連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第105回はロレックス「デイトジャスト Ref.1600」を取り上げる。

有名コレクターの名にちなんだ特別な、“バックリーダイヤル”「デイトジャスト」
1945年に誕生したロレックスきってロングセラー「デイトジャスト」。
バリエーションの多さでも知られており、ヴィンテージロレックスでも様々なタイプが展開するが、今回紹介する“バックリーダイヤル”はその中でも特別な存在感を放つ。
このダイヤル名の由来は、ロレックスのコレクターでもあり、ディーラーでもあったジョン・バックリーという人物にちなんだもの。製造期間は1970年代から1980年代と言われている。
見た目の特徴は分かりやすく、通常よりも大きく力強いローマンインデックスが配されていて、独特なクラシックな雰囲気がある。視認性が高く、白い文字盤の場合は針が黒で統一されている。
鏡面ダイヤルと違いマットな質感のため、落ち着いた印象になるのも魅力のひとつだ。
こちらの2本はともにスムースベゼルの「Ref.1600」で大変珍しい。ジュビリーブレスレットではなく、オイスターブレスレットであるのもユニークな特徴。
人と被らない「デイトジャスト」を探している方にぜひともオススメしたい逸品だ。
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