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2026.10.21

推定1000万円。ロレックス「デイトジャスト」、超レアな派生モデル“サンダーバード”の金無垢

連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第148回は、ロレックス「デイトジャスト Ref.6309」を取り上げる。

ロレックス「デイトジャスト Ref.6309」

超レアな最初期の“サンダーバード”

ロレックスの大定番「デイトジャスト」の派生モデルとして挙がる“サンダーバード”。

1956年、アメリカ空軍のアクロバット飛行チーム「サンダーバーズ」の隊長でドン・フェリス大佐の退官記念モデルとして、ロレックスが特別に製作したのが始まりだ。

その原型となったのは、ロレックス初の回転ベゼル搭載モデルとして登場した「ターノグラフ」。この「ターノグラフ」を「デイトジャスト」仕様にカスタムしたものが“サンダーバード”と呼ばれるようになった。

今回紹介するのは、1953年に製造された“サンダーバード”の「Ref.6309」。

ただでさえ珍しい初期モデルであることに加えて、18Kピンクゴールド製の個体であるため、希少性はずば抜けて高い。

ブレスレットは初期のスモールロゴバックルで、年式がほぼ合い状態も完璧で非常にレアな18Kピンクゴールドブレスレットが付属。

“サンダーバード”の象徴的なパーツである回転ベゼルは、初期の刻みが細かいハニカム状の“ワッフルベゼル”と呼ばれる超希少な18Kピンクゴールド製のベゼルだ。また“サンダーバード”の初期モデルらしいディテールとして、ドフィーヌハンドや楔型のインデックス、カレンダーは偶数も奇数も赤表記の初期の“オールレッドカレンダー”が残っていることや「デイトジャスト」が赤字の表記ダイヤルなどが挙がる。

ヴィンテージロレックスに該当する金無垢のモデルは多数の選択肢があるが、その中でも“サンダーバード”は特異な存在感を放っている。市場には滅多に出てくることがないので、気になる方は早めの来店をオススメする。

問い合わせ
リベルタス TEL:06-6643-9455 info@libertas-watch.com

TEXT=戸叶庸之

PHOTOGRAPH=田村朋子(トライアウト)

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