連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第118回はロレックス「サブマリーナー デイト Ref.1680」を取り上げる。

ヴィンテージロレックスの代名詞“赤サブ”
一昔前、ヴィンテージロレックスの代名詞と言えば、文字盤のサブマリーナーの表記が赤で記された通称“赤サブ”「サブマリーナー デイト Ref.1680」だった。
“赤サブ”は、1969年から1975年の期間に製造され、ダイヤルは“マーク1”から“マーク6”までの6種類に分類されている。
こちらの個体は後期型の“マーク4ダイヤル”にあたる。ダイヤルを見分けるポイントは文字盤のftの表記で、2つの文字の横棒が一直線上になくズレている点だ。これは後期型では“マーク4ダイヤル”のみの特徴である。
この時計が普通の“赤サブ”ではない理由は、国際保証書、ロレックスサービス明細、外箱(シールあり)、内箱、小物ケース、カタログ、赤タグなどの付属品がすべて揃っていることにある。しかも国内販売品であるケースは珍しい。
ヴィンテージウォッチの世界では、このように付属品がすべて揃っている状態を“フルセット”と呼ぶのだが、ダイヤルは関係なく、“赤サブ”が“フルセット”で出てくること自体が稀である。
なかなか購入できる機会は少ないと思うが、見つけたら即買いするのもひとつの手だろう。
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