリュームのバランスを完璧なまでに計算したパターンセットアップ的スタイルが斬新。
![サカイのカラースタイル](https://goetheweb.jp/uploads/2024/04/cg-19-5.jpg)
6.プラダ|端正なフォルムと共存する淡く儚いカラートーン
ともすればほっこりしがちなペールトーンのレイヤードを、モダンなカッティングのレインコートとユーティリティポケットを配したコットンベストでシャープな佇まいに。襟と足元を黒で締めれば、繊細な色合いもさらに際立つ。
![プラダのカラースタイル](https://goetheweb.jp/uploads/2024/04/cg-19-6-1200x807.jpg)