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2026.10.22

ロレックス、ムーンフェイズ搭載「パーペチュアル パデローネ」

ロレックスが新作「パーペチュアル パデローネ」を発表した。

ロレックス「パーペチュアル パデローネ」

歴史的モデルから着想を得た複雑時計

1926年にロレックスが発表した「オイスター」。それまでの腕時計は、繊細に扱わなければならない装飾品と見なされていた。高い防水性と防塵性を備えたオイスターケースは、腕時計を雨や汗、ほこりなどから保護し、シチュエーションを問わずいつでも身に着けられるツールへと変化させた。これにより腕時計は日常的に身に着けともに時を刻んでいく相棒となり、多彩な装飾によって着用者の個性を表現するファッションアイテムにもなった。

そんな時計業界を根底から覆すイノベーションからちょうど100年。記念すべき節目となる今年(2026年)、ロレックスはアニバーサリーモデルの発表やコレクションの刷新を行い、世界中の時計愛好家の耳目を集めている。

新たに発表されたのは「パーペチュアル パデローネ」。本作は1940年代後半から1950年代初めに製造されていた「Ref. 8171」を着想源としている。当時としては大型の38mmケースだったRef. 8171は、イタリア語で「大きなフライパン」を意味する「パデローネ」の愛称で親しまれていた。

今回、ロレックスはその愛称を正式なモデル名として採用。年次カレンダーとムーンフェイズの2つの複雑機構を搭載しているのが特徴だ。

ダイヤル上の月・日付・曜日表示は、午前0時になると瞬時に切り替わる。特許出願のハプロシステムにより、30日と31日の月は自動的に区別される。2月から3月に変わる年に一度だけ日付調整をすれば済む、便利な年次カレンダー機構となっている。

6時位置のムーンフェイズは、ブルーエナメルディスク製で全体が見える仕様に。満月と新月はメテオライト製で、新月にはダークブルーのPVDコーティングが施される。パッドプリントによる月の表情は「Ref. 8171」へのオマージュとなっている。

ケースバックは内部のムーブメントが見えるトランスパレント仕様となり、高振動で安定した精度を発揮する新たな自社開発ムーブメント「キャリバー7190」の動きを鑑賞できる。イエローゴールド製のローターやロレックス コート・ド・ジュネーブ装飾が施されたブリッジなど、デザイン面も美しい。

ロレックス「パーペチュアル パデローネ」

本モデルは3つのバリエーションで展開される。18Kエバーローズゴールド製モデルは、グレイン仕上げのインテンスホワイトダイヤルを備え、7列リンクのセッティモブレスレットかブラウンのアリゲーターレザーストラップを選択できる。プラチナ製モデルはグレイン仕上げのアイスブルーダイヤルを合わせ、マットブラックのアリゲーターレザーストラップが採用されている。

ムーブメントには30の特許が出願されており、うち2つは本キャリバーにのみ採用される機構だ。着想元の「Ref. 8171」のデザインを継承するヴィンテージかつクラシックな装いの中に、ロレックスが誇る複雑機構が調和する。

パーペチュアル パデローネは2023年に発表されたクラシックウォッチ「パーペチュアル 1908」に続く、2番目の「パーペチュアル コレクション」に位置付けられている。記念すべき100周年を超えて、複雑機構とエレガンスを高度に結びつけ新たな形で提示しようとする、ブランドの矜持を感じるタイムピースだ。

問い合わせ
日本ロレックス TEL:0120-929-570

TEXT=宇佐美智隆

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