ランニングアドバイザー・三津家貴也さんと機能性を兼ね備え、アクティブシーンにも対応するアイウェアブランド・Eyevolによる第二弾コラボモデルが発売。それを記念して名古屋の栄にあるEyevol Nagoya Storeにてトークショーとスペシャル販売会が開催された。その模様をレポートする。
ランナーにサングラスは必須
「ん~やってみよう!」を合言葉にSNSを通じてランニングの魅力や楽しさを伝える三津家貴也さん。SNSの総フォロワー数は100万人を超え、10代の若者から60代まで幅広いファンを持つ。
そんな三津家さんが、アイウェアブランドEyevolとの第二弾コラボサングラスを発売。記念トークショー&スペシャル販売会が名古屋・栄にあるEyevol Nagoya Storeにて行われた。
トークショーには老若男女、多くのファンが集結。なかにはわざわざ東京から駆けつけたファンもいるなど、会場は熱気で包まれていた。そこに三津家さんが登場。歓声と拍手と共に迎えられた。
話はまず、三津家さんがEyevolとアスリート契約を結んだきっかけから。
「Eyevolさんと契約したのは4年前。今の仕事をする前に陸上の実業団の選手を1年やっていたんですが、その時にEyevolさんのことを知って。人生初の営業メールを送ったんです。『絶対に陸上競技やランニングで流行らせる自信があるので 商品を提供してください』と。そうしたら担当の方から連絡をいただいて。その後すぐにお会いして、契約しました。そのなかで、コラボサングラスも作らせてもらって、 今回は第2弾です」
コラボのベースモデルは第1弾に引き続き、「LEIFER」。Eyevolが始まって以来、根強い人気を誇るベストセラーモデルで、年齢や性別を問わずかけやすい、ややボリューム感のあるボストンウェリントンシェイプが特徴だ。
「第2弾はレンズの色が違います。第1弾は薄いブルーだったんですが、今回は薄いグレーにしました。それによってブルーのレンズより視界が開けて見えるのと、周囲の人からも目元が結構見えるので、 サングラスだけれど落ち着いたクールな印象を与えられるかなと。レンズには3itsukaのロゴも入っています」
マラソン大会に出場する際は、ファンの人たちなどに自分の顔を見せるためサングラスをかけていないが、普段の練習ではサングラスを重宝しているという。
「サングラスはめちゃめちゃ便利。まず目に直接紫外線を浴びるのを防いでくれる。何もせずにそのまま紫外線を浴びると疲労感を感じやすいんですよ。それと虫や風で目が開けづらくなるのも防いでくれますね。なのでランニング中はサングラス、もしくは帽子のどちらかが必須なんです。
僕は断然サングラス派なんですが、Eyevolさんが良いのはランニングでもプライベートでもかけられること。僕はランニングをシームレスにして、どんどん普及させたいんです。そのためにはランニングしていない人に『走りたいな』『かっこいいな』と思ってもらえることが重要なので、このサングラスにもその想いを込めています」
三津家さんへのQ&A
トークショーでは三津家さんへの質問が観客から寄せられた。その一部をご紹介する。
――最近ランニングを始めたのですが、継続する方法はありますか。
「『楽しむ』ことですね。『頑張ろう』って頑張っちゃうと絶対に続かない。なので頑張るのではなく、いかに頑張らないか。そしていかに楽しむかが大事なんです。 例えば誰かと一緒に喋りながら走るのはすごくおすすめ。人と走る約束をすると半強制力もあるし、いざ行ってみると『楽しい!』ってなる。終わってからも『ちょっとご飯行こう』『飲み行こうよ』となって、もはや飲み会がメインみたいなのでも素敵だと思います。僕はいつも『ラン・バス・ビア』。ランニング、温泉、ビールというセット。能動的に、でも頑張らないランニングをすることが一番良い」
――走りに効く筋トレはありますか。
「ランジですね。僕、ランジ大好き。“お尻で走る”っていつも言っていて、筋トレでもお尻と太腿を重点的に鍛えています。お尻や腿の裏の筋肉を使えるようになると怪我も減りますよ」
――三津家さんはトークショーの二日前にも神戸マラソン走っていて、週末も2つマラソンが控えています。毎週走っていて、疲労と故障をしないのはなぜですか。
「大事にしているのは『綺麗なフォームで走る』『フォームが崩れるような追い込んだ練習をしない』『日常を楽しむ』の3つ。怪我をしないためにもこれは大切にしています」
――自分が好きな“走る”ということを広めている三津家さんにとって、仕事はどのようなものですか。仕事に悩んでいる人も多くいると思うのでアドバイスをください。
「僕の好きな言葉で『努力の量は関係ない』というのがあります。結局は何をしたかが大事。なので『こんなに努力したのになんで結果が出ないの』と落ち込まないためにも、努力を感じない工夫をした方がいい。そのためには楽しむことが一番! 僕が『楽しめ楽しめ』って言っているのもそれが理由です。『頑張れ頑張れ』だとどこかで限界が来る。体と一緒で、心にも限度があるんです。
楽しむためにはやっぱり好きなことであったほうがいい。僕は好きなことを仕事にしていて、好きに勝るものはないと思うし、好きなことだったら、いくらでも努力できる。そしてそれは周りからみるととんでもない努力だったりする。もし、今の仕事が好きじゃなくても、絶対その仕事を選んだ理由があるはず。その気持ちを思い出して、もう1回その仕事を好きになって楽しんでほしいですね」