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2024.06.29

米沢屋|中田英寿が感動した、ゾノとコブクロに教わった、厚切り米沢牛の焼肉店

レストランを愛してやまない秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2024」。持っておきたい大人の隠れ家レストランをご紹介。今回は東京・深沢の『米沢屋』。

「米沢屋」の焼肉
特上牛タン¥2,750(網の上・写真は2人前)、モモ¥2,500(手前・写真は2人前)、ハラミ¥2,500(左)。自家製キムチ¥700(右)。焼肉のために開発された日本酒「eks 仙禽」¥7,500。

中田「赤身の美味しさに感動。わざわざ行く価値あり!」

店名どおり、山形の米沢牛専門の焼肉店は正肉からタン、内臓までA5ランクを仕入れ、手切りの厚切りで提供。卓上の水七輪でモクモクと炎と煙を上げる迫力ある焼き姿を堪能したのちハサミで切り分ける。女将自家製のキムチの評判も高く、遠方から訪れるファンも多い。

中田 世田谷・深沢の住宅街にあり、ゾノ(前園真聖)とコブクロの小渕君が、ここならきっと僕も気にいるだろうって誘ってくれたんです。ふたりの行きつけとのことで。

小山 タンも米沢牛なの?

中田 はい、全部米沢牛。

小山 国産のタンを入手できるってかなりの実力店じゃないと難しいよね。

中田 女将のご主人・平川新吾さんは、美味しいと聞きつけたら現地に赴いて確かめずにはいられない食材ハンターで。米沢牛の評判を聞いて山形の食肉市場まで行って仕入れルートを開拓し、24年前にこのお店を始めたそうです。

秋元 ヒデの話しぶりからして、相当美味しそうだね。

中田 はい。驚いたのは、ステーキみたいな厚切りで焼くんです。「肉汁溢れる肉々しい食感を楽しんでほしい」って女将が手切りにしているんです。

小山 いいお肉だからこそできる焼き方だね。

中田 タンはもちろんモモなど赤身も柔らかくて、脂がしつこくないからもたれない。

見城 ヒデは白いご飯と一緒に焼肉食べるの?

中田 はい、最初から白ご飯。焼肉はやっぱり米でしょう。

米沢屋/Yonezawaya
マスターのお母さんの秘伝のレシピを受け継いだ女将の自家製キムチは、添加物はいっさい使わず調味料から手作りにして漬けている。捌いた肉の切り落としを使い2~3日煮込んで作るカレー、混ぜ物なしの肉々しいハンバーグなどが黒板メニューにあればラッキー。お酒が大好きな女将による酒類の品揃えも楽しみ。日本酒も充実のラインナップ。

住所:東京都世田谷区深沢3-3-13
TEL:03-5707-5575
営業時間:18:00~23:00
定休日:火曜
座席数:22席
Instagram:@yonezawa_ya

【特集 ゲーテイスト2024】

この記事はGOETHE 2024年7月号「総力特集:恍惚レストラン ゲーテイスト2024」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

TEXT=藤田実子

PHOTOGRAPH=菅野裕二

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